図書館戦争 【初回限定生産版】 第一巻

図書館戦争 DVD [初回限定生産版] 第一巻
有川浩

初読: 2008.08.25


アニメの「図書館戦争」は観ていなかったのですが、DVD初回限定版には、有川浩の書き下ろしブックレットが封入されている、ということで、、、流石に自分では買えなかったのですが、友人から借りてきてしまいました。読書感想の中に入れてもいいものか迷いましたが、まあ、読書に変わりはなし、ということで。

はい、イイ!ですよ、これは〜。堂上と郁の馬鹿ラブっぷり健在です。こういう迷惑なオバサンっているよなあと嫌な気分になりつつも、郁の無自覚っぷりと、それを苦々しく見ている堂上に笑ってしまいます。自分でやらせておきながら。というか、なんですか、犬って、ワンって!最後のじゃれつきあい(あれはどうみてもじゃれあってる!)にトドメをさされます。やっぱりラブコメの第一線は堂上と郁で決まりでしょうなあ、とニヤニヤしてしまいます。
堂上の、犬の扱い方にも惚れ惚れします。小牧に心惹かれがちですが、やはり堂上もイイ男です。ここぞというところでのポイントが高いのはちょっとずるいですねえ。

原作を読んでいる身にアニメ版は不満の残るものだったようですが、ブックレットは読む価値ありですね。本編は終わっても、こうして楽しませてくれるのはありがたや嬉やです。
ええと、Uさん、次回もよろしくお願いいたしますっっ。(土下座)


関連記事:「図書館戦争」「図書館内乱」「図書館危機」「図書館革命」「別冊 図書館戦争 T」「別冊 図書館戦争 U


Hyper Hybrid Organization 01‐02―突破

Hyper Hybrid Organization 01‐02―突破
高畑京一郎

初読: 2008.08.24


Hyper hybrid organization (01-03)

2巻目はユニコーンへの加入を果たした後の訓練所での話、3巻目は訓練所を卒業し実践を経験するまでの話、です。
1巻目に引き続き展開はとてもスローですが、その分じっくりと書かれているので飽きはきません。かなりハードな内容もあったりするのですが、面白くぐいぐいと読み進めて行ってしまいます。
最初から感じていたことなのですが、読みやすい文章であることも相まって、なんとなくコミックを読んでいるような感じになります。読むスピードもコミックと同等くらいでしょうか。勢いのままに全巻一気に読んでしまったのですが、スピード読みしたときのような印象の薄さはないですね。続きがとても気になるところなのですが、展開と同様、遅筆の作者さんだということで、じりじりしながら待つことにします。


Hyper hybrid organization (00-03)Hyper Hybrid Organization 00‐01
Hyper Hybrid Organization 00-02

00-01〜03までは、速水さんの話になります。ユニコーンという組織を立ち上げるまで、ですね。こちらを読んでから、貴久の話を読んだ方が、話に深みが出てきて面白いかもしれません。各登場人物についてもこちらで詳しく書かれているので、理解度も変わってきますし。
しかし、あれですね、速水さんが格好いいです。惚れそうです。ときどき、もどかしくなる心境もあるのですが、ああやはりわたしはこのタイプに弱いのだなあと思いました。さっさと総司令の立場をのっとってほしいです。がんばれ速水さん。


関連記事:「Hyper Hybrid Organization 01‐01―運命の日


とらわれごっこ (3)
サカモトミク

初読: 2008.08.23


待ってましたの3巻です。(2巻の感想書いてないのはつっこまないでください;)
相変わらず着物の可愛さにめろめろなりますね。今回は可愛い小物も登場して、ますます着物に興味が湧いてきました。文化祭の企画はナイスですね。男子校の諸君、ぜひ見習いたまえな感じですw

そして、まさかのライバル登場。どろどろ〜とか、面倒くさい感じの恋愛話が嫌いなもので、ちょっと身構えてしまったのですが、いやいやいや、面白かったです。押せ押せタイプの千夏ですが、嫌いじゃない、むしろ好きです。可愛いなあと思います。恋してる女の子ってなんでこんなに可愛いのだろうと、応援したくなります。

応援したくなるといえば美樹です。前回はやきもきさせられて、ちょっと困ったチャンだなあと思ったりもしたのですが、この話を読んで納得。いやしかし本当に人の括り大雑把ですね。無理やりすぎるだろうとつっこみたくもなりましたが、まあしあわせになってくれればよいなあと思います。

ほどよいまどろっこしさと、可愛いアイテムの数々。次巻も楽しみです。


関連記事:「とらわれごっこ (1)


ラブコメ今昔

ラブコメ今昔
有川浩

初読: 2008.08.22


定番となった有川浩の自衛隊ラブコメです。全体的な感想としては、まあまあ、ですね。個人的には「クジラの彼」(こちらの感想はまだ書いていません。怒涛の如く読んでいた時期に、書きそびれてしまったまま放置中です; いずれUP予定ではあります。)のほうが好きです。

好きな話もある中で、まあまあとなってしまった原因は、表題作の「ラブコメ今昔」です。今村と邦恵のお見合いから結婚に至るまでの話はすごい好きなのですが、千尋がダメでした。なんかもう読んでいて無性に苛ついてしまい、千尋が出てくると「来んなボケが」と吐き捨てたくなるような(失礼;)、とにかく嫌いな子です。今村の話だけだったら、「好きだ!」って思えたのに。嫌いと思う子が出てくると、作品そのものを受け付けなくなってしまうので残念です。これがなかったら、ケーキ2個の「好き」にはいっていたのですが、、、。
自衛官同士の結婚についてのところは、とても印象に残っています。自衛隊というのはそういう仕事なのか、と、再認識させられたというか。話として面白く読んでいるところに、ふっと現実を見せられて、心を改められた気持ちです。

「軍事とオタクと彼」は、むっちゃ好きでした。収録されている中で、これが一番よかったかな。いやもう、オタクがなんだ、イイ男じゃないか!と思いますね。弟くんの呟きに同感です。「ラブコメ今昔」の千尋にげんなりしていた分、こちらの主人公の歌穂には気持ちがスカッとさせられました。悩むんだけど、ぐじぐじするとこもあるけど、恋する女の子なら、って感じで大好きです。

「広報官、走る!」も意外に面白かったです。チラ読みしたときにはいまいち?と思ったのですが、いざちゃんと読んでみると、なかなか。その後も書かれたら読んでみたいなあと思います。「青い衝撃」は、ぐじぐじしたところがちょっと嫌だなあと思ったけれど、まあ最後の最後でしゃんとしたので後味はそう悪くはないです、が、もう一度読めるかというと、微妙なところですね。

そして、「秘め事」です。突然の死。けれど、自衛隊にとっては突然でもなんでもないことなのかも、と、「ラブコメ今昔」のラストを思い出し再度実感させられて、無性に泣きたくなりました。理由を死んだ人に載せるのだけはやめて、という言葉に、胸が痛くなります。結婚式でのお決まりの言葉は、有川浩の自衛隊作品では幾度となく出てきていますが、その台詞がこの作品では特に重く感じます。ああ、この重みが、このお決まりの台詞の本当の重さなのだ、と思うと、ますます胸が痛くなります。「広報官、走る!」の汐里が言うように、「なーんも変わってなくて、何にもなかったみたい」な日常は、どこかの誰かが守っていてくれるもの。大切に過ごさなくちゃいけないんだ、と教えられたようです。

最後の「ダンディ・ライオン」は、流し読みをしてしまいました。千尋がやっぱり苦手です。これを読めば印象変わるかな?と思ったのですが、数ページ読んで挫折しました。ダメなものはダメですね。残念!


収録作品:
「ラブコメ今昔」
「軍事とオタクと彼」
「広報官、走る!」
「青い衝撃」
「秘め事」
「ダンディ・ライオン 〜 またはラブコメ今昔イマドキ編 〜」

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