パンドラの匣 - 緋影流プラモデル製作研究所 - 何はともあれ道具から(工具類)

何はともあれ道具から

そう、何事もこれがないとはじまりません。というわけで、先ずは道具から揃えていきましょう。
ただ、必要な道具を紹介するだけだとあれなので、似たような道具の違い、重要度も合わせて解説していきます。”自分の目指す完成 ”に合わせて最初は必要最低限のものから揃えるといいと思いますよ。重要度については、”☆ ”の数で表します。当然数が多いほど重要性も高いです。そして、ここで記載する重要度は、”これからはじめる人 ”に合わせて☆の数を記載しています。既にある程度、ないし十分な技術を持ってる方には当てはまらないと思いますので、ご容赦ください。
尚、ここでの製作方法をもう一度確認します。第一に作成するキットのほとんどは”スナップフィットキット ”であること。スナップフィットキットとは、接着剤不要でハメ込むだけでパーツ同士を固定出来るキット(バンダイのキャラクターキットは、ほとんどこのタイプです)です。コレのおかげでシンナー臭を抑えられるというわけです。そして”合わせ目消し ”をしないこと。合わせ目消しの基本的なやり方は、プラスチック用接着剤を使用するのです。
細かいことは後章にまわしますが、接着剤はなくてもキットを選べば製作可能であり、ここでの紹介も接着剤を極力使わずに製作する方向で解説していきます。

工具類

◇ ニッパー  価格:100〜2000円前後  必須
ニッパー ランナー(パーツがくっ付いている外枠のことです)からパーツを切り出すのに使う工具です。これの切れ味一つで作業工程が随分と楽になります。また、出来るだけ写真2枚目のような刃を閉じた時に面一になるものを選びましょう。刃先を合わせて裏から見たときに”溝”が出来るタイプは避けた方が無難です。ただし、そういうタイプでも手間は増えますが製作は問題なくできますよ。
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◇ 薄刃ニッパー  価格:2000〜3000円前後  かなり重宝します
薄刃ニッパー ↑のニッパーの刃を薄くし、切れ味をさらに鋭くしたニッパー。これがあると、ゲート処理(ランナーとパーツを繋ぐ部分を綺麗に処理すること)が格段に早く、楽になります。ただし、価格が高い上にゲート処理のような小さな圧力をかけるだけなら問題ないのですが、ランナーをそのまま切るようなことをすると”ほぼ一発で刃がダメになる”ので、上記ニッパーと併用して作業することが前提となります。写真2枚目では、↑のニッパー(左側)との刃の比較画像を掲載しています。
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◇ デザインナイフ  価格:300〜1000円前後  かなり重宝します
デザインナイフ ゲート処理には欠かせないアイテムです。通常のカッターと違うのは、切れ味が鋭いこと、グリップがペンタイプなので細かい作業をしやすいことでしょう。替え刃ももちろん売っています。ゲート処理以外にも、シールの余白を切り落とす等用途はいろいろあります。ある程度安いものでも十分なので、必ず替え刃とセットで揃えておきましょう。何故かというと、鋭い分刃が欠けやすいからです;
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◇ ヤスリ  価格:100〜1000円前後  重宝します
ヤスリ ゲート処理にも使えますが、パーティングライン(金型の合わせ目にプラスチックが入り込み出来る、本来の意図ではない凸部)の処理、合わせ目消しと多彩な用途に使えます。種類も平たいものから、四角、三角、丸と様々です。しかし、これらの金属ヤスリは目が粗いので、場合によって使った後に目の細かい耐水サンドペーパー等で”後処理”する必要が出てくる場合もあります。一部の処理は、↑のデザインナイフでも代用可能ですよ。
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◇ サンドペーパー  価格:100〜200円前後  重宝します
サンドペーパー ゲート処理やパーティングラインの処理、合わせ目消し等で使用します。目の粗さにより番号がふられており、プラモデルで主に使うのは400〜2000番です。数字が大きくなるほど、目が細かい(仕上がりが滑らか)ものとなります。使うときは、まず目の粗いもので大きく削り、徐々に番手をあげていきます。耐水タイプの場合は、水でぬらしながら使うことでさらに滑らかな仕上がりにすることも可能です。ただし、鏡面仕上げ等の場合は、ペーパーがけの後にさらにコンパウンドによる磨きこみが必要となります。


◇ はさみ  価格:100〜1000円前後  あると便利
はさみ 基本的にプラモデルの製作においては、袋を切ってランナーを取り出すくらいしか用途はありません。しかし、この袋も活用することが出来るので、綺麗に開けるために用意しておくといいでしょう。家庭にあるふつーの鋏で大丈夫です。


◇ ピンセット  価格:100〜1500円前後  重宝します
ピンセット 細かいパーツの取り付けや、シールを貼る際に重宝します。特に、細かいパーツを取り扱う際や、奥まった箇所への取り付け等、指ではやりにくいときに活躍します。また、先端部は写真2枚目のような曲がったタイプから、細く真直ぐなタイプ、平たく広がったタイプと様々なものがあります。
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◇ リップブラシ  価格:100〜800円前後  あると便利
リップブラシ 化粧道具のリップブラシです。モールド等の細かい隙間にはいったゴミをとったり、埃をはらったりするのに使います。筆と似たようなものですが、筆でやると塗装するときにそのゴミや埃が残ってるとエライ目にあうので、それ専用のものを容易すると便利です。リップブラシ以外でも、化粧ブラシ全般、調理ハケ等でも代用出来ます。写真のものはキャップを外し反対側にさすとブラシ部分が出てきます。
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◇ ドライバー  価格:100〜1000円前後  時と場合によっては必須
ドライバー ドライバーです。用途は、まんまネジを締める為です。ただし、使わないキットではまったく使いませんが、使うキットでは必須です。基本的に使うのはプラスですが、大きさもあるので家庭にセットのものがあればそれで十分です。


◇ カッティングマット  価格:100〜3000円前後  重宝します
カッティングマット デザインナイフを使う際には重宝するカッティングマット(クラフトマットともいいます)です。もちろん木の板なんかでも代用は出来ます。ゲート処理やシールの余白の切り取り等のときに、机を傷つけずに済むので非常に便利です。大きさ、材質によりかなり値段の幅がありますが、安いものでも大丈夫です。写真のものは、「MGクラフトツールキャンペーン」でMGを買うと貰えたヤツ(絵柄はたしか4種類)です。あと2〜3枚あった気がします。


◇ プラスチック用接着剤  価格:100〜400円前後  時と場合によっては必須
プラスチック用接着剤 プラスチック用の接着剤です。合わせ目消しや、スナップフィットではない要接着剤のキットで使います。特に要接着剤のキットは、これがないと作れません(瞬間接着剤で代用も・・・一応出来ます)のでご注意を。プラスチック用は、シンナー臭が強いので換気と火の元には十分注意しましょう。


◇ 瞬間接着剤  価格:100〜500円前後  かなり重宝します
瞬間接着剤 アロンアルファでも何でもよいです。関節や可動の緩いところの凸部や、武器の保持力UPで掌の凸部に盛ったり、小さな傷や隙間を埋めたり、パーツの合いが緩い所を固定したりと使いどころが多いです。ただし、緩かったりするところへ盛る等の場合は、完全に乾いてからパーツを戻しましょうね。あと瞬間接着剤は、硬化したあとでも衝撃には弱いので気をつけましょう。


◇ ピンバイス  価格:200〜2000円前後  なくてもなんとか
ピンバイス 手回し式の小型のドリルです。刃を替えることでかなり細い穴もあけたり出来ます。パーツの破損や補強をする際に、穴をあけて中に真鍮線等を通して強度を上げたりすることも出来ますし、装甲の肉抜きや切り取る際の足がかりの穴あけにも使えます。購入するときは、径の違うドリル刃をご一緒に。


◇ ノギス  価格:100〜3000円前後  なくてもなんとか
ノギス 改造をする際に、長さをそろえたい、等間隔で穴をあけたい等で使えます。ノギスの場合は単純な長さだけではなく、内径も計ることが出来るので使うときは使いますね。ただ、改造等をしなければそれほど使うこともないでしょう。自分はラジコンをやってた時に、細かいセッティングをするのに必須だったので持ってましたが、ない場合は必要だと感じた時に買えばよいと思います。
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