先ずは、GNドライブのスリットの加工です。キットそのままでは隙間はほんのわずかなので、これをちょっと広げてやりました。加工したのは、写真で見る上側のコーンではなく、クリアパーツ下側のパーツです。といっても、単純にヤスリで削って隙間を広げたのでは、この傘を逆さにした形状が照り返しを利用して上から見ても発光してるように見せているので、その効果が薄れてしまいます。なので逆さの傘を削ったのは0.5mmほどとわずかです。その代わり傘自体の”プラの厚み”がかなりあるので、これを薄くそぎ落としてやることでスリットが大きく見えるように工夫しています。これで横から見ても上からみても発光具合がアップしますよ。
左が無改造、右が改造済です。かなり広がっていますよね。これで、クリアパーツに刻まれたローターの溝を視認出来るようになりました。しかし、発光した状態の比較を撮り忘れてしまいましたorz
続いては、脚です。色分けはこちらもしっかりされています。特に塗装しなくても十分ですが、足先の白成型のパーツの、赤いつま先との間に当たる部分は黒くした方がよりいいですね。
完成した状態。ガンダム特有の定番の大きなアンクルガードもないシンプルな形状です。
膝の曲がり具合は、綺麗に180度曲がります。これはナカナカなのですが、膝の上側の可動視点がやや上にあるので、膝上と膝下のバランスがやや悪いかなぁ。
足首の可動に関しては、HCM-Pro、HGで採用された接地性の高い特有の関節構造をしています。ただその二つに比べると、90度曲がるわけではないので若干狭いです。まぁ、股関節の可動範囲がそこまで広くなく、これくらいの可動範囲でも実情十分だったりします。
腰の作成です。最近のガンプラは、腰に関節軸が2箇所くらいあるのが定番になっていたのですが、このダブルオーは残念ながら胸の下あるだけです。しかも回転軸のみで前後左右のスイングは不可です。ぇーー、これはちょっとぉ……;; 色分けは完璧ですよ〜。
組み上げると、腰の上下で動きそうに見えますが、そう見えるだけでまったく動きません;; コスト削減で一体成型なんでしょうかね?; 構造的にスペースがないってわけでもなさ気ですし……。
脚を付けて下半身の完成です。下半身、シンプルですねぇ。上半身と比べると、やや寂しい感じもします。もう少しアクセントがあってもよかったのでは?
これで機体本体が完成しました。ぁぁ、でも全体で見るとそこまで下半身が寂しい感じはないかな?劇中で見慣れたのもあるかもしれませんが。あと、結構マッシブな体系ですねぇ。んーーー、下半身、もうちょい細くてもいいかも。
両肩のツインドライブは、前後に大きく可動可能です。ただ、前側にもってくるときは、頭部のクラピカルアンテナとの干渉に気をつけながら動かした方がいいです。
バストアップ。まぁ、発光ギミック込みの価格を考えると及第点って所ですかねぇ。パーツ構成を工夫してパーツ数を減らしつつも、色分けをほぼ完璧に再現しているのですから。
スリット改造後の点灯状態。ローターの溝が発光してても分かります。やっぱりこれくらいは隙間あった方がいいですねぇ。
続いてはGNソードIIです。パーツ構成はシンプルですが、基本の色分けはされています。ぁ、青成型のグリップガードを撮り忘れてるorz ちなみに、ここは要塗装箇所として、センサー部の薄いクリアブルー、センサー基部のグレーがあります。基部のグレーはシールでの再現も一応可能です。ただ、センサー自体は透明クリアーパーツなので、薄いブルーはなんとかしないとですよ。
このGNソードIIは、ソードモード、ライフルモードが存在します。左がソードモード、右がライフルモードです。一応どちらの形態へも組み替え無しの変形が可能です。
最後は、GNシールドとGNビームサーベルです。こちらも色分けはおっけーです。付属のビームサーベル刃は、1/100スケールでは、MGから共通の標準的なものですね。
ぁ、この二つは連結させることも出来るんですが、連結状態の写真を撮り忘れてる〜_/ ̄|○ 本レビューでのお楽しみということで;; ちなみに、設定通りGNブレイドの伸縮も可能ですよ。
異例の2回のレポでの完成となりました。いやぁ、ホントに作りやすかったですよ。全体のプロポーションバランスは、ちょっとな部分もありますが、プレイバリューを考えるとまぁまぁの仕上がりではないでしょうかね。ただ、従来の1/100での特徴だった追加ディティールがほとんど見られないのがちょっと残念かなぁ。しっかりあったのは頭部のみだと思うので、もう少し全体的にあってもよかったと思います。 細かい点は、レビューUPをお待ちくださいませ_(._.)_
さて、次回は残ったアヴァランチを仕上げにかかりますよ。そして次こそは帰省の関係で更新は週明けになってしまいます;; では、次回をお楽しみに〜。