MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0 作成レポート その1 + まさみの腕の怪我の経緯について

2009.01.19 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
久しぶりの更新です。本来は先週の月曜あたりも更新するはずだった……のですが、まさみの怪我により更新は一時的に停止していたわけです。その怪我の方はTOPにも書かれている通り左肘の靭帯を損傷したからなのですが、そちらではその経緯については何故か伏せられています。なので、ここではその経緯について暴露してしまおうかと思っちゃったわけです。ぁ、もちろん2連続でプラモとは無縁の話で終わったりはしませんよ? ちゃんと「MG 1/100 量産型ザク Ver.2.0 作成レポート その1」もお届けしますので、今回は豪華2本立てです?

事件がおきたのは、1/9(金)の16時前後”らしい”です。”らしい”というのは、まさみは当日先に単身実家に来ており、その時間自分はまだ仕事中だったからです。通常は、仕事が終わった際、もしくは実家の最寄り駅に着いた時点で電話をいれるのですが、その日は電話をせずにそのまままさみの実家の方まで行きました。そして、ドアを開けるなり愛犬の洗礼を受けつつ……

影  :  「ただいまです。駅から結局歩いてきちゃいました。」
母さま :  「いらっしゃーい。お疲れさま……大変だったのよぉ、まみちゃんが;」
影  :  「……は??」
母さま :  「とにかく中へ、ぐちゃぐちゃだけどぉ…」
影  :  「ぇえ? は、はい。」

──な、なんだろう? ぐちゃぐちゃ? まさみ大変?? と考えながら居間へ進むと

まさみ :  「おかえりなさーい。あ、あはははは…。」
影  :  「……………何その腕!?」

──まさみの左腕は、包帯ぐるぐるぐるぐる。

まさみ :  「ぇ、えっとね、箪笥を動かしてて…イケルと思ったんだよ? 思ったんだけどね……だめだった;」
影  :  「またかっ!! で、病院は??」

──と居間と繋がってる向かって左手の和室に視線がいくと、とんでもない有様に……

まさみ :  「……行ってない; とりあえず骨は大丈夫だと思うんだけど;」
影  :  「はぁ、てか、その根拠のない「イケル」はやめなさい;;」
まさみ :  「で、でもね、ほんとイケそうだったの、ね、お母さん?」
母さま :  「う、うん。ただ、わたしが予想以上に力なくなってて…」
影  :  「もう、二人して何やってるんですかーーーっ!!」
まさみ :  「……ご、ごめんなさい;;だけど、ほら、二人とも(まさみの弟と自分)帰りが遅いから、それまでにやっちゃおうと思って…」
影  :  「”でもね”とか、”だけど”じゃないでしょ!! ちゃんと待ってればこんなことにはならなかったでしょ!!」
まさみ :  「……その通りです;; ただ、とりあえずお母さんが怪我しちゃいけない、怪我しちゃいけないってがんばったの;;」
影  :  「まぁ、そこはエライ。けどねぇ、待ってれば二人とも危険にならなかったし、まさみもそんな怪我しなかったんだよ?」
まさみ :  「……はぃ;;」

──その間も愛犬はくるくるくるくる”かまって〜〜”と元気よく周りを走り回っていました。

とまぁ、こんな感じだったわけです。実際のところ、上下に分かれる大きい箪笥を動かそうと中身を抜いて上段を降ろし、下段を動かした後に上段を戻そうとして怪我をしたようでした。上段の重さは自分で持った限り70〜80kg、昔の欅箪笥なのでかなりの重量です。それを下段(高さ60cmくらい)の上に戻すというのだから、女手二人では荷が重いというものです。結局、弟が帰る前に自分一人で持ち上げて載せてしまいましたが。
まさみの方は、2度目の病院で最終的に完治するまでには2ヶ月という診断。ハァ……せめて、自分が帰るまで待ってくれれば……一瞬で終わったのに_/ ̄|○
後日(というか昨日)、とりあえず自宅に戻ってきたまさみですが、これからしばらくは家事全般を自分がすることとなるので、お詫びとしてMGザクキャノンを買ってイタダキマシタ♪ まぁ、ちょこっとはオネダリしましたが、想定外だったので嬉しいですね。その分家事、特に料理はがんばらせてもらいましょ〜。

さて、では本題? に入ります; ちょっと前に予告した「MG 1/100 量産型ザク Ver.2.0 作成レポート その1」です。発売日に買ってから随分と放置playしていましたが、ようやくの製作開始です。パッケージ等を見てもかなりの良キットと思わせます。ジオニズムの結晶とも言うべき”ザク”の出来栄えを存分に堪能することといたしましょう。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

先ずは、特徴的なランナーがあったので、そちらの紹介から。これは、動力パイプのランナーなのですが、パイプ内部の素材と、外装の素材とが一体成型されています。丁度、ガンダムVer.1.5、ペガンの脚部と似たような構造です。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

赤○で囲われたのが動力パイプ内部パーツ、青○で囲われたのが動力パイプ外装ということになります。詳しくは↓で書きますが、動力パイプ外装をカットし、そのまま内部パーツへスライドさせると、動力パイプが完成するという仕組みのようですね。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

では、いつもの胴体から作成です。パーツ数は、上半身のみなので最近のMGとしては標準的といえるかもです。尚、いつもの如くシリンダー周りはゴールドとシルバーのアクセントを。それから動力炉(核融合炉)もゴールドでアクセント塗装しています。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0 MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

部分塗装した箇所を集めてみました。シリンダー類はあちこちありますが、残念ながら全てダミーです。まぁ、ここらが全て可動するとなるとPGクラスですし、ダミーでも造型として作られているだけ十分です。部分塗装すると、ホントに動くように見えますから。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

発売時には、雑誌等で紹介され有名になったショットです。コックピット真下、丁度腹部に当たる位置に動力源の核融合炉が配置されています。これは、Ver.2.0での新解釈ですね。ちなみに、核ということでお馴染みの放射能のマーキングシール(ドライデカールもあります)が付属。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

胴体内部の完成です。コックピットハッチなんかはすでに取り付けていますが、あまりごちゃっとしていないシンプルなモノコック構造です。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0 MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

後ろには大きな穴があいていますが、バックパックのジョイントが収まる箇所となっています。肩関節は、引き出し式(しかも水平にではなく、斜めに引き出されます)で先ほどのシリンダーパーツが使われています。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0 MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

では、動力パイプの切り出しからはじめます。先ずは動力パイプ外装と内部パーツを一緒にランナーから切り離します。このときにゲート処理も一緒にしてしまう(写真2枚目)とやりやすいです。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

ゲート処理が終わったら、外装を内部パーツにスライドさせていきます。こりゃ楽だ〜〜。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0 MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

墨入れをして動力パイプの完成。写真が2枚ありますが……これはさしたる意味はありませんので、お気になさらずにorz

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

先ほどの胴体に動力パイプを取り付けます。ん〜〜、ザクらしくなってきましたね。やはり、ザク、グフはこれがないとね!

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

後ろから。動力パイプの後ろ側は、特別仕様のポリキャップにはめ込む形になります。動力パイプ上下にもスリットがあいていますが、この部分全部がポリキャップで、上下のスリットにはランドセルがはまります。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0 MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

続いてランドセル、胴体外装のパーツです。少なめ〜。ただ、便宜上スラスター部は部分塗装の為に組み合わせてしまっています。スラスター部は、内側をゴールド、外側をシルバーで。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

これで、胴体が完成。いいですねぇ、この丸みがありシンプルな形状が。この緑もすっかりザクの色として定着しています。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

あれ、ランドセルってこんな感じの色合いでしたっけ?成型色ですでにこうだったので、こうなのでしょう……。この色は旧ザクと同じかな??

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

続いては頭部です。パーツ数はやや多め。動力パイプの外装が従来の完全別パーツ化していたら、もっとですね; モノアイ部はノーマルの無色クリアパーツなので、裏から蛍光ピンクをあてています。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0 MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

頭部内部はこんな感じ。首の動きにモノアイを連動させる為の歯車が見えます。さらに頭頂部とモノアイカバーを取り付けて内部の完成です。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0 MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

加えて動力パイプ、外装を取り付けて頭部も完成。首と頭の付け根部分は、後のゲルググVer.2.0と同様の構造をしているので、シリンダー部(前後に2本ずつ計4本あり)を部分塗装したのですが、残念ながら完成後はあまり外から見えないようですorz 後ろからだとチラッとだけ見えますね。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

頭頂部外装には、お馴染みの指揮官機用のブレードアンテナがついたタイプ+リアルタイプのブレードアンテナが別途付属します。しかし、シャア専用ザクもありますし、とりあえずは一般兵用のアンテナなしタイプを作成します。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0 MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

首の動きにあわせて、モノアイが連動可動します。これは、先に作ったゲルググVer.2.0、シナンジュで体感済(順序がかなり違ってますが・・・)なのでオドロキとかはないんですけど、やっぱこのシステムはいいですね。それにゲルググ、シナンジュは、共にモノアイが外側からは見えにくいので、これだけくっきり見えるモノアイがくりんくりん動くのは見てて楽しいです。

MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0

胴体に頭部を取り付け、さらにザクらしく。いいですねぇ〜。なんか、ザクってかわいくないですか?

画像も多くなってきたので、今回はここまでです。いやぁ、作ってて楽しいですよ、ザク。小さい頃はモノアイってあまり好きになれなかったのですが、最近は味があっていいと思うようになっています。ツインアイ系ももちろんよいのですが、モノアイ一つでこれだけ表情が付くっていうことに惹かれます。この調子でザクIもVer.2.0化して欲しいですね。
次回は腕、いけたら腰まで作ってしまおうと思います。ただ、ケルディムが出るので、そちらを先に作ってしまう(無印1/100ですし製作時間は少ないでしょうから)かもです。では、次回をお楽しみに〜〜。
    

            

開発計画 | 備考 2009年01月 | MASTER GRADE | HOME |