1/100 GN-006 ケルディムガンダム 作成レポート その2

2009.01.24 | author: | 開発計画 | 1/100 OO
さてさて「1/100 ケルディムガンダム 作成レポート その2」です。昨日で胴体には発光ユニットを仕込むスペースはあるものの、改造の必要があること、腰は回らないこと、ケルディムのGNドライブは発光ユニットを仕込めないことが分かりました。今回は、頭、腕、腰の作成をしたので、昨日予告したGNドライブの”光らない代わりの隠し玉”を解明していきます。

1/100 GN-006 ケルディムガンダム

最初は頭の作成です。パーツ構成は、デュナメスに似ていますが、基本はダブルオーの仕様です。下あごから頭部下が1パーツで成型され、発光ギミックに対応できるようメインカメラ部、ガンカメラ部のクリアパーツがポリキャップと密着するつくりになっています。

1/100 GN-006 ケルディムガンダム 1/100 GN-006 ケルディムガンダム

メインカメラの方は、塗装するか(もし後々発光化させるなら)、シールで済ませるか悩みました。結局シールにしたのですが、シールにも2種類あります。写真左は通常シール。写真右はホログラムシールです。ホログラムの方が反射具合はいいのですが、今後のアリオス、セラヴィーがホログラムシールが付くか分からない点、少なくともダブルオーとの統一がされない為、最終的に通常シールに決めました。

1/100 GN-006 ケルディムガンダム

そして、これがホログラムシールです。メインカメラ部、ガンカメラ部、GNドライブと3つ分のシールが用意されています。自分は、ガンカメラはクリアブルーで塗装、メインカメラは通常シールを使うので、このホログラムシールを使うのはGNドライブのみです。あと、この余白部はつかえそうですね・・・。

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こちらはトランザム時の精密射撃時に出現するフォロスクリーンです。クリアーパーツは、全て無色透明なので、こちらはクリアブルーで塗装しています。モールドのみにクリアブルーを入れるか悩んだんですが、結局全部クリアブルーで。

1/100 GN-006 ケルディムガンダム 1/100 GN-006 ケルディムガンダム

頭部の完成です。部分塗装箇所は、額のクリアーレッド、頬のグレー、ガンカメラのクリアブルーとフレームのシルバー(これはデュナメスで使ったアレンジです)といった所です。ただ…………このクリアーレッドのガンカメラのカバー? は、開閉するのかと思いきや!! 開閉選択式です_/ ̄|○
「何じゃそりゃああぁぁぁぁぁぁ………」by コーラサワー
状態ですね;

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開閉選択式なので、額のクリアパーツは簡単に外せます;; と言うわけで、ガンカメラのアップでも。HGでも開閉式だというのに、1/100でこれはあんまりでは…。まぁ、ピンバイスで穴開けて真鍮線でも通してやれば開閉式に出来なくもないですけどね……しちゃおうかしら;;

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胴体に取り付けます。しかし、首の上下方向の可動範囲はかなり狭めだったり。そういえば、ダブルオーもですが、展開式のクラビカルアンテナって、2ndシーズン以降のガンダムにはないんですね。

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トランザム時の精密射撃の際に発生するフォロスクリーンの展開ギミックです。先ず、バックパックからスクリーン発生装置を引き出します。

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あとは、そこにフォロスクリーン用のクリアーパーツをはめるだけ。ただ、これも理想で言えばPET素材にモールドをプリントした方が雰囲気でるでしょうね。1/100でクリアーパーツだと厚みがありすぎます。

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気を取り直して、腕です。腕のパーツ構成もダブルオーと似ています。上腕の内部パーツは恐らく共通っぽいですし、腕の肩とのつけ根も同じ感じです。ここでの部分塗装箇所は、肘のGNコンデンサーのメタリックグリーン、腕のグレーのラインです。

1/100 GN-006 ケルディムガンダム 1/100 GN-006 ケルディムガンダム

このケルディムにも握り手だけじゃなく、拳が付属します。そして、肘の可動範囲はダブルオーと同じくちょっと狭め。代わりに手首近辺が曲がるのも同じですが、このケルディムは掌と手首のジョイントがボールに戻っています。これは良いことです。

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肩には、武装のジョイントがデザインされています。外見こそ違えど、デュナメスの肩部のジョイントと機構は同じです。

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左肩に取り付ける装甲(シールドビット)のパーツです。ここもちょっと手抜きと言うかなんというか、、、肩とあともう1箇所のシールドビットの裏面は、別パーツ別成型色できちんと再現されています。しかし、残る6基のシールドビットの裏面は表パーツに裏側が成型された状態です。つまり…HGと同じということです。ジョイントの絡みもあるのかもですが、半端なことをするのであれば、統一して欲しいものです。

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左手の完成です。シールドビット、意外と大きいですよ。ちなみに肩に直接ついてるわけではなく、ジョイントパーツを介して取り付けられています。

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これで上半身が完成となりました。ちょっと無骨な感じがいいですね。最初設定画を見たときは「うーーーん」と思ったものですが、立体化してみると、そう悪くもない感じです…問題点多すぎですが;

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続いては腰です。パーツ構成が多いように見えるのは、”尻尾”があるからです。そこにGNドライブがあり、さらにそれを覆う5基のシールドビットで構成されています。腰部の内部パーツはダブルオーと酷似しています。

1/100 GN-006 ケルディムガンダム 1/100 GN-006 ケルディムガンダム

腰と尻尾の完成。ただ、今回のケルディムは、意外と胸の部分での回転、前後のスイングが出来ます。まぁ、意外ととはいってもあくまで多少の範囲ですけどね。

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GNドライブ部には、さきほどのホログラムシールでGNドライブの発光状態をイメージしています。多少それっぽい感じです。クリアーパーツを薄めたクリアグリーンで塗装することも考えたのですが、ホログラム部分がどうなるかが怖くて結局そのまま;

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尻尾、、、かなり巨大です; ちなみに、尻尾についてるシールドビットは、先端部は肩と同じく裏面別パーツです。それ以外の4基は手抜き状態。
裏側は、一応グレーで塗装しています。あと肩のシールドビットと同じく、裏面別パーツのものに関しては、メタリックグリーンでアクセントを。

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腰上の完成です。無骨さUP↑です。ミリタリーな感じがよいですね。ぁぁ、腰の可動範囲の写真撮り忘れ……レビュー時にでもあらためて撮ります;;

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後ろから。なんか、キュリオスっぽい?? ほんと巨大な尻尾です。しかし、このシールドビットを全て射出してまうと、GNドライブ丸裸…; これって問題ありなのではないですかねぇ……。

今回は以上です。んんんんん、いろいろと問題の多いキットです。裏を返せば、イジリ甲斐があるとも言えるのですが、これでは1/100の存在意義は、ただ大きいだけという感じです。……微妙すぎる!! 2ndシーズンの1/100シリーズは、失敗かも; 来月にはアリオス、そして3月にはセラヴィーも出ることが決まっていますが、雲行き怪しくなってきましたよorz では、次回をお楽しみに〜〜。
    

            

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