1/72 RVF-25 メサイア ルカ機 作成レポート その3 + テトロンシールの貼り方 part1

2009.03.01 | author: | 開発計画 | MACROSS 緋影流プラモデル製作研究所
ちょっと日付またいじゃいましたけど、「1/72 RVF-25 メサイア ルカ機 作成レポート その3」です。なんとか更新は出来ましたが…腕のみの作成に留まりました;; しかし、今回は飛びです。さんのご要望のシールについても一部取り上げさせていただいております。本当は、全部のシールを貼ってく際の写真をあげていけばいいのですが…3つの点から厳しいのが現実ですorz
・シールを貼る→両手がふさがる→嫁さまに写真を撮ってもらわねばならなくなる(嫁さまもいろいろ多忙でして;)
・シール枚数が百枚以上にもなるキットをシール1枚1枚撮っていくと、作成レポートとはいえログが非常に長くなりすぎてしまう。
・撮影にかかる時間も馬鹿にならず、レポートの紹介がその分遅くなってしまう。
以上の理由から、代表的な貼り方を紹介するに留まってしまうのが現状です。申し訳ないです〜。本当は「プラモデル研究所」の”初歩と製作上のポイント ”で紹介する予定でしたが、これだけちょっと早めの公開です。
と言うわけで、今回は「テトロンシールの貼り方 part1」ということで紹介させていただきます。では、早速腕の作成に入りましょう〜。
あと、文末に今日の買い物で奇跡的に見つけた「あるイイモノ」をご紹介〜。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機 1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

先ずは、昨日作成した機首と頭部にシールを貼って仕上げました。機首はこんな感じです。マニュアルを見ると……”− ”状のモールドは、ルカ機だと白ですね…まぁ、いっかぁ;;;; いいということにしてください_/ ̄|○

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機 1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

続いて頭部です。頭部は、追加で部分塗装も加えています。というのも、アンテナのつけ根等、グレーの箇所がいくつかあったので、部分塗装しています。ちょっとピントぼけちゃいました…すみません;;

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

ここからは腕部の作成です。いつもだと右腕(が先の作成なので)を作例として紹介しているのですが、今回は左腕の紹介です。というのも左腕にはブレードフィンが取り付けられる構造となっているので、これまでのVF-25系とはちょっと違うからです。写真右下に同じパーツが2個ありますよね。右がノーマル、左がRVF-25用となっています。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

これは、肩口のジョイントパーツです。肩関節も緩いのですが、ガンポッドを持たせたときに重さに耐えられないほど緩いので、瞬接をちょっと盛っています。昨日も説明したとおり(し、したよね? してないかな…ログ見たらちょっとしかしてなかったorz)、ABSはそのまま瞬接をもってもペリっとすぐ剥がれてしまうため、ナイフの刃を立たせてちょっとだけ削ってやることで細かな凹凸が出来るので瞬接が定着しやすくなりますよ。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

こちらが、↑で説明した腕外側装甲のアップです。右がノーマル、左がRVF-25用ですが、手首近くに妙な突起がありますね。これがブレードアンテナ固定用の軸になります。尚、ブレードアンテナの作成は、もう少し後で〜。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機 1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

これで腕部の完成。ブレードアンテナ固定用の軸がある意外は、ノーマルのVF-25となんら変わりません。色が見慣れませけどね。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

では、ここからは「テトロンシールの貼り方 part1」のご紹介〜。↑で作成した出来立てほやほやの左腕にシールを貼っていきます。貼るのは2箇所。本来は肩の赤い部分もそうなのですが、ここは部分塗装してしまっているので、今回はパスです。 先ずは、赤○で囲まれた場所にシールを貼るので、ここを中性洗剤(家庭にある台所洗剤です。一応成分確認してね)を薄めたものをしみこませたティッシュ等で油分をふき取ります。油分は、作成で触れた人のものもありますが、成型段階で塗られる”離型剤 ”(金型からランナーを剥がしやすくするために型に塗られる油です)が残ってることもあります。尚、中性洗剤で拭いたあとは、乾拭きしてくださいね。これはテトロンだけでなく、ドライデカールやスライドデカールでも同様ですよ。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

取説をよく見て、該当する番号のシールを剥がします。このとき接着面に触れないよう気をつけます。自分はデザインナイフでペリっと台紙から剥がしますが、人によってピンセットだったりいろいろです。やりやすいやり方でどうぞ〜。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

貼り付ける場所を確認しながら慎重に位置を決めます。このときシールを塗らしておくと位置決めをしやすいのですが、自分はそのやり方はせず、角となる位置を決めて角度を慎重にあわせながら貼っていきます。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

綿棒(その場合は先の硬いものを)や爪楊枝、ツメ等、人によって様々だと思いますが、空気が入らないように中央から外側に向かって密着させていきます。このとき、爪楊枝やツメといった硬いもので密着させる場合は、シールを傷つけないように気をつけましょう。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

この肩つけ根のパーツの場合、変形時にシールの端を引っ掛けやすいのですよ。これはVF-25系のみで使う自分流の貼り方ですが、わざと写真のようにほんの0.数mmだけはみ出させます。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

そしてこのはみ出た部分をプラスチックの角ごと(といってもほ〜〜〜んとに極僅かですよ)削り落とします。ようは煮物、煮込み料理の面取りのような作業をします。あの面取りほど削り取りはしませんが、ほんの僅かでも削ってやることで、変形時に角を引っ掛けるのを防ぎます。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

続いてちょっと難易度の高い肩のシール貼りです。ここはシールが平面なのに対し、貼る面は立体的となっています。先ずは、通常通り慎重に位置決めします。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

位置が決まったら、この貼る場所の側面は6面なので、それぞれの角(赤○で括られたところ)をナイフで中央側をちょっと残すような感じで切り込みをいれていきます。このときシール全部を切ることはしないでくださいね。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機 1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

あとは、1面1面綺麗に側面を貼っていきます。写真左でナイフがあったところが、右で見るとそこだけ貼られているのが分かりますよね。尚、こういう場所の場合は綿棒はダメです。と言うのも綿棒の繊維がまだ貼っていないシールの面に触れて付着してしまうからです。こういうところは爪楊枝みたいなもので、傷つけないよう慎重に押さえつけていくのが良いでしょう。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

全ての面を貼り終えると、写真のように綺麗に貼り終えました。こういう曲面や多面体の場合は、本来水転写デカールの方が適しているのですが、変形時に擦りやすい場所でもあるので、今回はテトロンを使用しています。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

最後は中央に貼る”SMS ”の文字(右肩だと隊ナンバリング)です。ここは、そのままだとシールのサイズが大きすぎるので余白を赤線で記されたようにカットします。今回粘着面の確保もあって上下は切ってませんが、上下の余白も切り落とせばより綺麗な仕上がりになりますよ。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

慎重に位置を確認しながら貼って肩口のシール貼りが完了です。もし余白を切っていないと、先ほど貼った外枠にまでシールがかかってしまいますので、ここは最低限左右だけは切り落とした方がよいですよ。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

右肩も同様に貼って完了です。肩の赤い部分のシールは、もし貼るのであればスライドデカールの方が向いています。接着面が極端に狭いのに折れ曲がっているので、時間と共にテトロンだと剥がれてくる恐れがあるからです。もしくは、写真のように部分塗装してしまうのも手ですよ〜。
以上、「テトロンシールの貼り方 part1」でした。

今回のRVF-25の作成レポはここまでです。本当は脚まで逝きたかったんですけどねぇ…いろいろと諸事情で無理でした;; 申し訳ない〜〜。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

さて、今日はまさみが図書館へ行くということで荷物もちで付いていくことに。その図書館の近くに地元の小さな模型屋があるので、帰りがてらゴースト用の”トップコート 半光沢 ”を入手(つや消しは手持ちあるのですが;)しに立ち寄りました。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

ついでにダメもとで店員さんに聞いてみると、なんとすでに生産終了している”ガンダムマーカー メッキシルバー ”がまだ残ってる!! ということで、ストックとして3本入手してまいりましたっ。自分が小学生の頃からあるほんとに小さな模型屋ですが、新商品(ルカ機もスーパーパーツも在庫ありました)の品揃えもばっちりな所です。オマケに1割引もしてくれるので、ちょっと塗料が足りなくなって急に入用等の時には、交通費を考えると地元のこの模型屋の方が安上がりなのです。オマケにこういう掘り出し物もある…ありがとう、○○模型さんっ!

次回は、脚を作成します。ただ、脚はVF-25系共通なので、色以外は特に目新しい点はないかもです。その代わり「テトロンシールの貼り方 part2」をやる予定なので、ご活用くださいな。ただ、今日のように日付が変わってしまうかも…出来るだけ早い時間に公開できるようがむばります;; では、次回をお楽しみに〜〜。
    

            

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