MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0 作成レポート その2

2009.05.23 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 グフVer.2.0 作成レポート その2」です。今回は、頭部の製作です。ザクキャノンでは、動力パイプの組み立て方法が昔に戻ってしまっていましたが、このグフではどうなのでしょうか? ザクキャノンとは違い、グフには頭部にも動力パイプがあるので(代わりに? 脚の方がないですが)、早速実践です。一見すると昔の組み立て方法ぽいのですが、はたして…。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

先ずは頭部の内部パーツから。構成は、頭部、首共にザクのものと同じですね。パーツ形状はさすがに異なりますが、ザクVer.2.0、ザクキャノンと作ってきたので、見慣れた感じもします。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

内部の組み立てが終了。ザクキャノンが全周型のモノアイだったので、元に戻った〜って思ってしまいますね。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

首の構造も同じなので、頭を上げる動作をすると、首のシリンダーが伸びている状態をうかがえます。最近のVer.2.0系は、首周りもしっかり内部が作られていて、感心、感心。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0 MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

続いて、外装と動力パイプのパーツ郡です。撮り忘れてしまったブレードアンテナと動力パイプ後頭部側の基部は右写真にご用意。動力パイプの装甲は、ランナーに付いたまま作業を行なうのでここでは省きます。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

では、問題の動力パイプの製作です。ザクがVer.2.0化したときには、写真の赤○で括られた部分に装甲が通された状態でランナーに付いていましたが、今回のグフでは、別ランナー化されています。組み立てるときに赤○の部分を切り落とさないように気をつけましょう。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0 MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

動力パイプ用装甲のある外枠ランナーには、赤○で示したようないびつな形状をしています。この凹んだ所に、先ほどの動力パイプの芯を差し込んでやると…右写真のようにランナーに付いたままの装甲にグサッと刺さります。
そう、ザクVer.2.0と同じ状態になるわけです。尚、差し込むときには、角度が決まってるので気をつけましょう。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0 MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

そしたら、ランナーから装甲を切り離してやり、ゲート処理、パーティングライン消し等の表面処理をします。終わったら、右写真のように動力パイプの芯本体の方にスライドさせてやります。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

あとは、同じ要領で、また次の動力パイプ装甲の列に差込み、切り離すのを繰り返すだけとなります。ザクVer.2.0では、スライドさせるのが少々固かったのですが、今回のグフでは、差し込む方側が緩めに、奥にスライドさせると少しだけきつくなるように成型されてるようで、ゲート処理や、スライド自体等も非常にやりやすかったですよ。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0 MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

頭部の動力パイプは、片側で13個の装甲を使用します。全ての処理を終えたら、ガイドレールを切り離して(右写真)動力パイプの完成です。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0 MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

もう片側も作り、頭部外装と合わせて取り付ければ、頭部の完成。なかなか男前ですな〜。一見するとVer.1.0と大きな違いがないように見えますが、ブレードアンテナ、モノアイスリットの形状変更、正面ダクトの大型化等、結構違いがありますよ。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

何より嬉しかったのは、眉間?のモノアイ側に張り出した部分が、一体成型になってる点。Ver.1.0ではここが別パーツ化されていて、合わせ目消しをしないと非常に目立つ部位だったのですが、組んだそのままで大丈夫となっています。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

胴体と合わせてみましょう。ん〜〜、アニメっぽいグフですね〜。頭部ダクトが大型化しているのが、そう感じさせるのかなぁ。たしかにこういう所は、小さくした方がカッコよくはなると思いますけど、今風になりすぎるのは…ちょっとね。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

も・ち・ろ・ん、頭部の動きに合わせて、モノアイが連動可動します。このギミックはお気に入りなので、定番化されてよかった〜。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

首の上方向の可動範囲は、後頭部がなだらかに首へと繋がるラインになってるので、結構動いてくれます。これは設定デザインのおかげですね。

いかがでしたでしょうか。動力パイプの組み立ては、ランナーが別になってるというだけで、基本的にザクVer.2.0のときと同様の手順で組み立てられます。ただ、ザクではゲート1箇所だったのに対し、ゲートが2箇所なのがちょっと面倒っちゃ面倒ですが。でもまぁ、パーツをなくす心配も少ないですし、組み立てやすいですね。さて、次回は腕の製作です。やっぱりマッシブなのかな〜…楽しみですね。では、See you next time!
    

            

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