MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0 作成レポート その7

2009.05.28 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 グフVer.2.0 作成レポート その7」です。今回で、このグフVer.2.0のレポートも最終回。最後はいつもの如く付属品の製作です。ザクのようにオプションが豊富というわけではありませんが、今回のヒートロッドはこれまでとはアプローチが異なります。その辺りを製作手順も踏まえつつ紹介していきましょう。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0 MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

ヒートロッドの前にシールド類を製作してしまいます。パーツ構成はオーソドックスなものです。覗き穴? の部分は別パーツかされていますので、この部分だけ色を換えることも簡単に出来ます。追加の塗装箇所は右写真で紹介。一部にシルバーを追加していますよ。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

シールドの完成です。シンプルですが、エッジがきちっと立った綺麗な仕上がりです。覗き窓も別パーツ化しているので、ディティールがぼやけることなくシャープな印象ですね〜。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

裏から。今回一部の段落ちモールドの所にのみグレーをいれていますが、中央部分を全体的にグレーで仕上げてもよいでしょう。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0 MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

続いてヒートサーベルです。パーツは、グリップと柄とに分かれたものに、クリアーパーツの刀身を合わせるもの。ヒートサーベルなのに刃と柄が分離しているのを不思議に思い調べてみると…「形状記憶セラミック粒子が柄に収まっていて、抜刀するとそれが展開して刃の形になる」とのこと。そうですよねぇ。ビームサーベルぽく見えますが、ビーム兵器の実装は、ギャンやゲルググの世代からですから。後付設定のようですね。
グリップの一部にメカグレー、柄の所にゴールドを追加であしらいました。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

ヒートサーベルの完成です。ビーム兵器ではないというのもあって、つや消しのクリアーパーツにしたんでしょうかね。でもまぁ、この刀身も意外と良いですよ。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

サーベルグリップはシールド裏にマウント可能です。ただ…固定方法が、手に持たせる保持用の凹部を利用するので、付け外しで緩くなりやすいと思われます。てか、補強しないと確実に緩くなるな、コレはorz

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

さぁ、お待ちかねヒートロッドの製作です。今回のヒートロッドは、中に真鍮線や銅線を通すのではなく、ボールジョイントで一つ一つつなげ合わせていきます。
先ずは、先っちょの部分の製作から。中央4つのパーツが先端部分になります。そう、なんと先端部分もグニグニ動くのですよ。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

先端部分を組み上げました。右下に赤○で括られたパーツが1個だけぽつんとありますが、これが先端以外のヒートロッドを構成するパーツになります。このパーツをなんと44個も繋ぎ合わせます。普通に切り離して組んでいくと、無くしそうな悪寒が激しくします;

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0 MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

ただ、今回のグフVer.2.0では、そういう懸念もちゃんと考慮されています。左写真のように先ず1つだけパーツを切り出し、それをランナーに付いたままのパーツに先に組んでしまいます。その状態で、組んだパーツを切り出してやります。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

後は、同じ要領で差し込んでは切り離しを繰り返すことで、少しずつ長さを伸ばしていけば、パーツを紛失する恐れもないわけです。しかも、ゲート口はボールジョイントだけにありますので、ゲート処理も必要ありません。このパーツの素材もポリエチレン、つまりポリキャップと同種の材質なので、切り出しも非常に楽ですよ。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

あとは44回繰り返せば…と書くと面倒に聞こえますが、ゲート処理の必要がないのであっという間に終わります。で、かなりの長さになるので、とりあえずトグロを巻かせてみました。意外と柔軟に曲がりますよ、コレ。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

さらに先端部分も取り付け。ご覧の通りグニャンと曲がります。中に銅線等を通したものと比べると動きに制限はありますが、好みの長さで調節できるメリットもあります。銅線を通したものだと切断しないといけないのに対し、簡単に取り外しが出来ますからね。

MG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0

長さを測ってみると、最長でなんと23〜4cmもあります。上のスケールが12cmで、丁度ヒートサーベルの刀身の長さになっていますが、実質その2倍の長さにもなるわけです。

ヒートロッドの出来には、思いの外驚きました。想像以上に柔軟に曲がる上に、意外と保持もしっかりしています。ただ、自分の場合はボール部分に塗装を施しているので、その影響もあるかもです。さて、これで全てのレポートが完了しました。残すはレビューとなります。多分明日か、明後日には公開出来ると思いますので、オタノシミニ〜。では、See you next time!
    

            

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