MG 1/100 F91 ガンダムF91 ハリソン・マディン専用機 作成レポート その2

2009.06.06 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
今日最初のネタは、「VOLKS FSS IMS 1/100 the BANG」です。永野護原作の「Five Star Stories」に登場するMH(モーターヘッド:ガンダムでいうMSのような呼び名)である”破裂の人形 the bang ”を、1/100のプラスチックキットとして立体化したものです。しかも可動モデルとなっています。ガンダムで言えば、動かない固定モデルの方が珍しいですが、FSS系キットの場合動く方が少ないので、まして1/100の破裂の人形となれば狂喜乱舞ですっ!
ちなみに、永野護という人は、ガンダム作品にも携わっており、「Zガンダム」、「ガンダムZZ」でメカデザインをしていました。代表的なMSは、やはり”キュベレイ ”ですね。今見ても随所にFSSのMHへと通ずるデザインが見え隠れしています。
話を戻して…最初、wave系のように普通の小売店で手に入るものと思っていたので、いつものように店頭で買うつもりでした。しかしっ、このキットはVOLKSの直営店か、VOLKSのWEBストアでしか手に入らないと知り、慌ててポチっと予約。予約開始は5月下旬からだったので、ドキドキでしたよ;
以前、wave製のエンゲージSR-1初回限定キットの発売時に、量販店に行ったら「入荷と同時に売り切れ」という経験があるので、正直過去の悪夢(でもその後尼で在庫がまだあったので買えましたけどね)が一瞬よみがえりましたorz
このキットに関しては、嫁さまも「買えっ! 今すぐ予約しろーーっ!!」とのお墨付きを頂いているので、製作時のシンナー臭等(接着剤、パテ系、スプレー塗装を使いまくるキットなので)は我慢してもらいましょう。
もし、コレを見て「ぇ、予約してないんだけど…」とか「どんなものか見てみたい」って人がいましたら、VOLKS公式サイト the BANGをご覧くださいませ。非常に綺麗ですよ。

今日も冒頭が長いですね…本題に入りましょう;  「MG 1/100 ガンダムF91 ハリソン・マディン専用機 作成レポート その2」です。今日は、頭部の製作と、前回の宿題の追加塗装箇所の紹介です。頭部のフェイスオープンギミックの解釈については、賛否両論あると思いますが、個人的には設定の展開方法とは違う(てか、1/100でアレの再現は無理でしょ…)ものの、余剰パーツを出さずに展開可能としたのは凄いと思いましたね。このギミックは、後のユニコーンへと通ずるものがあると思います。では、早速見てみましょう。

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頭部パーツは、フェイスオープンギミックがある割には少なめな感じです。要塗装箇所は、バルカンマズルのオレンジイエローと、右写真の後ろ側のカメラ部分のメタグリぐらいでしょう。

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頭部の完成です。これだけの濃い機体色自体が珍しいですが、ブレードアンテナの白とのコントラストが綺麗ですね〜。フェイスオープンが出来るマスクとしては、なかなかの出来ではないでしょうか。

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フェイスオープンをさせる場合は、先ず頭部のヘルメットをスポっと取り外します。そして、フェイス部分を右写真のように後頭部側へ回転移動させます。

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あとは、取り外したヘルメットを戻すことで、余剰パーツを発生させずにフェイスオープンが可能となります。口元のゴールド、結構目立つなぁ…ま、見慣れると違和感はそこまでないのでヨシとしましょう;

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胴体と合わせます。胴体が小さいので頭部ももちろんチッチャイですよ。この小ささでこの出来ですから、凄いといえるかもです。

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コックピットハッチも、もちろん開閉可能。このガンダムF91は、胸部にコックピットがあるのも特徴の一つ。小型化されたことで、腹部から胸部へと移動したわけです。ガンダムとしては初じゃないでしょうか?

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さて、宿題の追加塗装箇所です。1つ目は、胸部左右にあるダクトのようなディティールの一部にメカグレーを入れました。

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もう1箇所は、腹部の溝部分にもメカグレーです。これまでは、ただ黒での墨入れをしてたのみだったので、胸部ダクトのスリットとの違いが分りにくかったので、部分塗装により違いを表現しました。

頭部の配色とか、他のガンダムにはない新鮮さを感じますね。しかも、ただ新鮮なだけではなく、非常にマッチしています。さて、次回は腕の製作です。フェイスオープンギミックと同様に、F91の特徴ともなっている肩の放熱フィンの展開も再現されています。その辺りも詳しく紹介していきましょう。では、See you next time!
    

            

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