アッガイのランナーは、全部で15枚。今のMGでは標準的な量ですが、一つだけ違うことが。1つのパーツが非常に大きい点です。アッガイの風貌も要因の一つですけど、何よりこの当時のMGではまだ細かい装甲分割等はあまりされなかったというのもあると思います。
先ずはマニュアルです。当時流行した共通デザインですね。機体色をベースにした配色を両側に施し、中央下には横顔の線画があしらわれています。今はじめて気づいたのですが、スペル表記にすると”ACGUY ”と書くのですね。
”Aランナー ”です。めずらしく、多色ランナーではありません。というか、このキットには多色ランナーがないのです。成型色は黒っぽく見えますが、正確にはこげ茶色ですよ。塗装箇所は、右写真の赤○でくくったところとなります。
Aランナーの塗装詳細です。Aランナーで塗装した箇所は、全てアレンジによるもの(使用カラーはメカグレー)ですので、必ずしも塗装しないといけないというものではありませんよ。
”Bランナー ”です。頭部と胴体側面のこげ茶ランナーです。一つ一つが非常に大きなパーツとなっています。ここは、特に塗装した箇所はありません。
”Cランナー ”。非常に薄いライトブランといった感じのランナーです。前後の褌に、襟元のパーツなどが収まっています。塗装箇所は、右写真をどうぞ〜。
Cランナーの塗装詳細です。といっても、襟元のモールドにメカグレーをいれたのみですけど。色合い的にグレーでもいいかもしれませんね。
”Dランナー ”です。足回りの薄いライトブラウンのランナーです。ズゴックではスクリューの色を塗り分けていましたが、今回は一般機でもありますし、そのままにしています。塗装箇所は、右写真の赤○の所となります。
Dランナーの塗装詳細です。足裏の丸いモールド(左写真)と、足先のディティール(右写真)にメカグレーを入れています。
”Eランナー ”です。頭部のモノアイレール周りを集めたグレー成型のランナーとなります。一見小さいように見えますが、実は結構な大きさがあったりします。こちらは、塗装箇所は特にありません。
”Fランナー ”。ここから内部フレームがちょっと続きます。胴体周りを中心に納めたランナーです。塗装箇所は右写真をご覧くださいな。
Fランナーの塗装詳細です。胴体脇部分の一部にゴールドをあしらっているのが左写真。右写真は、上腕のパーツのモールドにメカグレーを入れています。基本的に見えなくなる部分ですので、塗装はお好みで。
Fランナー塗装詳細最後は、バックパック内部(ゴールドとメカグレー)と、コックピットブロック上部(メカグレー)の塗装です。こちらもアレンジな点に加えて、ほぼ外側からは見えない部分です。
”Gランナー ”。主に脚部のパーツを主体に、頭部も納めた構成となっています。塗装箇所はちょっと大目かな…写真2枚目の赤○で括ったところとなります。
Gランナーの塗装詳細です。こちらもアレンジ+隠れる部分が主体ですので、塗装はお好みで。左写真は、太股部分の○モールドにゴールドを。右写真は、足首部分のディティールの一部にメカグレーを入れています。足首の方は、曲げると多少見えるかもですね。
左写真は、頭部上側のパーツです。シルバーとゴールドによりそれっぽく塗装しています。右写真は、頭部下側のパーツで、一部にメカグレーを入れてみました。これらは装甲をつけると隠れてしまいますよ〜。
”Hランナー ”です。グレー成型から打って変わって、ライトグレーのランナーです。露出する関節部分や、指先?、バックパックなんかのパーツが収まっています。塗装箇所は、右写真をご参照ください。
Hランナーの塗装詳細です。左写真は、バックパックの一部に、メカグレーを入れています。右写真は、膝周りのメカっぽいディティールに、メカグレーを入れてみました。
Hランナー塗装詳細の最後は、右手先部分の中央に、ゴールドをあしらいました。
”Iランナー ”です。またグレー成型になってしまいましたが、こちらはABS樹脂のランナーです。各部の内部用パーツがギッシリです。塗装箇所は、右写真の赤○の所ですよ。
Iランナーの塗装詳細です。両方ともに、肩、股関節のパーツになります。形状が若干違うものの、大まかな外観は同じなので一まとめに。共通するディティールの一部に、メカグレーによる塗装をしています。
上腕のパーツの一部にメカグレーを入れてみました。ここも構造上外からは恐らく見えないと思います。今のキットの感覚でつい内部装甲まで塗装してしまいますが、この当時のキットの場合可動にあわせた装甲分割といった演出はないので、組み上げると外から見えないのが残念な所です。
”Jランナー ”です。↑に引き続き、ABSランナーとなります。こちらにも内部用のパーツが詰まっておりまする。塗装箇所は右写真を参照してもらうのですが、左下の赤○は気にしないでくださいorz
Jランナーの塗装詳細。両方ともに、肩、股関節のジョイント部分の内部パーツになります。その一部のディティールをメカグレーで塗装しています。
”Kランナー ”。硬質のクリアパーツになります。モノアイカバーの大きなパーツと、モノアイが収まっています。塗装箇所は、モノアイのみとなります〜。
モノアイは、いつもの通り、裏側からピンクで塗装。他のモノアイMSよりも、サイズがちょっと大きいのが特徴ですね。
”Lランナー ”です。軟質のクリアパーツなのですが、主に各種エフェクト用のパーツが収まっています。こういうオマケは、ジオラマ風のものが簡単に作れてよいですな〜。
”Mランナー ”。まぁ、見ての通りポリキャップランナーなのですが、アッガイ専用のものとなります。通常は、PC-○○○といった感じで、ある程度使いまわすのですが、アッガイに関しては独自のものを使うようです。
”Nランナー ”です。ジャブローに進入している風の専用スタンドが付属しています。Nランナーはその台座とアームが収まっていますよ。今回は無塗装ですが、ジオラマ風に飾りたいのであれば、台座の塗装に凝ってみるのもよいでしょう。
ランナー最後は”Oランナー ”です。ABS樹脂で、カツ、レツ、キッカ……と赤鼻?? とにかく潜水工作員のフィギュアが付いています。細かいオマケですね〜。
付属品のビスとスプリングです。スプリングが付くMGも結構珍しい。ちなみに、ビスもスプリングも全て右手用のものです。
あとは、お馴染みのテトロンのマーキングシールと、ドライデカールが付属します。
ようやくランナー紹介を出来ました; 諸事情により遅れに遅れてしまって申し訳ないm(_ _)m ランナーを一枚ずつ見ていった感想としては、色分けがきっちりされているので、塗装の必要性がほとんどありません。元々がシンプルなカラーリングであるのも確かですが、成型段階でしっかりと色分けされているのは嬉しいことです。次回からは、早速組み立てに入ります。見た目に似合わずかなり大柄なキットですので、作り応えもありそう…というか紅蓮弐式のパーツ構成を見た後では、ランナーの多さに凹むorz では、See you next time!