Gガンタンクの完成まであとわずかですが…製作上の都合により、間に1回お休みをいただきまして…
「PSP マクロス アルティメットフロンティア 超時空娘々パック」の簡単なレビューでも〜。
ただし、ゲーム中の写真はキャプチャーではなくデジカメでの撮影なので、PSPの小さい液晶相手だと以前よりも画質下がってますがご容赦を〜；；
実際は結構綺麗ですよん。
今回購入したのは、初回限定版の”超時空娘々パック ”になるので、パッケージも美樹本氏による歴代ヒロインを描いたスペシャル仕様です。裏面（写真2枚目）は歴代ヒロインのシルエットが並びます。
超時空娘々パックのケースも特製で、通常のプラパッケージの上に厚紙の外箱があしらわれています。↑のイラストは、外箱に描かれたものです。
中には、UMDメディアが2枚。ゲーム本体（上）に加え、特典映像を収めたもの（下）が付属します。
では、実際のゲーム画面を見ていきましょう。マクロス○○○フロンティアとしては、前作のエースフロンティアに続き2作目にあたり、さまざまな改善、機能追加がされているようです。
ただ、ここで注意点を。
緋影は、このアルティメットフロンティアがPSP初プレイとなるので、前作エースフロンティアはもちろん、これまでのPSPソフトをプレイしたわけではありません。なので、評価が甘い部分や、変に厳しい部分（比較するのが別ハードのソフトとなるので）があるかもですm(_ _)m
登場機体のほんの一部をご紹介。搭乗機は100機を越えるそうなので、全ての画像を紹介するのは…きついですね(^^; 写真1枚目がVF-0S（マクロスZERO）、2枚目がVF-1S（超時空要塞マクロス）です。
搭乗機は100機を超え、ミッション数も120にも及ぶので、じっくりマクロスの世界を堪能できるかと思います。左はYF-19（マクロスプラス）、右はVF-19P（マクロスダイナマイト7）
登場作品は、”マクロスZERO ”、”超時空要塞マクロス ”、”超時空要塞マクロス 愛・おぼえてますか ”、”マクロスプラス ”、”マクロス7 ”、”マクロスダイナマイト7 ”、”マクロスFRONTIER ”、”超時空要塞マクロスII ”の8作品っ。左はVF-25F（マクロスFRONTIER）、右がVF-2SS（超時空要塞マクロスII）
実際のゲームの操作は、ちょっと複雑です。基本的な操作はアクションゲームということでシンプルですが、
出来ることが非常に多いので操作系統が結果として複雑化しています。しかし見方を変えれば、”アクションが苦手だけと楽しみたい人 ”にも扱いやすく、”得意だからやり込みたい人 ”にも複雑な動きを再現できるようになってるとも言えますね。
そのため、チュートリアルも非常に充実しています。系統ごとに分かれたミッションが、なんと16もｗ 最後の総合訓練を除いて、
シェリルとランカが音声でやり方を説明してくれます。写真はチュートリアル選択画面です。
基本アクションゲームなのですが、ファイターモードは飛行機ということで、リアルフライト形式の操縦方法も今作から追加されています。ようは横方向の動きが、ロール（エルロンによる機体回転）とヨーイング動作（ラダーによる横滑り）に分割されているということです。ただ、あくまで操作系統が変わるというだけで、機体特性やシミュレーションモデルが変わるというわけではないですよ。あくまでも動きはアクションゲームです(^^;
実際のプレイ画面です。ファイター、ガウォーク、バトロイドに変形するのはもちろん、ミサイルを発射時にはコンテナハッチをきちんと開けるといった細かい演出もうれしいですね。
ステージによってとか、敵が多いからとか、ミサイルを発射したからといって処理落ちをすることもなく、動きが非常に滑らかです。実際の機体モデルはかなり簡素化されていますが、PSPの画面サイズではあまり気になりませんし、よく再現されていると思います。さらに、充実した各種エフェクトが、モデリングの低さをカバーしています。
今作から、プレイヤー、パートナーパイロット（ウィングマン）以外に、サポートキャラが追加されました。サポートキャラはスタート時に作成しますが、その作成したキャラ以外に、歴代歌姫を乗せることでさまざまなサポート用スキルを使用することが出来ます。使用可能スキルは、サポートキャラの成長に合わせて追加されていきます。また、コマンドスキル（入力操作により発動するスキル。これ以外にもオートスキルもある）を使うと、キャラの大きなカットインが入り、歌う曲が変わります。
戦闘中もよく喋るというか喋り捲りなのですが、カットインが入ることで、よりマクロスらしい雰囲気が増します。プレイヤーによる必殺技なようなものもあり、それを使用することでもサポートキャラほど派手ではないですがカットインが入ります。
使用スキルの効果はさまざまで、ランカのコマンドスキル発動時には、ごらんのような星エフェクトが入ったりもします。ランカらしいですねｗ
これまで紹介したのはほんの一部で、もっと多くの要素が詰め込まれています。たとえば、自機に発射されたミサイルを、専用のボタンを押すことで簡単に撃ち落すというマクロスらしい操作も手軽に行えます。他にもやりこみ要素もたくさんあるので、じっくりと楽しめるゲームですよ。あとは、実際にプレイしてみてのお楽しみということで〜。
ここからは、超時空娘々パックの特典のUMD VIDEOの紹介です。収録されているものは、各シリーズのOP、ED、アイキャッチのノンテロップ映像、劇場版予告、マクロスF イツワリノウタヒメの特報、製作現場レポート、河森正治監督の特別インタビュー（有名なブロックVFによるVF-25の解説もっ！）等など、2時間分以上収められています。
オープニングは、”ALL THAT VF ”と同様のモデリングを使用した新規映像です。一部に使いまわしてる部分もありますが、かなり新カットが増えています。
”ALL THAT VF ”のようでいて違う雰囲気に仕上がっているのは、バックに流れる曲（FIER BOMBERの新曲）のおかげもあります。
エンディングは、ランカの”星間飛行 ”なのですが、その映像が……かわいいｗ マクロスFの第12話「ファステスト・デリバリー」の1シーンをモチーフに、ランカ、後のVF-25Gがデフォルメされています。曲はフルサイズで、2度目の「キラッ☆」のときには、後のVF-25Gもランカと同様に”キラッ☆ ”ｗ 最後まで楽しめました〜。
以上、駆け足で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？ 携帯ゲームと侮っていたら、意外とボリュームがあって自分も驚きました。PSPの綺麗な3D描画能力を活かしたゲームで、ファンにはたまらない一品ですね。収録曲も多いですし、演出も盛り上げてくれますし、ほとんど全ての台詞を喋りますし、とにかく楽しめます。ぜひ操作を極めて劇中の華麗なバルキリーの動きを再現してください。
次回はMGガンタンクに戻りまして、最後の仕上げにかかります。長くなった作成レポートも次回で最終回ですので、お楽しみに〜。では、See you next time!
