「GSIクレオス リニアコンプレッサーL7 レギュレーターセット 簡易レビュー」です。先日紹介したハンドピース”エボリューションA ”と同様に、コンプレッサーの簡単なレビューをいたします。
コンプレッサーは、缶スプレーのガス圧に相当する圧縮空気を作り出すことで、ハンドピースを通して塗料を霧状に噴霧するのになくてはならない装置です。そんなコンプレッサーの一つであるL7を簡単に紹介しまーす。

外箱は、思ったよりも小さくまとまっています。中には、片側にL7本体、もう片側にレギュレーターやホースなんかが発泡スチロールに2段になって収まっています。

これが、リニアコンプレッサーL7です。ほんとに小さいです。昔使っていたのは、アトリエにあった大型のもの(形状すら覚えていないほど昔ですが;;)なので、なんじゃこりゃーって感じです。これなら卓上においてもぜんぜん場所をとりませんね。

エアブラシとレギュレーターを繋ぐホースと、レギュレーターとL7を繋ぐジョイント(下)です。ホースはカールタイプが取り回しがよいのですが…まぁ、これでも機能は変わりませんので、そのまま使うことに。

圧力計つきのレギュレーターです。コンプレッサーは、空気を圧縮して送り出す装置なので、圧縮する過程で当然空気中の水分も濃縮されてしまいます。しかし、塗装をする上でその水分は不要のものですので、水抜き機能のあるレギュレーターを間にかますことで余分な水分を取り除いてくれるというわけです。もちろん、レギュレーター本来の役割である減圧機能も備わっていますよ。
圧力計は…なくてもよいのですけどね…。付いてきちゃいましたので、それとなく圧力を見るようにしましょうw

レギュレーターと共に付いてきたスタンド。このスタンドは、付属のレギュレーターの固定具とハンドピースをかけるスタンドがセットになったものです。スタンドの台座部分の裏に強力なマグネットが取り付けられていて(右写真)、トレーのどこにでも固定出来るようになっています。

台座を組み立てるとこんな感じに。あー、圧力計の写真も撮っておけばよかったな…次回のときに載せるようにします; 一応最大圧は0.15MPaで、定格圧力が0.1MPa、吐出空気量が毎分7リットルとなっています。サフなんかをノズル0.6mmとかで吹くにはちょっと足りないかな〜〜〜。ただ、静音性を考えるとL7がベストなんですよね。

全てを繋いだ状態。コンプレッサー、スタンドともにコンパクトなので、テーブルのちょっとしたスペースに置けてしまいます。最終的には、レギュレーターから伸びるホースの先にハンドピースを取り付けることとなります。
コンプレッサー動作時は、「ジーーーーーーーー」という感じの音がします。ちょうど水槽なんかで使うエアーポンプの古いタイプのような音です。思ってた以上に静かですね。窓を開けて使用しても、夜でも外には聞こえない(住宅街なので夜は静かです)程度の音です。エアコンの室外機の方うるさいくらい。
それでも気になる方は、吸音マットとかの上においてやればさらに静かになると思いますよ。
L7にはいくらでも連続運転可能ですし、夜でも安心して使えます。特に、我が家では寝室とはフロアも違うので、
まさみが寝ていてもバッチ大丈夫ですw
以上、簡単ですがL7の紹介でした。コンパクトさ、静音性は大満足です。定格圧力の同じL5(吐出空気量や最大圧はL7より低くなります)と比べると1万弱くらい高くなりますが、0.4mmでサフなんかを吹くにはL7の方がベターかな…。でも、たぶんL5でも吹けないことはないと思いますので、予算に合わせて〜。
ほんとは、圧が定格で0.12MPaくらいあるともっといいのですけど、そのあたりは濃度とノズル径でカバーしましょう。では、See you next time!