エアテックス スプレーブース ブラックホール ライトハウス 簡易レビュー

2009.10.22 | author: | 開発計画 | 緋影流プラモデル製作研究所
「エアテックス スプレーブース ブラックホール ライトハウス 簡易レビュー」です。家の場合、エアブラシ等を使うには、臭いは出来るだけ抑えたいので、塗装場所の確保と同時にペイントブースは必須でした。ということで、いろいろ吟味して選んだのがコレだったりします。塗装ブースは”自作 ”するという手もあるんですけど…結局買うことに〜;

エアテックス スプレーブース ブラックホール ライトハウス

さて、外箱はというと…で、でかい; 重さもちょっとあります。元がある程度大きいので、これくらいになってしまうのは仕方ないかな。

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ペイントブースは組立て式なので、中にこれでもかとパーツが入っています。左写真は底面パーツ、右写真は天面パーツになります。

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左写真が向かって左側面、右写真が右側面パーツです。つまり排気ダクトは右側から出るということになります。

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左写真が奥面、右写真が中敷(奥面と平行の)になります。この2枚でシロッコファンを挟み込むような形に組み立てます。

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これは、中天面というか、手前側の天面の裏側に位置する板です。今回買ったライトハウスには、ここに蛍光灯が付いています。蛍光灯(右にある丸いのがグローですね)はPET素材ぽいクリアーパーツで覆われていますので、汚れてもさっとふき取れそうです。右写真はこのパーツの裏側を写したもので、小型の安定器がグローと蛍光灯の端子へと伸びているのが分かりますよ。

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こちらはペイントブースの手前に張り出す作業代?に相当する板です。あんまり大きくはないですが、ここが大きすぎると奥行きが深まるので置き場所を選んでしまいますから、これくらいでよいでしょう。

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回転台です。リバーシブル仕様(コストダウンのため両面同じパーツってなだけな気がしますが)になってます。クルクル回るので、ここに塗装対象を置けば360度塗装しやすいというものです。…使うかなぁ……使う努力をしよう;

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心臓部シロッコファンです。中には多数のブレードフィンがついていますので、取り付けの際にカバーを一旦取り外しますから、怪我やブレードを傷めないように注意です。

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一次フィルターです。とりあえず、紙やら大きい気綿等が中に入り込まないようにするものなので、かなり大味なフィルターです。素材は厚紙ですよ。
右写真は付属品になります。二次フィルター×5枚に、吊り下げ式クリップ×4、エアブラシホルダー(固定用ねじ含め)×3が入っています。

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分解図、組立て説明書、エアテックス商品のカタログが入っていました。組立て説明書は、モノクロですが写真つきで非常に分かりやすく書かれています。2つほど気になるところはありますけど…それは後ほど。

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組立てが完了した状態。結構な大きさ(W450×D565×H380mm)ですね…。黒一色なので威圧感というか存在感も大きいです。天面には、塗料や筆といったちょっとしたものが滑り落ちないための溝が成型されているので、作業スペースが狭い人には非常に便利です。稼動させたときの音は、ゴーーーーーっと結構うるさ目。ちょっと静かなドライヤーくらいかな。ダクトは、蛇腹状になっていて1.5mの長さがあります。しかも、結構柔軟に曲げ伸ばしが出来ますので、窓から1m以内に設置すればダクトのセットは問題ないと思われます。
この天面にエアブラシホルダーも固定できるので、スタンドをお持ちでない人には重宝すると思います。しかしっ、組立て説明書では、全ての組立てが終わった後に、エアブラシホルダーの固定方法が書かれているのですが、固定するには天面を組み込む前にホルダー取り付けないといけません……。組立て終わったあとに書かれても〜; とりあえず自分はスタンドがあるので良いですが、ホルダーを使う人は、先に取り付けておきましょう。天面のハメコミはちょっと手間なので;

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サイズ比較用にいつものマルボロ君の登場です。タバコ一箱と比べるとその大きさが分かると思います。回転テーブルからして大きいですし、ブース自体もかなりのデカブツです。
右写真はライト点灯時なのですが、小さい蛍光灯のわりにかなりの明るさで満足しています。光を反射しにくい黒一色なので、手元が暗くなりがちですがこれなら安心。まぁ、蛍光灯スタンドを別途用意したんでもよいのですけど(^^; あと、先ほどの取説の気になる点のもう一つとして、組立て説明中にライトの点灯試験がないこと。完全に組み立ててから点灯出来るかを試すと、万が一点灯できなかったときはまたバラさないといけません。完全に組み立てる前に点灯試験はすませましょー。なおライトの点灯は、ファンの電源スイッチと共用になっているので、別々に電源を入れることは出来ません。ライトをとりあえず使わないというときは、PETカバーを取り外し(ビス止めされています)グローか蛍光灯を緩めるか外しましょう。
ちなみに家での使用環境だと、天井の明かりから遠い場所が塗装場になっているので、ブラックホールのライトとスタンドを二つ併用していまーす。

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最後は、吊り下げ式のクリップについて。4本付属しているのですが、何に使うんだろうと思っていたら…

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こんな感じで、天面裏側の穴に引っ掛けることで、クリップがぶら下がるのです。ここでファンを動かせば塗装したものの乾燥が速まる…そう簡易ドライブースにもなるようになっています。ただ…4つしかぶら下げられない(工夫をすればもっといけますが)、吹きっさらしになる、空気中の湿度が高い場合は余計に”かぶる ”原因になる、ってことを考えると実用性はそこまで高くないかなぁ。
まぁ、埃がほとんどない場所で、湿度の低い晴れた秋〜冬にかけてはいいかもしれません。

まだ本格的な利用にはいたっていないのですが、二次フィルターの目詰まりが早いという情報を拍手コメントで何件かいただいておりますし、他のサイトさまでもお見受けします。フィアルター1枚の単価は60円くらいなので、使用頻度や使用塗料の種類によってはランニングコストが高くなる恐れもありますね。しかし、音はちょっと大きいですけど、吸引力は結構強力ですので臭いの除去にはもってこいです。塗装ブースは、利用環境に合わせて自作したり購入すると良いと思います。では、See you next time!
    

            

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