マクロスF情報(クリスタルアートワーク デカルチャーブックマーク)

2009.11.18 | author: | 開発計画 | MACROSS
公開直前に急遽発表された「マクロスF情報(クリスタルアートワーク デカルチャーブックマーク)」をお送りしちゃいます。また本日は、ボークスIMSバングの作成レポート2本立てですので、合わせてどうぞっ。

昨日公式サイトにて、「クリスタルアートワーク デカルチャーブックマーク」プレゼントキャンペーンが告知されました。これは、映画館へ来場した方を対象としたキャンペーンで、”劇場版マクロスF ”を見た証とも言うべき座席指定券の半券を2枚持っていくと、”クリスタルアートワーク デカルチャーブックマーク ”なるものが貰えるそうです。絵柄が7種類ありますが、数量限定で公開期間中でもなくなり次第終了とのことです。
ブックマークということは、”しおり ”ですよね…。クリスタルアートワークというのが気になりますが、残念ながら写真等は公開されていませんので、どんなものかは分かりませんorz しかも、半券が2枚必要というのも意地が悪いなぁ。今回の劇場版マクロスFは、便乗商法というかそういうのが多い気が…;;

注意事項としては、このキャンペーンは上映館情報に記載されている全劇場が対象(リンクを貼っておきました)であること。上記にも書いたとおり、数量限定なのでなくなり次第終了であること。座席指定ではない映画館の場合は、スタッフに確認すること。汚れ、破損により半券が判別できない場合は無効となること。特典の引き換えは、2枚の半券の内どちらかの映画館である(つまり観た映画館以外での交換は出来ない)こと。引き換えは、各映画館の上映期間中であること。となっています。

ストレートな表現はされていませんが、ようするに半券2枚とプレゼントとの交換は各映画館で出来るということのようです。んー、その場で貰えるということかな? もしその場で貰えるとしたら、映画館ごとに割り当てられた枚数もあるでしょうから、来場者数の多い映画館(ないし収容人数の多い劇場)はなくなるのもそれだけ早いということでは…。それに、7種1セット(ないと思いますけど…)なのか、ランダムで渡されるのか、選らばせてくれるのか等、細かいところで不明な点が多いです。こういう場で明言しておかないと、劇場ごとに対応が違ってたりなんてこともありそうでこわひ; とにかく、欲しいなら早く2回、4回、6回と欲しい種類分(セットじゃないならね)観ろーってことでしょうか(^^;
しかし、このシステムだと半券を売りさばく人も出てくるだろうなぁ; どれくらいの枚数が割り当てられるかも分かりませんので、初日に2回観て…という人も増えると思われます。

少し考えてみると…今回のキャンペーンで気になったことがあります。まぁ、ただの邪推ですし、自分で書いておきながらなんですが、公開前にこんなのを読むと楽しめなくなるなーという人もいるかと思いますので、一応文字色を背景色と同じにしておきます。
「それでも読みたいっ!」と言う方は、↓の空白をドラッグ選択とかしてくださいませ〜。ブラウザによってはそのまま見えてしまってる可能性もあります……その場合はこの後を読み飛ばしてください(^^;

はじめに書いておきますが、これは自分が想像したことなので、実際にそういう意図をもって興行展開していると断言するものではないですよ。
公開初日は今年最後の3連休初日ですから、人が来やすい日程ですよね。そして先ほども申した通り、プレゼントを交換するために”初日に2回以上見ようとする人が増える ”と考えられます。しかし上映劇場は、プレゼント交換のためには指定席券の半券を必要とする、つまりほとんどが全席指定(立ち見不可)の映画館なわけです。
全席指定ということは、定員になったらその時間帯は観られない(立ち見が不可なので)ため、半券が発生しない…そうプレゼントを貰えないわけです。
じゃあどうすればいいか……全席指定制のメリットは、事前に予約をすることで人気のある映画でも当日窓口に並ばずにスマートに観られるということ。そう、事前に2回分の予約をしてしまえばいいわけですよ。そうすれば、確実に2回分の半券を手に入れることが出来ます。
ですが、そうなると前売り券を既に入手している人(特に複数枚)には問題が出てきます。
これまで様々な限定アイテムとセットにすることで、前売り券を多数販売してきました。マクロスFファンの人は、前売り券を既に購入している人も多いのではないでしょうか? 普通は、この前売り券を当日指定席券に交換して観ようとしますよね。ところが、今回のキャンペーンのために事前に座席予約をしようした場合、招待券や前売り券を使用しての事前予約は出来ないのです。そう、せっかく購入した前売り券が宙に浮いてしまうわけですよ。もちろん3回目以降を観にいくために使っても良いですが、2回すでに観ることになったから「もういいや」と売ってしまう人もいるかもしれません。

今回のことを興行する側の立場で考えると、前売り券が売れるということはそれだけ当日券の売れ行きが悪くなるということです。しかも、前売り券は当日券よりも割引で販売しているため、宣伝効果は高いものの売れば売るほど利益は下がってしまうわけです。しかし今回のシステムなら前売り券を多く売ったとしても、当日券もかなりの数を売ることが出来るかもしれません。
加えて、これなら宣伝規模の大きさに対して上映劇場が少ないのも納得がいきます。興行収入をあげるには上映劇場を増やすというのが一般的だと思いますが、その分コストとリスクを背負うことにもなるわけです。不発に終れば、上映劇場を増やした分のコストが重くのしかかってくるわけですから; ですが、上映劇場を全席指定の映画館に絞ることでコストを抑えつつ、来場者の回転、リピーター効率を上げて利益をしっかり回収するということでしょう。ファン意識を利用して上手く考えていますねぇ……。しかし、利益優先ばかりが目立つ商法です。だって、ユーザーとしては事前に買った前売り券で観たい、でも当日券を買わせるように仕向ける(煽る)わけですから。ぶっちゃけ、”前売り券 ”の売り逃げですね; 本当にファンや観に来た人たちに対する感謝の気持ちのプレゼントなら、2回観た人全員に配るべきでだと思うのですが…。しかしまぁ、最終的に購入の判断をするのはユーザーなので、結局は自己責任なんですけどね(^^;

ふぅ、長々と書きましたが、こんな殺伐としたことを考えずに普通に映画を楽しむのが一番だと思います。それに、こういう手法に多くの人がハマるかどうかもわかりません。あくまで”想像 ”ですからw まっ、罠にハマると分かっていれば、前売り券を購入済みで指定席予約をするのもまた一興かもしれません。見方を変えると、一ファンとして後編映画の製作費用に協力したと思えば、そこまで損をしたとは感じないかもですし。
最後にも言いますけど、これはあくまで自分の勝手な想像です。もし似たような前例があるなら、意図的にという可能性もありますが…この手の情報に明るいわけでもないので前例の有無等はわかりません;
とりあえず、自分も映画館で観るなんて久しぶりなので、これ以上は変なことは考えずに純粋に「イツワリノウタヒメ」を楽しみたいと思います。


なんか空白だらけになってますが……まぁ、気になさらずに(^^; とりあえず当サイトとしては、映画も気になりますが何といっても”VF-27γルシファー ブレラ・スターン機 ”です。バングはちょっとお休みすることとなりますが、入手し次第製作に着手しますのでお楽しみにっ。では、See you next time!
    

            

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