1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機 作成レポート その2

2009.11.22 | author: | 開発計画 | MACROSS
「1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機 作成レポート その2」です。今回は、前回作成した機首部分にシールを貼って、頭部の製作をします。機首部分は、いつものようにシール貼りをさくっと終らせて…の予定でしたが、追加の塗装を施したり、テトロンではきつくスライドデカールを使用したりしたので、思いの他時間を食いましたorz そのあたりの注意点から先ずははじめましょう。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

最初は、バトロイド時に股関節になる部分の装甲です。ここは、VF-25と同じく中央部分がファイター時には引っ込んで、バトロイド時には迫り出してくるようになっていますが、それが問題になりました。迫り出す中央部分の側面(赤○のところ)にシールを貼るようになっていますけど、そのまま貼ったのでは青○の所と擦れてシールが剥がれますorz なので、対応策としては青○の箇所は内側を少し削って、赤○の側面部分をシールを使用してもいいのですが…塗装してしまった方がいいですね。ということで、側面部分は色を調合して塗装しています。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

続いて、機首コックピット前方にある薄い紫部分の縁取りのシールです。ここのシールもテトロンでは正直キツイことが判明しましたので、↑で調合した色と同じ色なのでついでに塗装してしまいました。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機 1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

問題のキャノピーです。キャノピー前方部分はRのキツイ形状となっていますので、こちらもテトロンで貼ると写真のようにどうしても切り込みのラインが目だってしまいます。目立たない箇所や色合いであればこれでもいいのですが…さすがにファイター、ガウォークの顔とも言うべきキャノピーがこれだとイヤですよね;
ということで、マークソフターを使用してスライドデカールにより再現しました。これなら切り込みが目立つこともないので綺麗に仕上げられます。スライドデカールの貼り方は、流プラモデル研究所 シール貼り(水転写デカール)”をご覧くださいませ。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

キャノピー側面から後方にかけては、テトロンでもスライドデカールでも大丈夫です。写真はテトロンを使用しています。

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機首の残りは全てテトロンでまかなえるのですが…貼る順序がありますので注意です。写真の赤○のシールは、先でも後でも構いません。今回は例として分かりやすくするために先に貼っています。

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続いて、赤く細長い○のところにラインシールを貼っていきます。可変時にシールの端を引っ掛けやすい嫌な場所ですね…。本当は塗装してしまった方が剥げにくいと思うのですが、どの道機首部分にはトップコートを吹くことになったので、今回はシールを使用していきます。

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ラインシールを貼り終えたら、最後に赤○のギャラクシー等のマーキングを貼ります。VF-25では色分けで再現されていた部分(黒成型)なので、出来ればこのVF-27でも色分けで再現して欲しかったと言いたいのですが、色分けし難いカラー設定になっているので仕方ないですね…。

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これで、あとはトップコートを吹いていきます。VF-25と比べてかなりシールの量が多くなっていますから、機首部分に限らず最後にトップコートを吹いた方が良いでしょう。2〜3回吹きますので、機首の最終的な組み上がりは次回ご紹介いたします。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

お次は頭部の製作です。頭部は複雑な形状をしている割に、パーツ数がかなり抑えられています。しかし、設定上の色分けも細かいのでシールや塗装を多様しないといけなくなっています;;

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頭部を組み上げた状態。クリアパーツの部分には薄い紫のラインが入りますが、今回は付属のホイルシールを使用して色分けを再現しています。こういったクリアパーツと隣り合う部分等は、クリアパーツが目を引くのでホイルシールを使っても浮いてしまうようなこともなく綺麗に仕上がります。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

他のシールも貼って、頭部の完成。頭部も部分的に塗装していますが、それでもシールを多様せざるを得ない状態です。頭頂部の1枚シールは、プリントがない部分にまで透明のシールがあります。この方がシールが剥がれ難いんですけど、見た目はあまりよろしくありません。
というわけで、透明部分はカットしています。やり方は、先に透明部分を切り取ってしまうとシールが貼りにくくなりますので、一旦シールを頭頂部に貼ってから余白部分にカッターを入れて要らない部分を剥がすと楽ですよ。ただし、余計なところまで切り込みを入れてしまわないように慎重に作業しましょうね。
こちらも、余白をカットしたことによるシール剥がれを防ぐために、トップコートで仕上げます。

今回は以上です。なんかシール貼りがこれまで以上に面倒な箇所が多いですorz ソレによる時間のロスが大きいので、思いの他手間がかかります;; 設定上の色分けが、予想以上に細かいのが一番の理由でしょうね…。この先も付属シールを使わずに追加塗装することも多いかもしれませんorz さて、次回は腕の製作です。腕自体はVF-25と似ていたりするのですが、肩はまるっきり別物になってたりしますよ。では、See you next time!
    

            

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