「1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機 作成レポート その3」です。今回は、腕の製作に入ります。前腕は形状がVF-25と似ていたりしますけどカラーリングが異なりますし、ショルダーアーマーの形状はまったく違いますよ。一部位ごとの解説を入れながら紹介していきますね。
さて、最初は前回のトップコート吹きが終ったので、機首、頭部の完成状態を公開します。ほぼ単一色でのっぺりした素組み状態と比べ、VF-27らしくなりました。例のバトロイド時に腰中央にあたる部分のシールも撤去して塗装し直しています。
真上からとキャノピーのアップです。トップコートは、光沢2回の上から半光沢1回を吹いています。やはりトップコートを吹いておくと、テトロンの端が指に引っかかるようなこともなく安心しますね。
頭部もトップコートを吹き終えましたので、改めて紹介。クリアパーツは、マスキングで半光沢にならないようにしています。特に裏に反射処置を施しているわけではないですが、クリア面が多いのでそのままでも綺麗ですよ。
では、本題の腕の製作です。パーツ構成は、肩と上腕装甲を除けばほぼメサイアと同じです。パーツ点数も極端に増えたりってこともないですね。
肘周りの装甲に関しては…エッジに施されたディティールがなくなってたりと、機首下面のモールドと同様に簡略化されているところが見受けられます。設定上の色分けが派手なので、ある程度簡素化されていたとしても特別見劣りするようなことはないんですけどね。
肩のジョイントユニットは、下側をグレーで追加塗装しました。メサイアの場合は敢えて塗装しませんでしたが、ルシファーは取説でも塗装されていたので。
ファイター状態の肘の角度は、きちんと腕を収めるために非常に重要です。これまで同様、取説に1/1の参考図がありますから、照らし合わせながらきちんと再現しましょう。
各ブロックごとに組立てた状態。肩を除けば、パッと見メサイアの色違いにしか見えません；
これらを合わせればいいのですが、腕に関しては最初写真のような角度で肩と腕を取り付けます。抜け防止のピンがあるので、腕の内側と肩上面が同じ向きになるようにはめ込みます。
奥まではめ込んだら、肩ユニット（赤○の部位）を180度回転させます。この状態が、ファイター時の腕と肩の正位置となります。そして、右写真のように肩ジョイント部分を矢印の方向に引き出してやります。これで腕（ファイター形態）が組み終わりました。
続けて、腕にシールを貼っちゃいましょう。貼る箇所は2箇所と少な目です。内1箇所は手首なのですが、普通に巻いて貼るだけとなっています。しかし、形状的に赤○の角部分は、切り込みを入れてやった方がいいです。これをしないと、角のシールが浮いてきてしまうと思いますので。
あと、シールの継ぎ目部分は、左右それぞれ内側にくるようにすると良いでしょう。
続いて肩のシールです。ここも角部分は↑と同様にシールが浮いてきやすいので、切り込みを入れてきちんと密着させましょう。加えて、肩のシールを貼るときは薄紫のパーツは取り外しておくと貼りやすいので、貼り終えてからパーツを戻しましょう。
これで、右腕が完成です。あとは、他の部位同様トップコートによる仕上げをしつつ、左腕も製作していきます。
今回はこれで終了です。ちょっとずつですが、VF-25メサイアとの違いが出てきました。次回は左腕の製作＋脚部の製作にとりかかります。脚部は、腕以上にメサイアとの違いがある部分（特に足首下が）ですので、楽しみですな〜。では、See you next time!
