1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機 作成レポート その4

2009.11.24 | author: | 開発計画 | MACROSS
「1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機 作成レポート その4」です。ここ数日は、普段の倍の訪問者にちょっとビックリ; 1日3000ですら数えるほどしかなかったのに、昨日一昨日は4000超えです((( ;゚Д゚))) 本当にありがとうございます〜。連休であったこと、劇場版マクロスFが公開になったこと(デカルチャーブックマークで来られる方も多いので)、VF-27ルシファーの製作がスタートしたことの3つの要因が重なった結果なのですが、まさかここまで多くの方がいらしてくれるとは…。まさみともども今後も更新がんばってまいりますので、引き続き「パンドラの匣」をよろしくお願いいたしますm(_ _)m
今回は、前回の宿題の左腕の製作+トップコートに加えて、脚部の製作に入ります。脚部は、特に足首下の構造がメサイアとはまったく異なっているので、製作が楽しみな部位にです。ルシファーらしい部分がどれだけあるかをチェックしながら、作っていきましょうか。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機 1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

先ずは、前回の宿題の左腕を右腕と合わせて紹介。どちらもトップコートも吹き終わり、完成状態となります。右写真をよく見ると、腕内側には緩やかな凹凸があり、メサイアの平面的な造形との違いが見られます。肩のジョイントパーツ装甲も同じように緩やかなカーブを描いていますから、ルシファーらしさが見て取れます。
そう、前回書き忘れたことが一つ。肩と肩のジョイントとの関節の硬さは、程よく(やや固めに)調整されていますので、VF-25では瞬接モリモリが欠かせなかった箇所ですが、そのまま無加工で大丈夫だと思います。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

皆さんも気になってるであろう脚部の製作を早速開始しましょう。足首下は、メサイアが人のそれに近い形だったのに対し、ルシファーではつま先は似ていても踵側が二つに分かれた格好になっています。なので、その分パーツ構成も非常に細かくなっていますよ。写真だと、左側が足先と踵のパーツ、右側が足首のパーツとなります。

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アンクルガードには、先にシールを貼っておきました。ここは、両脇のラインシールの形状とモールドがかなり違っていますので、モールドに合わせて貼ろうとすると位置がおかしくなります。いつもなら、シールを貼らずにモールドを優先しますけど、今回は敢えてシールを選択しました。もちろん理由あってのことなので、解説いたします。

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取説を見ると…明らかにモールドに合わせて塗り分けています。「まさか、シールの形状ミスか!?」と思ったのですが、右写真の設定画を見ると…シールの形状の方が正しいように見えます。ということは、モールドのミス?? まぁ、立体化によってアレンジもされているでしょうから、どちらとも言えない状態です。

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改めて、貼った状態(↑の写真を左右反転させて同じ向きに)を見ると、設定画と比べるとこれも間違っていないように見えます。テトロン、スライドどちらを使ってもモールドにあわせた形は無理なので、部分塗装でモールドを優先するか、ラインを無視してシールの形状(設定画のイメージ)を優先するかということになります。
以上の理由から、設定画のイメージを優先してシールを使用したわけです。

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気を取り直して、足先と踵を組んだ状態を。3本がファイター時にはコンパクトにまとまりますね。本来は、足裏がベクターノズルの役割もするのでしょうけど…さすがにそこまで可動範囲が広いわけではないので無理です;

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足先を開いて、バトロイド、ガウォーク状態を見てみましょう。スラスターノズルのディティールもちゃんとあるので、メサイアよりも見た目が良くなっています。これだけで見た場合の接地性は、悪くなさそうです。
尚、スラスターノズルで使用している”ガンダムマーカー バーントアイアン ”は、乾燥後に手で触ると色が落ちやすいので、使用する際は乾燥後にトップコートでのコーティングをお勧めします。

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他のパーツと合わせて、足首下の完成。この足がメインスラスターになるわけですが、YF-19、VF-22のベクターノズルやSV-51γと良く似ていますね。

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続いて膝上の製作です。付け根のカバーがない分パーツ数は少なめですね。加えてフレームパーツはVF-25とほとんど共通(Hランナー)となっています。それと、付け根近辺にある小さい菱形の部分は、シールでも再現できますが…テトロンには不向きなタイプなので塗装(写真2枚目)してしまいました。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

内部フレームを組み上げた状態。メサイアでもお馴染みの形ですね。ただ、股関節とのジョイント部分のみ、VF-27用のパーツを使用します。

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あとは、↑に装甲を取り付ければ太ももの完成。一部(YF-21等)を除き、脚部にエンジンユニットを内蔵することの多いバルキリーとしては、太腿先端がちょん切れたような形状になっているのは珍しいかも?

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このVF-27は、VF-25とは異なりエアインテークのカバーパーツが胸部と一体化しているので、脚部の付け根部分は中が露出した形になっています。それゆえ、ブレードフィンが露出するような演出がされているわけです。

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続いてシールを貼っていきます。太腿表側には、先ほどの菱形の部分込みのシールを貼ることになっていますが、菱形のところは塗装済みなので、赤でくくったラインの部分だけを切り出して使用します。

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ライン部分を貼り終えた状態。もしシールで再現するとしても、大きな余白部分がありますのでここは切り取ってしまった方がいいですね〜。

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あとは、側面(外側)にも2箇所マーキングシールを貼って、トップコートを吹けば太腿の完成です。

脚部の製作の途中ですが、トップコートの乾燥などの関係で今日はここまでです。次回は、右脚の残り+左脚を一気に仕上げていきますよ。手足の製作が終れば、いよいよ胴体部の製作に入れますので大分形になってくるでしょう。主翼にはブースターユニットがデフォルトで付きますし、この後のボリュームも結構ありそうです。では、See you next time!
    

            

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