1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機 作成レポート その6

2009.11.26 | author: | 開発計画 | MACROSS
「1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機 作成レポート その6」です。今回からは、いよいよ本体最後の製作部分となる胴体部分の製作に取り掛かります。VF-25メサイアと似た特徴を持つVF-27ルシファーですが、胴体部分でも細かな形状の違いはもちろん、シールドやエアインテーク位置、固定デルタ翼など大きな違いも随所にあります。それらによる組立て手順の相違もありますから、一つ一つ解説していきますよっ。
そういえば、”PGダブルオーライザー ”は、今日が出荷日ですね。早い方はもう入手されてる方もいるのかな? 今回は発売日(11/28)厳守のキットのため、こちらが予約した店舗も発売日以降の引渡しになっていますから、土曜日に受け取ってきまーす。それまでには、なんとかブレラ機終らせないと;;

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

最初は、首の製作です。パーツ点数はVF-25と同じですが、形状、組立て方法が異なっていますので、そのあたりを詳しく解説していきましょう。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

メサイアでは、アームとなる二つのパーツを組み合わせてそれを襟元に接続、そのアームにのパーツを通していたので、首のパーツが動いてしまい頭部を固定し辛い状態でした。一方ルシファーでは、襟元の下側で一旦アームを組み、そこに首のパーツを通すのではなく横からはめ込む形に変更されています。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

最後に襟元の輪の中に首のパーツを移動して完了となります。これにより頭部の固定もすんなりとハマるようになっています。加えて、写真の赤○のところ…メサイアにはなかった部分なのですが、これがこの後の組立てで活きてきます。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機 1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

続いて、機首と胴体を繋ぐコックピット両脇のパーツを組み立てます。この部位にはカナード翼が2枚(計4枚)とも一体成型されておりビックリしました。変形機構故の措置なのですが、それ故シールが貼り難い構造になってしまっているので、貼る際には注意が必要です。尚、このパーツの裏面のピン先端は、追加でゴールドで塗装しています。

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左右を組み立てた状態。写真は撮り忘れてしまいましたが…この裏面には先ほどゴールドで塗装した部分がマイナスモールドとしてディティールの一部になっています。

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続いて、今回製作した部位に加え、機首と新たなパーツを交えて機首周りを組み立てていきます。写真2枚目は、1枚目で撮り忘れた胴体裏面のパーツになります。

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バトロイドでは胸部中央にあたるパーツには、部分塗装(写真中央の薄紫のパーツのダークレッド部分)とシールを貼っています。

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機首との接続に金属シャフトを使うのは、メサイアと同じですね。組み立て手順上妙な組みあがりになるのも同様です。

1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機 1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機

先ほど襟元のパーツで妙な突起がありましたが、それらがここで活きてきます。左写真、右写真(突起が活きるのはこちら)ともに、はめ込んだピンが内側に抜けてしまわないように襟元のパーツが前後ともにしっかりと固定しているのがわかりますね。メサイアでは、可変時にここが内側に抜けることがありましたが、ルシファーでは抜けないように修正されています。

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胸部と脚のジョイントを取り付けていきます。エアインテーク部が胸部と一体構造となっているので、見慣れないパーツ(右写真)がありますね。ここは非常に複雑な色分けになっているので、シールを多様する箇所です。しかし、シールの端がパーツのエッジ部分と重なっている、複雑な多面体になっていることから、その分剥がれやすいとも言えます。出来ることなら部分塗装をした方がいいですね…。右写真は、一応シールでの再現となります。
あと、右写真の小さい方のパーツに白い半円のシールが貼られていますが、これは機体背面のパーツに貼るシールとあわせる事で一つのマーキングになるようになっています。組む前に貼る場合は、事前に貼る位置をよく確認してからにしましょう。

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胸部に取り付けるエアインテークは、メサイア以上に複雑な形状の噛み合わせで固定されます。取説と実物をよく確認しながら固定するとよいですね。

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エアインテーク類の取り付けが終了しました。シール類でメサイア以上に手間がかかります_/ ̄|○ この色分け…もうちょっとなんとかならなかったですかね;

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↑の状態を別アングルで。ここに頭部を取り付けます。取り付けた状態が写真2枚目になりますが、頭部を取り付ける際は、ブレードアンテナを外してから(つける前に)固定するようにしないと、アンテナが折れる可能性大です。
取説では、頭部作成時にはアンテナを組まずに、ここで頭部を固定してからアンテナを取り付けるよう指示されていますよ。

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頭部を取り付けたら、機体を水平に伸ばしてあげましょう。頭部を胴体内に収納するときも、アンテナには十分注意しましょうね。

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メサイアではここで主翼ユニットの製作に入りましたが、ルシファーでは主翼ユニットという形での製作は行わず、胴体に直接骨組み、装甲の順に取り付けていきます。

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胴体に主翼の骨組みを取り付けた状態。赤丸の箇所に短い金属シャフトを使用するのですが、はめ込みが若干キツメです。シャフトを入れる際は、持つ位置に気をつけてゆっくりと入れていきましょう。

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背面パーツに裏面のパーツを先に固定してしまいます。VF-25だと背面の末端はシールドが担っていたので、ここまで長くはなかったですね〜。

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背面パーツを取り付ければ、胴体部の完成となります。大分形になってきたかな? このあとは非常に面倒(シールとモールドがとっても多い;;)な主翼を取り付けていくこととなります。

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先ほどの白い半円のシールは、機体背面を取り付けるとこんな感じになります。自分の場合は、こうして組立てを紹介する都合とトップコートを吹く関係でそれぞれのパーツに先にシールを貼っていきましたが、慣れない方はこの状態まで組みあがってからシールを貼った方がずれたりしないのでいいかもしれません。

ふぅ、今回はここまでです。主翼とブースター部分は、現在墨入れまで終えてシールを一つずつ貼っている状態です。それが終らないとトップコートも吹けないわけですから、面倒なことこの上ない;; シールも小さいものがこれでもかとありますから、時間を取られまくりです_/ ̄|○ ただ、主翼+ブースターさえ終れば、残すはシールドとライフルだけですからねぇ。あと少しがんばっていきましょーっ。では、See you next time!
    

            

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