PG 1/60 GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー 作成レポート その2

2009.12.09 | author: | 開発計画 | ETCETERA
「PG 1/60 GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー 作成レポート その2」です。今回は、取説の組立て順序にしたがって足から製作していきます。足先一つをとっても非常に多くのパーツを使用しているので、無印1/100の脚1本以上の時間をとられます;; そんな足首下を左右両方作っていきます。

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先ずは内部パーツから。最近の一部MGでも採用されている”足先、つま先に稼動ポイントを設ける ”ようになっているので、足首のジョイントを含め、パーツ数が多くなっていますね〜。
部分塗装したところは、足首のジョイントブロックのピン先をゴールドにしたのみです。ここは、組み上げると外に露出する部分になりますので、ちょっとしたアクセントになります。今回は塗装していませんが(組み上げると硬くて外しにくいため)足先の方にある同様のディティールにもゴールドを入れてあげてもいいでしょうね。特にクリア装甲で組む場合などには、透ける内部が見えますから良いと思いますよ〜。

PG 1/60 GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー

インナーフレームの組立て途中のものですが、赤○の足の甲の部分がスライドするような構造になっています。そうそう、この足の内部を組み立てる際、ジョイントユニットと内部装甲をはめ込むのがかなーーーーり硬くなっています。はめ込む際は注意しながらはめ込みましょう。

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内部が組みあがりました。なんとなく足かな?っていう構造はしています。

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足先そのものが右写真のように大きく動きます。この段階では、先ほど紹介したスライド機構は確認しにくいですね。

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では、この足首下に装甲を取り付けていきます。MGとは比べ物にならないほど装甲が細かく分割されています。この部分に関しては追加の塗装はしていません。

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装甲を取り付け完了。この中でつま先のブロックを取り付ける際は、”パチン ”と音がするまではめ込むので……後の取り外しはほぼ無理かと思います; もしも、装甲をクリアに換装することを想定する場合は、ここはしっかり改修した方が良いでしょう。

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足先を動かすと、右写真のように赤○でくくった白い甲の装甲が若干スライドしているのが分かるでしょうか? 膝や腿の装甲がスライドするギミックはMGでも導入されていますが、足の甲までスライドするのは初めてですw

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さらに、つま先のブロックも大きく可動します。立膝をするときなどに、活きてきそうな可動ポイントです。

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さらに足首も組み立てます。足首のパーツも装甲、内部に分かれていたりします。塗装箇所は、右写真の装甲の一部にメカグレーを入れました。

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内部を組立て、そこに装甲をはめ込む状態です。装甲をあわせるときは、赤○と青○をあわせるように組み合わせます。

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足首の完成です。HG、無印1/100等では、単純に2枚のパーツを張り合わせる形だったので、両側に90度可動するような広範囲を誇っておりましたが、このPGでは装甲を分割して取り付けるような構造なのであまり広くはありません;;

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足と合わせて、足首下の完成です。関節の可動にはポリキャップを使用していますが…恐ろしく固いしっかりとしたものになっています。

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足首の横方向の可動は、写真のようにあまり動きません。さらに足首と足との可動箇所を利用すると右写真の状態まで動きますが……もうちょっと動いて欲しいかな〜。

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左右分製作して完了ーー……といいたいのですが、まだ作業が残っています;

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足裏に貼るラバー加工されたクッション材のシールを貼ります。見た目は艶々ツルツルに見えるのですが、ピタっと吸い付いついてきます。

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他のシールとは違い、クッション材が粘着面とラバーの間に入っているので、写真のようにかなりの厚みがあります。

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シールを貼ってない状態の足裏は、PGとは思えない肉抜きがあちこちにあるような状態です。

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ここにラバーを貼ると、色分け効果もあって見た目も良くなります。もちろん滑り止めとしての効果もあるので、しっかりと地面を捉えるのですが…・足首の可動範囲の狭さが気にかかりますね。

今回はここまで〜。お手軽仕上げで足首下にこれだけ時間をとられるのは、ほんとPGくらいですね; 次回は、いよいよ足首上の脚部の製作に取り掛かります。ちなみに取説では、脚の組立てが一番ページ数多い(左右で9ページくらいw)です(^^; クラッチユニットまでいけるか分かりませんが…がんばりますっ。では、See you next time!
    

            

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