PG 1/60 GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー 作成レポート その14

2009.12.23 | author: | 開発計画 | ETCETERA
「PG 1/60 GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー 作成レポート その14」です。今日は祭日ですが結局出勤でしたorz さて、前回製作した腕の骨格フレームに、内部装甲、外装を取り付けていきます。さらに二の腕、肩付け根も製作していきますので、腕の全体のバランスが今回で見えてきますよ。
そういえば例の1/1ガンダムは、静岡県葵区(JR東静岡駅前)に来年7月〜再来年の5月まで再設置されることが判明しました。その後他県を周り、最終的には静岡のバンダイホビーセンターの敷地内に移設されるそうです。お台場の公開から4ヶ月、ようやくその後が見えてきましたね。

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腕に使用する内部装甲パーツと、手首に使用するクラッチユニット周りのパーツです。細かくパーツが多い上に、円形パーツも多いですねw 塗装箇所は、右写真の肘のGNコンデンサー外周内側のパーツにゴールドを入れたのみです。

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手首にクラッチユニットを取り付けるときは、溝の位置をよーーーく確認してはめ込みます。手首側の赤○でくくったピンの位置と、クラッチユニットの溝が一直線に入った赤○の所を合わせてはめ込みます。

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右腕内側、手首のクラッチユニット周り、肘の外周内部装甲を取り付けた状態になります。クラッチユニットがきちんとはまっていれば、内側から見たときにクラッチユニットをはめた部分がフラットになります。

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続いて、外側のGNコンデンサーのコンディションパネルを組み立てます。クリアパーツを貼る前にシールを貼るわけですが、中央と外側部分が別シール(中央部分はクラッチ操作時に迫り出すため)になっています。ここはホイルシールを使用するので、中央のシール部分は周りを溝に織り込んで貼ってしまいましょう。そうすることで、クラッチ操作を繰り返すことでシールが中で剥がれかけたりするようなことはなくなりますよ。
あと、中央部分のシールを貼るときは、角度に気をつけながら貼ってください。いきなりペタと貼ってしまうのではなく、一旦ここかなって場所にシールを置いたらクリアパーツを被せてみて、シールの文字とクリアパーツの文字がきちんと合っているのを確認してからシールを密着させるといいですよ。

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クリアパーツをはめて、手首のGNコンデンサーパネル(クラッチユニット)の組立てが終了です。

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最後に腕の内部フレーム装甲を取り付けます。ポリキャップを1つハメますが、手首から伸びるリボンケーブルの挟み込みに注意しながら組み立てましょう。

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はめ込んでしまう前におさらいを。肘関節には、クラッチユニット以外にも引き出し式の関節が存在するのは前回お話しましたよね。そのクラッチユニットを使用しない関節部分の赤○のピンの動きを確認してみます。
このピンは、通常は写真1枚目の場所に位置していますが、可動すると右写真のような緩やかな弧の軌跡を描きながら動くわけです。

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今回取り付ける内部装甲パーツの内側を確認してみると、↑のピンの可動軌跡に合わせて山なりの溝が刻まれた部位があります。ようはここの溝に合わせてカクカクカクと止まりながら段階的に角度調整が出来るようになっています。クラッチ機構ではないですが、保持に支障がないような構造のようですね。

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内部装甲パーツを取り付けたら、赤○のところにホログラムシートを折り曲げて挟み込みます。両側共にですよ〜。

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これで、肘から手首にかけての内部フレームが組み立て終わりました。もっとも肘のクラッチユニットはまだ組み込んでいませんけどね;

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さらに外装と肘のクラッチユニットも組み立てていきましょう。腕の装甲は、細かく分割されているものの、そこまで多いというわけではないかな? 塗装箇所は、右写真の2箇所にメカグレーを入れたのみです。右側の小さい方は、両側塗っています。

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装甲パーツは、これといった特徴もないので一気に組み立てます。装甲の合わせ目は、スリットが自然に入る形になっているので、合わせ目が目立たないよう工夫されています。

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では肘にクラッチユニットをはめ込みましょう。肘もこれまで同様、赤○の溝をよく確認しながらハメます。

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クラッチユニットをはめ込んだら、専用のホイルシールを貼ってクリアパーツを取り付けます。クリアパーツは、ランナー番号は同じですが左右それぞれ別(LとR)となっていますので注意してくださいね。

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肘のクラッチユニットも取り付け終わり、ようやく肘から手首にかけてが完成しました。

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肘と手首のGNコンデンサーの具合です。中に貼るシールとクリアパーツの文字とが相まって、立体的に見えますね。膝と比べると、中のシールとクリアパーツとの間が狭い分、下地がくっきり浮き上がります。

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お次は、二の腕、肩を組み立てます。複雑な構造を持つ肘から手首に比べると、簡素に感じますね。

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二の腕を組み立てるときは、小さいホログラムシートを挟み込んだりはめ込んだりしますので、飛んでったりしないように注意しながらハメていきましょう。

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写真の位置にも表裏ともにホログラムシートをはめ込みます。小さいので、シートの表裏を取り違えないように気をつけてくださいね。

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外装を取り付けて二の腕の完成です。これまで苦戦したのが嘘のようにあっという間に組みあがりましたw 装甲の合わせ目は、腕と同様にスリットが開くように設計されているので、ホログラムシートも少しだけ露出した格好となっています。

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続いて肩の組立てです。リボンケーブルを円を描くようにパーツに取り付けます。前もってホログラムシートを折り曲げて癖をつけておきましょう。

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組み上げた後、赤○でくくった肩内部のピンが一直線になるように角度を調整するのを忘れずに〜。

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↑でそろえたピンに合わせてクラッチユニットをはめ込みます。肩のクラッチユニットは、最初はめ込んだだけでは右写真のように面一になりにくいです。その場合は押し込むのですが…クラッチ機構の沈み込みがあるので、しっかりと奥まで押し込みましょう。

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肩、二の腕、腕を合わせて、ショルダーアーマー、手を除いた右腕が完成しました。PGのサイズ的なものだけでなく、造形自体が非常にたくましい腕になっています。
可動範囲はというと、クラッチ機構のみの可動範囲は右写真のように90度も曲がりません。

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しかし、引き出し機構を使うことで、ほぼ180度曲げることが出来るようになっています。手首に関しては、思ったほどは曲がりませんね。ほんとに気持ち程度という感じです。

今回はここまで。肘から手首に集中してはいるものの、腕も非常に密度の高い構成となっています。しかし、まだ全関節が可動する手、ショルダーアーマーが残っていますので、次回はそのあたりを紹介したいと思います。では、See you next time!
    

            

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