では、手で使用するパーツを…ってランナー丸ごとですねw これには理由があり、以前MGグフVer.2.0等を作ったとき、動力パイプはランナーに付いたまま組み立てていましたよね。PGの手は、全ての指の全ての関節が可動式となっている分パーツ数が非常に多いため、それらと似た手法が採用されているわけです。
写真は、とりあえず親指のパーツのみ切り出しています。
塗装箇所は、人差し指〜小指までの一部にメカグレーを入れたのみとなっています。
切り出した親指のパーツは、さきに組み立ててしまいます。親指の指関節すら動くというのはすごいですね……。
組み立てた親指は、ランナー右下にある掌のパーツにそのまま取り付けてしまいます。
さらに親指以外の指のジョイント部分も固定します…というか、掌までも可動するのですかっΣ PG恐るべし;
冒頭でも紹介した指のパーツが収まったランナー部分ですが…これは横の列ごとにどの指のパーツかが決まっています。下から順に人差し指、中指、薬指、小指にあたるわけです。
通常ランナーのナンバリングは1パーツごと必ずふられていますよね。しかし、よく見ると19番に2つのパーツが(右写真)収まっています。これも面白い構成ですね〜。
↑の19番の2つのパーツの間には、妙な隙間が開いています。この開いた隙間に、切り出した20番のパーツをランナーについたままハメてしまうわけです。パーツをハメるときは、ランナーに付いたパーツをしっかりと指で押さえながらハメましょう。そうでないとゲート部分が傷みますよ〜。
あとは、繋がった指を切り出してやれば、一本の指として完成されているわけです。似たような小さいパーツが多数散乱するよりは、遥かに組み立てやすいですね。まぁ、全塗装する場合は全部先に切り出さないといけないわけですが(^^; あとは、先ほどの右下の掌のパーツに切り出した指を取り付けてしまいます。
同様の工程で全ての指を取り付け終えました。パーツ数は手としては非常に多いですけど、思ったほど苦には感じませんでしたよ。
さらに手の甲側の固定パーツを取り付けて、手の基本部分が完成となります。
最後に掌もランナーから切り離せば、見事に右手が組み上がりました。思った以上に楽ですね。
仕上げに外装と手首のジョイントを取り付けます。手首のジョイント部分は、無印1/100と同様にボールジョイントではありません。ボールにしてしまうと、武器を保持したときにヘタってしまうからでしょうね。装甲部分は、右写真のような感じでメカグレーを入れていますよ。
掌の完成です。最近ではMGでも切り離すことで5指全てが動くものがありますが、さすがに全関節とはいかないですからね…。
第1、第2関節どちらも動くので、非常に表情豊かな指の動きを再現できます。何より親指の関節が動くのが大きいかも。
握り手も結構自然な感じになります。実際の人間の手にはありませんが、握り手みたいなときに手の甲の可動部のおかげで綺麗に見えますね。
最後はショルダーアーマーの組立てです。肩は、内部装甲と外部装甲に分かれてはいるものの、シンプルな構造となっています。塗装箇所は、右写真にまとめている通りです。
内部装甲のみを組み立てた状態。サイズといった外観だけでなく、ディティールも比較的抑え目な感じですね〜。
装甲をつけて完成。ダブルオーガンダムの場合は、両肩にGNドライブのコーンがくる分ショルダーアーマーは小さくまとまっています。
これで、右腕の完成となりましたっ。ショルダーアーマーが小さいので、肘から上がコンパクトにまとまっています。
腕一つにこれだけ時間をとられるとは…_/ ̄|○ 途中仕事が忙しくなったとはいえ、ちょっと予定外です; 次回は、まだ左腕が丸々残っていますから、それを組み立てて…ダブルオーガンダム本体の完成を目指しますよーっ。では、See you next time!