ぐっすまの”ねんどろいど ”やMAXファクトリーの”figma ”の一部人気商品は、以前から受注開始後数分で完売（下手すると秒殺）するという異常な事態が続いていました。これにはいくつか理由があり、販売数の少なさ、転売屋の横行、自動予約注文プログラムの存在といったものがあります。これら全てが絡み合い、現在のような予約開始と同時に受付終了というような状態となるわけです。そして、予約注文が締め切られた商品には、発売前にもかかわらず中古の販売登録がなされているという有様です。まぁ、正常とは言いがたい状況ですよね。
この”ねんどろいど 中野梓 ”の予約開始時には、一部販売店のオンライン鯖がダウンするほどの瞬間的なアクセスがあったようで、それを受けてかぐっすまより異例の追加注文受付が発表された次第です。ただ商品内容は変わりない（当たり前ｗ）ものの販売月は異なり、初期販売分は2010年5月発売予定で、今回の追加分に関しては2010年6月発売予定となっています。まぁ、1ヶ月遅れるだけで確実に手に入るのであれば、これまでよりは全然マシです。
最後に、今回のぐっすまの対応で思ったことを書いて〆ますか。この手のフィギュアは手作業の工程も多く、生産ラインの確保、作業員の技術レベルの維持（新人の向上）等の質を保ったままの大量生産をしにくい商品であることは理解していますので、メーカーとしては辛いところでしょうね。加えて、ねんどろいどなんかは中国での生産なわけですが……近年の中国国内の人件費の高騰もあっていろいろ難しいでしょう。
また”ねんどろいど梓 ”以外に、現在店頭では見なくなっている人気商品についても増産の体制を整えていくとのことなので、とりあえず静観しますかね…。個人的意見としては、新商品の発売ペースがこれだけ早ければ、そりゃ過去発売の商品のラインなんか確保できるわけないだろうなーとは思いますけど； とりあえず、中国でさらに生産工場を拡張した後に、国内の人件費がさらに上がって販売単価が上昇したり、経営が成り立たなくなるようなことがなければいいかな；
2/4追記 ： figmaブログにて2/5より”figma 平沢唯 ”の再販が予定されているようです。予約開始時の状態は、同じfigmaの澪や紬ほどではないですが、発売直後にもかかわらず既に品切れになっているfigma唯なので、手に入れそびれた人にとっては朗報ですね〜。詳しいことは明日発表なので、楽しみに待っていましょう。
では、See you next time!
