MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム HDカラー+MSケージ 作成レポート その8

2010.03.28 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム HDカラー+MSケージ 作成レポート その8」です。前回に引き続き脚部の製作です。足首下は完成したので、いよいよ脚となるのですが…そのまま組むならいいのですけど、可動域を確保しようとすると思いの外手間でした;; とりあえず今回はフレームの組立てですよ。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム HDカラー+MSケージ

フレームに使われるパーツです。この段階では若干多めというくらいで、傾向ピンクがある以外は際立ったパーツ点数の違いは見受けられませんね。

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膝ブロックを中心に組み立てていきます。膝に関しては、大きいピンはそのままでも十分キツかったので、小さい方のピンのみ瞬接で補強しました。ひょっとしたらキットによる個体差があるかもなので、一度組み合わせて可動の固さを確認してくださいね。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム HDカラー+MSケージ

あと膝のパーツに関しては、可動域拡大のためにあちこちカットしているので、そこをご紹介します。ただしこれから行う作業は、手元が狂うとパーツ破損に繋がりますので、関節の可動調整と同様にくれぐれも自己責任で〜。
とりあえず太腿側の黄○(キット本来の状態)の部分を、赤○の状態(くの字が真っ直ぐになるように)にカットします。

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脹脛側の箇所も同じようにカットします。ここらは、カットしても外見上穴が開くといったこともなく、見た目に影響を与えませんです。

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さらに、外側の部分(赤○の面)もプラの厚みが半分ほどになるくらいまで切り落とします。

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最後に膝下のフレームパーツの○で括った箇所を加工します。黄○がキットそのままの状態、赤○がカットした状態です。

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↑でと分かりづらいので、角度を変えてご紹介。左写真がキットそのまま、右写真が加工後の写真です。出っ張った部分がなくなっていますよね。

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一通りの加工が終りましたので、あとは組み立てるだけです。先ずは、太腿のスライド式のフレームパーツを差し込みます。このとき左右どちらの脚を組み立てるかで差し込む向きが違うので注意です。ちなみに今回は右脚ですよ。

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あとは、膝のパーツで↑の太腿側フレーム、膝下側のフレームを挟んで一つにしましょう。

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右脚の骨格フレームが完成しました。普通に組むならちゃちゃっと終る部分ですが、妙な手間が多くて疲れましたな;

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フレーム状態で曲げてみると、通常無加工の場合は左写真のように90度ほどしか曲がりません。しかし、加工後は右写真の状態まで曲がります。もちろんこの可動範囲を装甲つけても再現出来るかというと…さすがに厳しいと思います; ただ、MGのような内部フレームと外装に分かれるキットの関節可動範囲を広げる場合は、組み上げる前に内部フレームから可動域を広げるようにすると加工しやすいですよ。

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残りのフレームパーツを取り付けます。足首は、サイコフレームを最初に取り付けてから、スライドするジョイントパーツを差し込みます。

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しっかりと奥まで差し込んで、足首のフレーム部分の完成です。

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続いて太腿のフレームパーツを組み立てます。っが、装甲パーツを一部使わないと固定できないので、パーツを2点ほど追加です;

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先にサイコフレームに装甲を取り付けておきます。

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あとは、骨格フレームに組み上げたパーツを取り付けましょう。

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反対側(右脚なので内側)も同様にはめ込みます。

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フレーム完成までもう少し、膝のサイコフレームと膝裏、足首裏のパーツを取り付けます。

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膝のサイコフレームは、赤○のレールに噛み合わせる形で取り付けましょう。

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膝裏、足首裏のパーツも取り付けます。ここはVer.Kaで緩くなることもなかったですし、瞬接での補強はしていません。

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ただ、キットによる個体差もあるかもなので、実際に取り付けてみて、緩いと感じるようでしたら適度に補強を〜。

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仕上げに側面のフレームパーツを取り付けます。

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ただし、このパーツも膝の動きを阻害するところがあるので、赤○の箇所を写真のようにカットしてしまいます。赤○の部分は真っ直ぐカットしたのではなく、膝を曲げたときに接触するパーツ形状に合わせてRを持たせてカットしています。ちょっと言葉では説明しづらいので、詳しくは↓で;

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カットしたら、あとは普通に左右ともに取り付けてしまいます。

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先ほどのカットラインをカーブさせている理由は、この出っ張り部分は膝を曲げると右写真のように円状のパーツにあたるからです。もちろん膝を曲げるのに支障がなければ真っ直ぐカットしても構いません。お好みで〜〜。
ちなみにこの部分をカットしないと、膝は90度までしか曲がりませんorz

今回はここまで〜; 装甲部分も既に組み終えたりしていますが、一度に紹介するには長くなりすぎるので次回に持ち越します(^^; というわけで、次回は右脚に装甲パーツ類を取り付けていきます。また、今回のHDカラーで90度まで広がった膝関節を、何故さらに曲がるように加工しようかと思った理由も合わせて紹介します。普段なら、こういう装甲形状を変える加工はしないんですけどね〜…。
では、See you next time!
    

            

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