RG 1/144 RX-78-2 ガンダム 作成レポート その2

2010.07.30 | author: | 開発計画 | ETCETERA
「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム 作成レポート その2」です。今回は右脚の製作となりまーす。MGクラスでは胴体から作るものがほとんどなので、こうして脚から作っていくのは妙に新鮮です。あと”アドバンスドMSジョイント ”のおかげで、基本フレームの組立てがいらないというのも面白いです。むかーしMGガンダムVer1.5を作ったことはあるので、初体験ってわけではないんですけどね…単に忘れてるだけかw 脚部に関しても、RGならでは(MGと錯覚する)のギミックがあったりしますので、じっくりと組み立てていきましょう。
そういえば…”MG ジ・O ”の出荷日は、5日が濃厚(尼での発売日が7日になってる)と思われます; その月の目玉新商品を月始めにもってくるのは珍しいので、本当は7月中に出したかったんだろうな〜というのがよく分かります; というか、これだけ立て続けに出されても製作追いつきませんからorz 新商品ですけど、たぶんジ・Oの入手、組立ては、Vコアブースターのあとになりそう。まぁ、当日になってみなければわかりませんが(^^;

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

右脚のパーツ一覧…の前に、足のときと同じくフレームの下準備から行います。写真は、ランナーから切り出しただけの状態となりますが、注意点が1つ。このパーツは、切り出すだけでなく、ジョイント同士の繋がりも2箇所切断する必要があります。右写真の赤○で記したところですが、左下の方は取説を見ても分かりやすい(写真も撤去済み)ですから問題ないと思います。問題は中央の赤○のところ。ちょっと入り組んだ場所にあるため見落としやすいと思いますが、忘れずに切り落としましょう。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

では足のときと同じく、下準備の変形をさせていきますよ。とりあえず赤○の箇所を弄りますが、上側は90度回転させ(写真でいうところの手前側に90度)、下側は180度回転させます。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

これだけではまだ終りません。下側青○はこれで終わりですが、赤○のところをまだ弄る必要があります。それぞれ右写真のように動かしてやりましょう。これで、フレームの準備は完了でーす。
尚この脚のフレームに関しては、指定箇所以外を先に動かしたりはしない方がいいようです。おそらく可動箇所が非常に多いので、元の正位置に戻し難いくくなる(正位置でないと装甲の取り付けが出来ない場合がある)からだと思われます。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

それでは、ようやく右脚のパーツ一覧です。1パーツだけ撮り忘れたものがあったので、右写真に用意しました。ってほとんどが装甲パーツ(^^; 足のとき以上に装甲が細分化されています;w;

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

あと、赤○の箇所にはるリアルスティックデカールは、組み立てる前に貼っておいた方が楽でしょう。くるぶしのピン先端を先にゴールドで塗装したのと同じ理由(MGキットでよくやっていますね)です。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

脚部に関しては、アドバンスドMSジョイントのフレームだけでは未完成なので、先に内部フレームから組み立てていきます。とりあえず踝と膝から。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

膝の組立てが終ったら、膝裏にもリアルスティックでカールを貼ります。リアルスティックでカールは、ホイルシールのような金属感があるものの、あくまでテトロンシールに近いものなので、シール自体に柔軟性がありません。なので、そのままだと膝裏のディティールの凹凸にきちんと密着できないのです。
そこで、これまで紹介してきたテトロンシールの貼り方と同じように、赤線にのところにナイフで切り込みを入れてやりましょう。ただ、青○のところはシールの端まで切ってしまわないように気をつけてください。テトロンシールと同様に他のシールとの繋がる部分が減ると、その分剥がれやすくなります。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

フレームの組立て最後は、太腿です。前後のパーツを合わせるだけですが、股関節のための切り抜きがある方(左右で向きが違います)を間違えないように取り付けてください。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

MGだとフレームの組立てにかなりの時間をとられるものですが、RGではフレームはサクッと終わり装甲で時間をとられます…(^^; とうだうだ言っても進まないので、装甲を取り付けていきましょう; 先ずは足首裏から〜。こんなところもパネルラインの色分けがされてるのかっ。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

そのまま裏側を攻めていきましょう。続いて脹脛裏っ。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

脹脛側面も一気に〜。って、この部分は、3色から構成ですか…ほんとに1/1ガンダムの配色を再現しているのですね(^^;

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

脹脛周りの組み上がり。ライトグレー、ウォームグレー、ホワイトの3色がこの部位に集約されています。HGサイズで再現されたのなら、そのうちMGでも出すのかな…。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

お次は、膝下と膝側面のマルイチパーツ。膝下踝あたりのパネルラインの色分けも再現されていますよ。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

さらに太腿周りも〜。右上の輪状のパーツは一番最後に取り付けます。こちらも前後共に装甲の色分けがされています。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

最後は膝の装甲です。ダクトディティールまで色分け、再現がされています。ただ、この部分は非常に小さいパーツでもあるので、紛失や破損に注意してくださいましー。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

あとは前回組み立てた足首下と合わせて、右脚の完成といきましょう。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

右脚が組み上がりましたっ。うはー、とても全長7cmほどの脚とは思えない色分けの再現率です(^^; この手の驚きは、プラキットとしてはMG(1/100)やPG(1/60)の専売特許だったんですけど…とうとうRG(1/144)も仲間入りですね。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

そして可動もピカイチ。膝はほぼ180度曲がる上に、太腿、膝が連動可動してくれちゃってます。加えて足首を伸ばす可動域を広げるために、足首裏の装甲も開閉するようになっています。RGを知らない人に、MGの脚部と見せても疑わないんじゃないでしょうか;
ただ、膝周りの可動が思った以上に固いです。ある程度スムーズになるまで、最初は慎重に動かした方がいいかも。それと太腿正面側の連動可動は、少々スライドしすぎかな…。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

足首横方向もなかなかの可動範囲。これだけ動いてくれれば、基本的なポージングで困ることはないでしょう。フレーム構造を見る限り、2重関節化されていたのが効いてるのかな?

以上〜です。パネルラインの色分けと細かいモールドによる精密感、広い可動範囲、MGと見間違うギミックと、これまでの1/144キットの常識を覆す仕上がりです(^^; いやぁ、ほんと笑うしかないって感じ。これまで、↑の3点をさらに高めていくためにバンダイがとった手法は、MG⇒PGというスケールアップでした。ところがそれを1/144サイズでやってのけている訳です。億劫になりがちな脚の組立てが、こんなに楽しかったのはいついらいでしょうw 次回の左脚も楽しく組めそうですし、腰についても期待大ですね。
では、See you next time!
    

            

開発計画 | 備考 2010年07月 | ETCETERA | HOME |