MG 1/100 PMX-003 ジ・O 作成レポート その9

2010.08.24 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 PMX-003 ジ・O 作成レポート その9」です。今回は脚の組立て、いつも通り右脚からですね。といっても、構造的には太腿以外は左右共通だったりします。そういえば…前回組み立てた足も同じでしたので、脚部自体は左右でほとんど違いがないということになりますよ。パーツ点数は、足と比べると少なめかな〜…。そのあたりも含めて、組立てながらレポートしていきましょうかっ。

MG 1/100 PMX-003 ジ・O

脚のフレームパーツ一覧です。最近のMGでは、脚部が一番パーツ密度が高いことが多いのですが、理由は定番となった連動可動ギミックを仕込みやすい(技術的なものだけでなく演出的にも)からです。その流れと比べてみると、このジ・Oの脚部はかなりあっさりしていると言えるでしょうね。

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膝下のフレームから組み立てましょう。ポリキャップを2つ仕込むのですが、パーツナンバーと仕込む場所をよく確認して組み立ててください。

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MG 1/100 PMX-003 ジ・O

組み立てた膝下フレームと足を先に合わせます。足から伸びる動力パイプは、写真右上の赤○の穴に通しましょう。先に動力パイプを穴に通したら、あとは足首のポリキャップに膝下フレームのボールジョイントをグサっと差し込むだけです。

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続いて膝の組立て。膝には、動力パイプ、太腿の連動ギミック用のパーツを先に仕込んで組み立てます。膝と太腿とを結ぶ連動ギミックは、かなり固めの調整になっています。この手の連動ギミックは、ギミックの作動を確実にするために普通は緩めになっていますけど、自立する際に上半身の重量を支える膝関節の固さにも繋がる大事な要所ですので、敢えてそのままにしています。

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組み立てた膝と膝下フレームを合わせましょう。ここにも動力パイプがあるためか、組み上がると実に6本ものケーブルが密集した部位となります。アクチュエーターといったディティールがない代わりに、メカらしさ(しいてはジ・Oらしさ)の演出に一役買っているのではないでしょうかね〜。

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フレームの組立て最後は、太腿のパーツの取り付け。って、3パーツだけか(^^; それに太腿短っ! 膝上、膝下のバランスがとても独特です…。太腿まで組み上げた上で膝の可動の固さを確認すると、ポリキャップレスの割にはかなりしっかりとした保持力に調整されています。これなら、総重量を支える大事な膝としての役割を、しっかりと担えると思いますよ。

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フレームが完成したところで、引き続き装甲を取り付けていきましょう。うわー、あっさりしすぎだw 膝下前後の装甲に関しては、スカート等と同様に裏面の色分けもされているのは良い点と言えますね。

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その膝下装甲の裏面のピンにゴールドを追加で入れました…が、実際組み立てるとピン周辺の黄色い部分が裏から見えているので、見える範囲をグレーやメカグレーで塗装した方が綺麗に仕上がると思います。

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先ずは正面側からの組立て。せっかく表側と裏側を色分けしているのですから、向う脛の塗装が発生してしまっている箇所についても、色分け出来たのでは?と思ってしまいますね;

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続いて裏側の装甲です。ここは2枚を合わせるだけですから、正面側以上にシンプルな作りですよ。

MG 1/100 PMX-003 ジ・O

組み立てた前後の装甲と、アンクルガード?のような装甲パーツを取り付けます。どれもポリキャップへと差し込むわけですが、差込が結構固いので慎重に押し込んでやりましょう。

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これで膝下の装甲が組み終わりました。フレーム段階では、長さのバランスを抜きにすれば脚らしい構造をしていましたけど…装甲をつけるとなんか見た目が独特ですね(^^; とりあえず、密閉型ではないのは確かなようです。

MG 1/100 PMX-003 ジ・O

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最後に申し訳なさそうに小さくまとまっている太腿に装甲を取り付けます。装甲パーツも3点のみなので、取り付け順序に気をつければ問題ないと思います。ただ、前後の合わせ目にモールドが設けられているわけでもないので、分割線がちょっと目立つかなぁ…。
何にしても、これで右脚の完成でーす。

以上です〜。長くなってしまったので、脚部の可動範囲は次回左脚を組み立てる際に紹介したいと思います。にしても独特な形ですね〜。フレームの露出部だけを見ると、ちょっと百式っぽい?とも思いますが、形状がご覧のようにまるで違うので…結果としては似ても似つかない代物です; 次回左脚を組み立てれば、ジ・O本体が完成となります。この作成レポートもあと2回くらいかな〜?
では、See you next time!
    

            

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