MG 1/100 XXXG-01SR ガンダムサンドロック EW 作成レポート その8 (右脚の製作)

2011.11.17 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 XXXG-01SR ガンダムサンドロック EW 作成レポート その8」です。前回に引き続き、脚部を作っていきますよん。この前は…足、足首と作りましたので、今回は右脚を仕上げてしまいましょう。XXXGフレームの機体は、脚部フレームにおいても共通パーツが多いわけですが、膝周り、脹脛だけは各機体固有の仕様となります。サンドロックにおいても例外ではなく、膝、脹脛のパーツはHランナー(各機固有のランナー)に属しますし、一見すると似ている外観でも、よくよく形状を比べると微妙に違っています。XXXGシリーズを通して組んでいる方は、そのあたりの違いを楽しみながら組むと、「共通パーツばっかりー」という飽きが多少なりとも薄まると思いますよっ。

MG 1/100 XXXG-01SR ガンダムサンドロック EW

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右脚フレームのパーツ一覧から。フレーム状態だと、冒頭でも述べた通り”機体ごとの差 ”を実感し難い構成です。どの機体も同じ祖を持つという点において、フレームと外装の2重構造を持つマスターグレードならではの演出なのですが、”組み立てる ”という行為においては、個性が少ない分お腹いっぱいになりやすいですな;; 追加の塗装は、前回加工した膝裏の追加モールドをメカグレーにて。あれ?そういえば…膝横のマイナスモールドをメッキシルバーで塗装したのも…追加だったかもー;

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では、部位ごとに組み立てていきます。先ずは股関節から。間にポリキャップを仕込むお馴染みのタイプです。腰との合いは良いのですが、相変わらず太腿との合いがすこーしだけ甘いです。個体差もありますので、緩いようでしたら補修することをオススメします。

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太腿です。共通パーツにて構成されているブロックです。フレームの一部が連動スライドする点などお馴染みの仕様なのですが、よく見るとスライドするフレームには縦長のダボが…。太腿の上面装甲にピンを追加するなどの加工を施せば、外装ごとスライドさせるようにも改修出来そうですね。
ひょっとすると、ウイングゼロ(EWver.2にしろTVにしろ)のXXXGフレーム版を出す機会があったら、太腿外装をスライド式にする気でしょうか?

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組み立ての続きをする前に、膝側面のダボ穴を埋めてしまいましょう。ランナーの一部を削って切り出したパーツを、裏側から押し込んでやります。断面をいかに綺麗に平らに仕上げられるかで、見栄えがかなり変わりますので、ヤスリなどを水平に当ててがんばってフラットに仕上げてください。ヤスリで仕上げるときは、ヤスリに対して直角になるような当て木を沿え、力を入れすぎず、1方向の動きでのみ(押す方向で)削るようにすると、エッジを間違って削るといった事故がなくなりますよ。
ちなみに、写真の蓋のために切り出したランナー(写真左)は、暫定で切り出した状態を撮ったものなので少々厚みがありすぎます。実際はこの2/3くらいの厚みで丁度よいかとー。

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MG 1/100 XXXG-01SR ガンダムサンドロック EW

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ダボ穴の改修が終わったところで、組み立てを再開。完成している太腿に膝、膝下を合わせていきます。膝に関しては、膝上、膝下の連動可動ギミックが集約された場所(写真2段目左)なので、固定ピンの位置がズレないように取説をよく確認しながら組み立ててください。あと、膝側面の一部をゴールドとブラックで追加塗装(写真3段目)しています。ゴールドの部分は、外装を取り付けると見えなくなりますけど、黒に関しては外装を取り付けることにより後々効いてきますので、↓の方でくわしくー。

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引き続き外装を取り付けていきます。膝周りのパーツ分割が細かいこと、足首に変わった色分けがあることを除けば、あとはオーソドックスなパーツ分割です。それから…太腿外装に施した加工箇所を、グレーで追加塗装していまする。

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外装を順次取り付けていきます。一応取説では、”脹脛の外装を取り付けてから、向う脛の外装を ”、と取り付け順序が指定されているのですけど、逆でも問題なく組み立てられます; また太腿外装を取り付ける際は、軽く膝の上側の可動軸を動かした上で取り付けると、組み立てやすいです。最後に膝の外装を組み立てるわけですが、ここも軽く膝を曲げて、膝フレームの裏側に指を添えて組み立てると、余計なパーツ破損を防げます。
それと、”先ほどの膝側面を黒に塗った理由 ”ですが、今回膝にある大きなマイナスモールドをメッキシルバーで塗装しています。外装が白を基調としている分、ここをメッキシルバーにした場合、内側を黒くすることでマイナスモールドのコントラストを引き締め、白にシルバーが埋もれることがないようにしています。逆にグレーのままという方は、敢えて黒にしなくても大丈夫でしょう。

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仕上げとして、足、足首、脚を合わせて、右脚を完成させます。やっと組みあがりました; 今回は、いつも以上にディティール等に力を入れている分、執筆量なんかもマシマシになって、全体的な仕事量が増えてますorz まぁ…たまにはこういうのもいいかな?

以上です。思い返すと…今回のサンドロックの作成レポートは、いつもよりテキスト量多いですね; 最近執筆はスランプ気味?なので、「ふおぉぉぉぉぉっっ!」って感じで、気合と共に言葉を捻り出しています(^^; もう少しらくーに言葉が浮かんでくると、いろいろと捗るのですがー(;´Д`)
では、See you next time!     

            

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