「RG 1/144 ZGMF-X10A フリーダム 作成レポート その11」です。今回は、組立工程としては最後となる武装をお届けします。多彩な武器をもつフリーダムですが、バラエーナ（バックパック）とクスィフィアス（サイドアーマー）は既に組み立て済みのため、残るはビームライフルとシールドのみ。どちらも細かい部分まで色分けされていますので、そのまま組み立てるだけでも機体本体と同様に見栄えの良い仕上がりになります。そんな両者を、追加塗装を交えながらじっくり作っていくのですが、今回はそれ以外にも＋αの加工をすこーししています。その分記事としては長くなってますが、最後までお楽しみくださいましー。
先ずはライフルから。ライフル本体を金属系の塗料で塗装しているので、設定とは少し違う風合いに仕上がると思います。パーツ構成としては、MGですらシールでの再現になっていた青いラインも、きっちり色分けでの再現となっています。まぁMGフリーダムがかなり昔のキットだからというのもありますが(^^;
あと追加塗装として、外装パーツの一部にグレーを加えていまーす。
先ずは、ライフルのフレームを一部兼ねた本体から組み立てます。フォアグリップをはさみつつ、マズルを差込んでおしまい。ここは、特に注意点などもなくサクッと組み終わると思います。
お次はセンサーサイトを。センサー部分のクリアパーツは、裏側からガンダムマーカーのメタリックブルーを塗り、でっぱりの部分は同じくマーカーのメッキシルバーにて塗装。クリアブルーと悩みましたが、サイト外装をシルバー系で塗装しているので、裏打ちの塗装でも十分だろうということで、手軽なマーカー塗装を選択しましたー。
あとは、青、白の外装を順次ハメ込みつつ、最後にサイトセンサーを取り付けて、完成です。注意点は、ライフル本体を塗装した場合、右上写真の
赤い○でくくった四角い穴の内側を、少し削ってやる必要があります。ここを削り忘れると、せっかくの塗装が剥げますので気をつけてください。
引き続きシールドの組み立てです。こちらも各部しっかりと色分けされているのですが、ディティールも1/144とは思えない作りこみがなされています。今回は、そのディティールを強調する形で部分塗装をしています。
シールドの追加塗装は、グレー、ゴールド、メッキシルバーによるアレンジです。撮り忘れてしまいましたが、写真左上の濃紺の表面パーツの裏側にも、ゴールドとメッキシルバーによる塗装箇所があります。
組み立ては、順番に1つ1つ取り付けていけば、これといった問題もなく組み上がると思います。しいて言えば…シールド裏に関してですが、ジョイントの取り付けが少々固いこと、くらいでしょうか？
MGのモノよりもこまかなモールドが増え、精密感がかなり向上しています。色分けの見事さと相まって、パチ組み感があまりありませんね。しかし、一方でシールド裏に関しては、ディティールで誤魔化してはいるものの、肉抜き感が否めないかなー……。
最後はビームサーベル刃の加工です。
ランナー紹介でも紹介したとおり、付属のビーム刃はMG等と同じSB-1です。つまり1/100サイズと同じ長さなので、1/144には大きすぎるんですよね； 大きなウイングが特徴のフリーダムなので、サーベル刃もある程度長めな方が見栄えもいいのですが、いくらなんでも長すぎます； そこで写真のように1.3cmほどカットして先端を整形し直しました。
整形は、エッジを少しずつカットしていき、徐々になだらかなラインになるように形を整えます。大まかな形になったら、ヤスリで仕上げて完成です。ポイントは、一度に形を作ろうとはしないこと。最初の切断面は円なので、その円周に沿うように少しずつ整形していきましょう。
加工を終えた2本です。RGガンダムだと、もう1〜1.5cmくらいは短い方がいいと思いますが、フリーダムやエールストライクといったハネモノの場合は、少しくらい長い方が似合いますねー。
以上です。年末の多忙のおかげで、すっかり完成が遅れましたが…なんとか組立工程は終わりました。あとはここに大量のシールを貼って、クリアコートをして完成です。なので、レポート自体はもう1〜2回続きますので、もう少しだけお付き合いくださいませー。
では、See you next time!
