「MG 1/100 RMS-108 マラサイ 作成レポート その0」です。長らくお待たせしましたm(_ _)m 入手前は、いつものように作ろうとも思っていたのですが、久しぶりのモノアイMGに……思わず乱心してしまいましたorz お手軽な部分塗装では済まず、半分以上のパーツを塗装してしまっています; なので、部分塗装派には塗装量が多すぎ、全塗装派から見ると中途半端、という参考にしにくい作例になってしまうと思われますが、何卒ご容赦くださいませ(ノД`) それと表面処理についてですが、前回製作した
”RG ガンダムMk-II ティターンズ仕様 ”と同様にエッジ出しを行っています。まぁ外装には丸みが多いので、エッジを立てた箇所はそう多くはないですが; また外装の最終的な仕上げ方にも、普段行わない手法をとっていますので、そちらも合わせてレポートしてまいります。
今回のMGマラサイで使用した塗料(最終的に吹くクリアーコートも含む)は…
ガンダムマーカー : ゴールド、メッキシルバー
ガイアカラー : スターブライトシルバー、スターブライトアイアン、スターブライトゴールド、EXシルバー
Mr.カラー : クリアーグリーン
Mr.カラーGX : スーパークリアーIII
タミヤエナメル : クロームシルバー、ゴールドリーフ
以上10色(クリアー含め11色)となりますが、あくまでも暫定なので、今後の追加塗装次第では使用色が増える可能性があります。

では、ランナー紹介いきますよー。まずは
”取扱説明書 ”から。入手報告でも紹介したとおり、懐かしの表紙デザインに心躍りますね。パケ絵流用タイプも嫌いではないですが、こちらの方がMGとしての馴染みがある気がします。取説中身も工程中の使用ランナー一覧もちゃんとあるし、見やすいと思います。



”Aランナー ”です。かなりのパーツが、既に切り取られてしまっています(^^; 過去の作成レポートと同じ、塗装のために切り取ったパーツは、
青い○で囲っていますので、後ほどまとめてご紹介いたします。ここでの塗装箇所は、A-10のライフル用エネルギーチューブの溝にマーカーゴールドを入れたのみです。



”Bランナー ”。こちらも2/3のパーツが消えうせていますw いや、笑うところではないのですが、自分でもここまで切り取ってたんだ…と再確認をすると、呆れ笑いしか出てこないなーと; ここまでやるなら全塗装しろよですよねorz このランナーの塗装箇所は、頭部バルカンマズルをマーカーゴールドで塗装したのみとなります。


”Cランナー ”。同じランナーが2枚あるのですが、C-6パーツは1つ余りますので、写真上は×印をつけています。こちらも塗装用に切り出したパーツがほとんど。ランナー上での塗装箇所はなしです。


がらりと色が変わった
”Dランナー ”です。動力パイプ用のパーツオンリーのランナーなのですが、うち脚部用(膝裏)のパーツのみを切り出し、別途塗装しています。こちらのランナーも、2枚同じものが同封されています。


”Eランナー ”。淡い赤…シャアザクみたいな成型色ですね。こちらも塗装のために切り出したパーツがいぱーいです。A〜Cランナーもそうですが、「全塗装でもないのに、一部外装パーツを塗装のために切り出し?」と思う方もいらっしゃると思います。理由は、いつもだと外装の段落ちディティール&モールドに、グレーやメカグレーを入れてメリハリをつけているのですけど、それはフレーム成型色にグレー系が使われているから(フレームを塗装しても全パーツではないので、部分的には成型色が残っていた)です。
しかし、今回はフレームパーツは全てメタリック系で塗装しているため、外装甲から段落ちになった箇所 = フレームないしそれに準じたモノが露出している、という考えでは、グレー系だと装甲色と合わなくなってしまいます。そこで、段落ちモールド類もフレームの塗装色で塗るために、マスキング類がしやすいようランナーから切り出しているわけです。


”Fランナー ”。Eランナーと同じ成型色で、手脚の外装パーツが収まっています。そして……半分以上のパーツが塗装のために切り出されています; ここまでくると、ランナーからパーツが半分くらいなくなっていても、めずらしくありませんよね。ですが、この後のフレームパーツでは、もっと悲惨な状態になっています(^^;


”Gランナー ”。ライフルのパーツや、ノズル用のパーツでほとんど占められてるかな。ですが、塗装のために切りパーツを切り出していくと、残ったのはパイロットフィギュアだけになってましたorz


”Hランナー ”。胴体部用のフレームパーツが主に収まったランナーです。あと、バリュートをジョイントするためのアタッチメントパーツもありますね。ですが、ほとんどのパーツが塗装のために切り出されてしまっています;


”Iランナー ”……は、とうとう全パーツがなくなってしまっていますw 本来なら、残るパーツもあった(アクションベース1用の可動式ジョイント)のですが、諸事情によりそちらも切り出す結果となってしまいました; 理由は後ほどー。


”Jランナー ”。脚部、腕部用のフレームパーツがみっちりだったのですけど、残ったパーツはシールドジョイントとバリューと用ジョイントのわずか3パーツのみ; しかもこのランナーは2枚同じものが付属していますので、如何に切り出したパーツが多いかが分かるかと思います(^^;
それから、これで通常のランナーは最後となるのですけど、実は
全てPS樹脂で成型されています。つまり、ABSレスの”MG AGE-1 ”と同様の仕様ということに。今後も完全新規のMGは、ABSを含まないパーツ構成になるのでしょうか? 気になりますねー。



残るランナーと付属品は、
”PC-200ランナー ”、
”SB1ランナー ”、
”テトロンシール&ドライデカール ”、の3点となります。お馴染みのポリキャップに、サーベル刃ランナー(珍しいクリアーイエロー成型)、それとシール類です。最後のシールですが、珍しくホイルシールが付属していません。つまり、ライフルやバックパックのセンサー部分は、塗装しないと無色クリアーのまま、ということですね;

最後は、
”塗装済みパーツ一覧 ”…です。一応塗装したパーツを一通り並べてみました(^^; 自分で言うのも何ですが、塗装するだけならまだしも、1個1個並べるとかおかしいですねw 塗装色ごとに分けようかとも思ったのですけど、パーツ数があまりにも多いので、部位ごとにご紹介していきます。

”頭部塗装済みパーツ ”から。フレームだけでなく、外装パーツについても結構塗装してしまっているので、見た目の印象が変わると思われます。
赤い□の箇所は、1パーツにつき2色以上使っている部品です。塗装色は、EXシルバー、スターブライトアイアン、スターブライトアイアン60%+スターブライトシルバー40%、スターブライトゴールド、クリアーグリーンを仕使用しています。動力パイプの中心部分は、スターブライトゴールドでアレンジしてみました。

続いて
”胸部塗装済みパーツ ”です。使用色は、スターブライトアイアン、スターブライトアイアン60%+スターブライトシルバー40%、マーカーゴールド、マーカーメッキシルバー、エナメルクロームシルバーの計5色。外装パーツは、600→1000でペーパーがけをしたのち、メラミンスポンジで磨いて、お手軽つや消し仕上げにしています。これは、
いつも拝見している”TASTE ”さんのキット作例を参考に、試させていただきました。思ったよりもかなりいいですね、スポンジ仕上げ♪

”腰部塗装済みパーツ ”。腰は、ふんどしパーツの動力パイプ連結部分を、アレンジでメタリックにしています。使用カラーは、スターブライトアイアン、スターブライトアイアン60%+スターブライトシルバー40%、スターブライトゴールドです。スターブライトアイアンの使用箇所は、写真だと光の反射で分かり難いですけど、腰フレームの中央ブロックで使っています。

”武装、バックパック塗装済みパーツ ”です。使用色は、スターブライトアイアン、スターブライトアイアン60%+スターブライトシルバー40%、、スターブライトゴールド、EXシルバー、マーカーゴールド、マーカーメッキシルバー、クリアーグリーン、エナメルクロームシルバー、エナメルゴールドリーフと結構使っていますね; ライフルのサイトセンサーは、センサー部分だけでなく周りの部分までもが無色クリアーで成型されてしまっているので、要塗装箇所です。今回は、クリアーグリーンでクリアーパーツを塗装後、エナメルのクロームシルバーにてセンサーの周りを塗り分けています。



”腕部塗装済みパーツ ”。さすがに、腕のパーツは多いですな; 5指可動式の手も付属しているので、細かいパーツも結構多いです(^^; 使用色は、スターブライトアイアン、スターブライトアイアン60%+スターブライトシルバー40%、、スターブライトゴールド、EXシルバーの4色。右肩のショルダーアーマーのフレームだけは、アクセントでゴールドにしてみました。あとスパイクは、スターブライトアイアン、スターブライトアイアン60%+スターブライトシルバー40%の2色で塗り分けています。




そしてさらにパーツの多い
”脚部塗装済みパーツ ”です;; 使用カラーは、スターブライトアイアン、スターブライトアイアン60%+スターブライトシルバー40%、、スターブライトゴールド、EXシルバー、マーカーゴールド、エナメルクロームシルバーです。塗装は、パーツ1つ1つだと手間がかかりすぎますね; ぉっと、書き忘れていましたが、メタリック系で塗装した箇所は、全てスーパークリアーIIIで既にコーティング済みとなっています。なので、外装はメラミンスポンジ仕上げを予定していますから、追加塗装がなければあとは基本組み立てていくだけで仕上がる予定です。

〆は
”アクションベース1用可動式アタッチメントパーツ ”を。最初にフレームパーツを塗装しようと思ったとき、お手軽にランナーごとブラシで吹いちゃおうかなーって考えていたため、このジョイントアタッチメントは塗装の邪魔だったわけです。そこで真っ先に切り出したのですが、結局1パーツごとに下処理をした上での塗装と相成りましたから、結局塗装の間は隅っこで放置されることになりました(^^;
以上です。なんか…いつもとは違うランナー紹介で、こちらも書いてて違和感ありまくりですね(^^; しかし、これでようやく組み立てに入れます。長かったー;; 次回からは、サクサク組んでいく”つもりで ”、がんばってまいりますよー。まずは、取説通りに頭部からかな?
では、See you next time!