MG 1/100 RMS-108 マラサイ 作成レポート その3 (フレームの製作・胸部)

2012.07.01 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 RMS-108 マラサイ 作成レポート その3」です。今回は、上半身フレームの仕上げとなる両腕の組み立てです。形状は異なりますが、ザクのデザインを踏襲しているらしく、右肩にはシールド、左肩にはスパイクアーマーが装備されています。ただ、今回はフレームの製作ということで、右肩のシールドは外装製作のときに回しましょう; 左肩のスパイクアーマーについても、外装とスパイクは取り付けませんので、今回はフレーム骨格のみの取り付けです。ここまで非常にザクザクしたフレーム構造なだけに、腕の方はどうなのか……気になるところですね。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

では、右腕フレームから組み立てます。腕そのもののパーツ構成は、比較的標準なパーツ構成だなー…と思うのは当たり前; やはりパーツ形状などで、ザクやグフのVer.2.0と似たところがあります。特に肩あたりはそっくりです。ですが、マラサイならではの点もいくつかあります。可動手の親指の形状、取り付け構造は今までにはないタイプですし、差し替え手と可動手の両方が付属していることも、この手のジオニック意匠のキットでははじめてじゃないでしょうか?

MG 1/100 RMS-108 マラサイ MG 1/100 RMS-108 マラサイ

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

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では手から組み立てていきましょう。可動手、差し替え手の両方を組み立てます。可動手は、人差し指から小指まで、今までの5指可動タイプとしては標準的なモノです。しかし先ほども述べたとおり、親指だけは、形状(まっすぐ伸びている)、取り付け位置が新しいですね。それ故、組み上がった手の仕草も今までにない雰囲気があります。
差し替え手の方は、握り拳、サーベル用、ライフル用の3タイプが付属。何か足りない……そう、平手がありません。ここで、可動手をもう一度振り返ると、各指の第一関節がまっすぐ伸びている…つまり平手の変わりかっ!!ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン それもそのはず、可動手の掌を見てみると、ライフルグリップの保持用ピンを挿し込むダボがありませんし、そもそもライフルグリップにもピンがありません(^^; なるほど…今までの可動手のような、ひらく、握る、持たせる、の全てが出来るオールマイティタイプではなく、”指の角度を変えられる平手 ”のみに絞ったわけですね。……個人的にはやや使いづらいなぁ(^^;

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続いて肩の組み立てです。MGとしては、比較的よくあるパーツ構成ですね。ポリキャップを円柱状のパーツに仕込み、ジョイントパーツと共に肩へ挟み込みます。胴体へのジョイントを担うポリキャップですが、同時に肩の可動保持も兼ねています。

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事前に組み立てる部位最後は、上腕です。といっても、ポリキャップを仕込んで挟むだけの極々簡単な構造なので、これといった注意点は特にありませぬー。

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MG 1/100 RMS-108 マラサイ

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さて、ここからは一気に仕上げますよ。最初に今しがた組み立てた上腕を、肘周りと共に組み立てます。ついで、下腕にあたるパーツとポリキャップを取り付け、手、肩を取り付ければ、右腕フレームの完成となります。あまりごちゃっとした感じはなく、ユニット化されて、スッキリした印象ですな。まるでνガンダムのフレームのような……。

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フレーム状態の可動域を確認してみましょう。肘は140度ほどしか曲がりませんが、手首の可動が効いているようで、トータルでは180度曲がるようになっています。問題は、装甲をつけた状態でもこれを維持出来るかどうかですけど;

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

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引き続き、左腕フレームを作ります。基本的なパーツ構成は左右共通なので、右腕を組み立てた後なら問題なく組み上がるはずです。サクサクっと組んでしまいましょう。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

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右肩のシールドには、フレーム構造と呼べるものがなかったので後回しにしていますが、左肩にはショルダーアーマー用のフレームがあるので、こちらで組んでおきます。派手な色に塗ってしまったので、目立つことこの上ないですな; シルバー系も考えたのですけど、ガイアのスターブライトゴールドの発色を試すついでにゴールドに……赤みが少し強い金色ですねー。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

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仕上げとして、今回組み立てた両腕を胴体と合わせます。これで上半身のフレームが完成しましたっ。本来ならバックパックも含まれるのですけど、残念ながらバックパックにはフレーム構造が再現されていませんでしたorz 肩……目立つなぁ(^^;

以上です。上半身のフレームが組み終わりましたので、次回からはいよいよ下半身に突入です。とりあえず…腰かな? 余裕があれば脚部も少し紹介しようと思います。脚部は、ザクっぽさから少し離れるはずですから、ようやくマラサイらしいフレーム構造に見えるかもしれませんね。
では、See you next time!     

            

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