MG 1/100 RMS-108 マラサイ 作成レポート その4 (フレームの製作・腰&両足)

2012.07.04 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 RMS-108 マラサイ 作成レポート その4」です。今回から下半身ということで、腰と両足のフレームを作っていきます。ここでもザクやグフ Ver.2.0の面影があるのですが、構造的に似ているというだけであって、ディティール面では結構違いが出ています。んーーー、足の場合などは、違いというよりも簡略化されている? ザクとグフ Ver.2.0の足には、つま先、踵それぞれに、可動タイプのアクチュエーターギミックが再現されていしたけど、マラサイではそのアタリがオミットされています。構造的なモノもあるでしょうけど、恐らくはコストカットじゃないでしょうか(^^; では、腰フレームから作ってまいります。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

腰フレームのパーツです。あっさりしてますね。一応前後左右のスカートにも、フレームパーツというかそれに近いパーツ(外装裏面)がありますけど、前後の褌装甲を使わないと腰に固定出来ないため、ここでは省かせていただきました。実のところ、動力パイプもフレームのみで取り付ける場合、固定箇所が少なくかなり不安定な状態になるのですが、動力パイプなしだとますます簡素になってしまうので、やむなく…です(^^;

MG 1/100 RMS-108 マラサイ MG 1/100 RMS-108 マラサイ

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

ではその動力パイプからまいります。動力パイプの芯ともいえるパーツは、ご覧のようにアレンジでスターブライトゴールドで塗装しています。そのため、そのまま外装リングパーツを取り付けようとすると、擦って塗膜を傷つけてしまいます。これを回避する方法はいろいろあるわけですが、今回は外装パーツ側の内側エッジ部分を削ることで塗膜を保護(頭部の動力パイプ作成と同様)しています。
また組み立てに際してですが、2種類の外装を個数を確認しながら取り付けていきます。いつもの動力パイプキットとは異なり、予備パーツは含まれていませんので、紛失しないよう気をつけながら作業してくださいね。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ MG 1/100 RMS-108 マラサイ

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

腰本体の組み立てに移行します。外装の一部とポリキャップを間に挟み、上からサイドアーマーのジョイントを兼ねたフレームパーツを取り付けます。最後に、組み立て済みの動力パイプを取り付けて、腰フレームの完成です。動力パイプはバラバラと外装が落ちやすいですから、「指で押さえてても落ちるんだけど?」という方は、マスキングテープなどで仮止めしてから作業をすると楽ですよ。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

組み上がった腰フレームです。てっきりスイング機構でも入っているかと思ったのですけど、ザクグフ2と同じく無可動タイプでした。それと、サイドスカートの後方へのスイング機構もなくなってますね。何だろう……オミットしていけばパーツ構造も簡略化しますし、組み易くはなるんですけど、その分MGらしさが薄れていっているようにも感じます。
動力パイプの外装が綺麗に並んでいませんが、前後の褌パーツを取り付けないとバランスが分からないので、外装取り付け後に改めて位置調整します。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

お次は両足のフレームを作ります。パーツ一覧で見ると、ほんとに簡素化されちゃってます(^^; ザクグフ2の足のフレーム(古い記事で申し訳ないですが)と比べると、細かなパーツはなく同じMGと思えない寂しいパーツ構成です。フレームの可動ギミックは、今ではMGの大事な要素のひとつとなっているわけですし、あまり作りやすさばかりに偏らないで欲しいと思います。ぶっちゃけ、作りやすさを求めてなら、MGである必要なんてないわけですから…。極端に言えば、フェラーリが走行性を犠牲にして居住性重視の車を作るようなものですよ;;

MG 1/100 RMS-108 マラサイ MG 1/100 RMS-108 マラサイ

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

とまぁ文句ばかり言ってても先に進みませんので、サクっと作ってしまいましょうか; 一応ポリキャップの向きに気をつけて、基部、つま先への可動基部を組んでいきます。足裏のパーツは、個人的には外装に位置するかなーと思ったのですけど、フレームカラー(スターブライトアイアンとスターブライトシルバーの混合色)で塗装していたので、ついでに取り付けちゃいましたw

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

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同じものをもう1つ組み立てて、両足の完成です。アクチュエーターディティールは、ダミーしかないのが寂しいですけど、仕方ないですね; 今回はダミーのシャフトだけをクロームシルバーで塗り分けてますが、シリンダー部分もゴールドやカッパーなどで塗り分けた方が、見た目にはまだよくなったかもです。

以上です。今回はちょっと短めですが、この後は脚部の組み立てに入ってしまうので、キリのいいところで終わらせていただきました(^^; というわけで、次回からは脚部の製作に入っていきます。マラサイのフレーム状態の完成も目前ですよっ。
では、See you next time!     

            

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