今回はとりあえず両脚分のみということで、使用するスペーサーは2コ。スペーサーの作成は、RGフリーダムの作成レポートで紹介したモノとなりますので、作成手順など詳しくはそちらをご覧くださいませ。
プラ板は白タイプでしたから、RGジャスティスのフレーム色に合わせて黒で塗装。また取り付け軸の延長も行うので、同径となる3mm幅の丸棒をランナーやジャンクパーツから採取、1.5mm強の長さにカットして成型しておきます。さらにピンバイスで0.8mmの穴をあけ、同じ0.8mmの真鍮線を通して瞬接で固定しました。
今回延長するスペーサーの厚みは1.2mmなわけですが、取り付け軸の方は1.5mm強の長さをとっています。これには理由が2つほどあります。1つは、関節軸先端は差込やすいようにエッジが丸く成型されているため、そのままだと接着面が不足するので軸側を少しカットする分を考慮にいれているからです。もう1つは、強度補強用の真鍮線を通すために、延長する分にもある程度の厚みが欲しかったから、ですね。なので、不安な場合はもう少し延長側を長くして、フレーム側の軸をもっとカットしてもよいと思いますよ。
あとはスペーサー、軸延長分を瞬接で固定して、しっかりと乾燥させておきます。その上で足首を元通り差し込めば、脚の延長作業の完了ですっ。ただ……ここまで工作+執筆しておいてなんですが、塗装した分キツくなっているとはいえ、軸の延長をしていないRGフリーダムでも保持は十分のようなので、敢えて延長せずに合いを少し固くしてやれば、スペーサーだけでも十分事足りるような気もしますね(^^;
ということで、延長させた状態の下半身を改めて……ってこのアングルじゃ長くなったのかどうか微妙に分かり難いですな; では角度を変えてみて…
足首周りを水平位置からアップで。横、後ろから見ても、延長したことがパッと見わかるようなことはありません。横から見ると、関節の隙間から延長したスペーサー分がわずかですが見える程度で、延長したことによって関節が不自然に露出するようなことはありません。
つま先を伸ばしたようなポーズをとらせると、アンクルガードのポジションによって関節部分が見えやすくなります。しかしスペーサーを間に入れることで、違和感もほとんどありません。ジャスティスのアンクルガードは特によく動くため、極端な位置取りをすれば写真のような状態になりますけど、実際のポージングではこの中間あたりに位置するのが一番バランスがいいので、延長した内部が丸見えになるようなことはほとんどないですね。
これで下半身の作業は終了(組み立て後のシール貼りやコーティングは別にして;)です。思わぬ脱線が入ったことで少し手間取りましたが、次回からはまた平常運転で組み立てていきます!
以上です。次回からは上半身の組み立てに入ります。ジャスティスの下半身は、見ての通り珍しいデザインで結構楽しめましたが、上半身の方はどうでしょうね。胸部などはフリーダムのそれとよく似た感じですけど……楽しみですなっ。
では、See you next time! Tweet