さて、肘関節内側に貼るリアルスティックデカールを綺麗に貼るために、マークセッターを用意します。本来は、スライドデカール(いわゆる水転写式)を貼るときに、しっかり貼るための糊の役割 + 軽いシール軟化剤 として使います。リアルスティックデカールやテトロンシールの類は、シールの厚みがあることから軟化剤としての効果はそこまで期待出来ませんけど、粘着分をプラスアルファすることは出来るはずです。使用にあたっては、かならずよく攪拌してから使ってくださいね。
一度組んだジャスティスの腕をバラしてみると、見事に凹凸形状部分が浮いてたり、剥がれています(^^; 今回は、シールを一旦剥がす → マークセッターを添付 → シールを貼る → 2〜3分待つ(軟化剤成分を浸透させる) → 軽く湿らせた綿棒で余分なマークセッターを吸いつつ、位置を調整しながら凹凸に少しずつ密着させていく(ちょっと根気とコツがいるかも) → 完成 という手順をとっています。
通常のデカールとは異なるので、軟化剤の浸透具合がどうか、金属箔にまずい影響がないか、などなど気になる点がいくつかあったのですけど、いずれも杞憂に終わったようです。今のところ、剥がれたり、浮いたりといったこともなく、安定しています。ただ、完全に凹凸をトレース出来るほどは軟化しないので、マークソフターと併用出来ればもっと綺麗に貼れるかもしれません。次回RG作成までの要テスト案件ですな…。
同様に、RGフリーダムも貼り直しをしておきました。しかし、フリーダムのパケ横のサンプルを見ると…モロ浮いてますねwww 可動部に隣接している + 粘着面の狭さ + でこぼこした形状、これでは普通に貼っただけでは密着出来ないのは当たり前なわけで……。もう少し工夫が欲しいですな;
続いては、本題となるリフターの製作です。今回は、その中でも中央ブロック部分を作っていきますよ。パーツ数は、写真のような感じでそこまで多くはない…か。フリーダムではウイングバインダーの基部に使っていたアドバンスドMSジョイントを、ジャスティスではリフターのスライドギミックに使うようです。
先ずは、ジャスティスとの連結アームから作っていきます。ABS保持による良くあるパーツ構成ですので、組み立て自体にはこれといった問題点はありません。途中、パーツの一部にゴールドによるディティールアップの塗装をしました。反対側も同様に塗装していますよ。
下準備が終わったところで、中央ブロックを一気に組み上げていきます。本体に先ほど組んだジョイントアームを仕込み、その上からスライドギミックようのプレート、アドバンスドMSジョイントを取り付けます。プレートを取り付ける際は、赤い○だ囲ったピン(写真1段目右)と溝を合わせて組み付けます。
スライドギミックの組立てが終わったら、後は上面外装で固定し、足場とクリアーパーツを取り付ければ完成です。
……完成とは言ったものの……これだけだとなんだかわかりませんなw まぁ次回残りのパーツを組めばちゃんとリフターになるはずですので、お楽しみは後にとっておくことにしましょう。自分で塗っておいてなんですが、センサー部分、めっちゃ青いですな(^^; 色合い的に、内側をシルバー、クリアーパーツを無色のまま(ようは設定色?)もいいなー。
以上です。今回は序盤戦ということで、リフターの組み立てはさほど苦ではありませんでしたが、この後パーツが多い部位×2セットあるため、心して掛からないとです; それから、組み立て前のときから悩んでたのですけど、組み立てる段階になってやっぱり追加塗装した箇所もあるので、そちらも楽しみにしててくださいねー。
では、See you next time! Tweet