MG 1/100 GAT-X103 バスター 作成レポート その0 (ランナー紹介)+オマケ(メタリックマスターのプチレビュー)

2012.10.08 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 GAT-X103 バスター 作成レポート その0」です。ようやくのランナー紹介ですね; 塗装するパーツ量が多かったのと、天候に恵まれなかったことから、ここまで随分と時間がかかりました; しかし、このあとはほとんどのパーツが下処理済みですから、組み立てはスムーズにいける…といいなぁ(^^; あといつもと違う点として、現段階ではマーカーの塗装は行っておりません。組み立てながら、塗装をするか、ディティールアップ用のパーツを埋め込むかの判断をしていきますので、参考にされる方は今後の作成レポートでご確認くださいましー。ですから、ランナー紹介も普段とはちょっと違うスタイルになっています。ご了承くだしませ_(._.)_ それと頁末では、以前購入したメタリックマスターのプチレビューも行っております。興味のある方は、合わせてご覧くださいましー。

今回のMGバスターにおける使用塗料(これから使用するマーカー、及び最終的に吹くクリアーコートも含む)は…
ガンダムマーカー  : ゴールド、メッキシルバー
ガイアカラー    : スターブライトシルバー、スターブライトアイアン、スターブライトゴールド、EXシルバー
Mr.カラー     : クリアーグリーン、スーパークリアー半光沢、スーパークリアーつや消し
Mr.カラーGX    : スーパークリアーIII
タミヤエナメル   : クつや消し黒

以上8色(クリアー含め11色)となりますが、あくまでも暫定なので、今後の追加塗装次第では使用色が増える可能性があります。

MG 1/100 GAT-X103 バスター

では、取説からまいりましょーか。ボックスアートの一部を抜粋した表紙絵になっています。取説の中身は、組み立て順序も含めて極々一般的な書式ですね。組立工程ごとに使用パーツが含まれるランナーの一覧もちゃんとあります。

MG 1/100 GAT-X103 バスター

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”Aランナー ”。お馴染み多色成型ランナーなのですが、4色ではなく…3色?(配置上は4色扱い) 初っ端からかなりのパーツが切り出されています; また、冒頭でも書いた通り、切り出したパーツ以外の塗装は行っていないため、塗装詳細の写真はありません。

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”Bランナー ”です。とりあえず外装パーツを含むランナーが続きます。一部脚部パーツを塗装のために切り出し済み。なお、3点ほど不用パーツ(バスターの組み立てでは使わない)が含まれています。

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”Cランナー ”。足の緑部分だけのランナーです。つま先側だけ塗装のために切り出しましたー。かかと側は追加塗装はなしで。

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”Dランナー ”です……が、写真がキットそのままの状態の1枚しかありませんね。何故かというと、全てのパーツが塗装のために既に切り出されているからですw つまり、もうランナーの枠組みしか残っていないので、写真は省略しています(^^; しかしD-3、D-13は、バスターでは不使用のパーツですから、本来ならランナーに残っているはずですが……用途は差し替える指先パーツなため、一応切り出して塗装しておくことにしました。

MG 1/100 GAT-X103 バスター

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”Eランナー ”。こちらも使うパーツは全て切り出し済みです。写真に残っている2パーツ(どちらもE-4)は、バスターでは不使用となっています。それ以外のパーツは、塗装のため全て切り出していますよ。

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”Fランナー ”。こちらもEランナーと同じく、不使用パーツ2点(両方ともF-8)を除き、塗装のためにパーツは切り出し済みです。

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”Gランナー ”は、塗装のためにパーツは全て切り出し済みです。今回はフレームパーツは全て塗装しますので、以降のランナーにおいても同様となります。

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”Hランナー ”も同上です。っと、今更ですが……ABSパーツ、普通に使われてますね(^^; マラサイやAGE系MGはABSレスなパーツ構成なのに、SEED系の新しいMGシリーズは”ABSもポリキャップも両方使う ”スタイルをとっています。この辺の違いに大きな理由はあるのでしょうか……あるとすれば塗装割れに絡むことでしょうから、今後のキット内容が気になりますな。

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”Iランナー ”。このままフレームランナーが続くのかと思いきや、外装ランナーに戻りました; しかし、メタリック塗料による部分塗装が入るため、ほとんどの外装パーツが切り出されておりますorz

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”Jランナー ”です。こちらも外装パーツが収まるランナーで、濃い緑の成型色が特徴です。少しだけ塗装のためにカット済みのパーツがありま……ぉっと写真だとJ-1、J-8がランナーに含まれた状態となってますけど、実際は塗装のために切り出されています。

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”Kランナー ”も、全パーツが塗装のために既に切り出し済みです。ちなみに、このランナーに含まれるパーツは全て武装用となります。

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”Lランナー ”。このランナーも、塗装のためにパーツは切り出し終えてます。↑のKランナーと同じく、フレーム系パーツとしては数少ないPS樹脂のランナーですね。

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”PC-130ランナー ”。お馴染みポリキャップランナーなのですが、相変わらず使うものよりも不使用の方が多いのが何ともいえませんorz

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”シール3点セット ”です。テトロン、ドライデカール、ホイルシール、の仲良しセットですな。シール量は少しだけ多めかなぁ?

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最後は、”塗装のために切り出したパーツ ”たちですよ。MGマラサイのときと同じく、なんとかA3カッティングマットに並びきる量でした。といっても、マラサイでは結構大ぶりなパーツも多かったので、パーツ数としてみた場合はMGバスターの方がかなりマシマシだと思われます; 部位ごとと塗装色ごととで悩みましたが、今回は塗装色ごとでざっとご紹介していきますね。

MG 1/100 GAT-X103 バスター

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まずは”スターブライトシルバーとスターブライトアイアンの混色で塗装したパーツを。いつもだと比率は5:5で塗装していますが、今回はコレがフレームのメインカラーとなるので、アイアン比率を上げ3.5:6.5くらいの少し暗めの色にしています。肉眼で見ると、ちょうど時計などで多用されるチタン合金みたいな色合いになります。
この塗装色で塗ったパーツが、全体で言うと左半分に相当する量を占めています……って、写真1枚目左上は違いますね; そこだけはクリアーグリーンで塗装した透明パーツですorz それとすでにコーティング済みなのですが、こちらのパーツにはスーパークリア半光沢を使用。色合いとともに、光沢加減でも少し落ち着いた状態にさせました。

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続いて右半分のパーツを見てみましょう。右上にあるパーツはメインウェポンの主要部品で、スターブライトアイアンで塗っています。その下のパーツは、スターブライトゴールドでの塗装です。後ちほど別途紹介しますが、左半分のパーツには塗料の希釈に”メタリックマスター ”を使用してみました。効果はぼちぼちといったところかな? 

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左は分の下側は、1パーツの中に複数の塗装色が使われているパーツ(左上の腕とフロントアーマー)が少しと、その下はEXシルバーで仕上げています。もちろんEXシルバーもメタリックマスターを使っての塗装です。また、上記のスターブライトアイアン、スターブライトゴールド、そしてこのEXシルバーで塗装したパーツは、スーパークリアIIIで光沢コートすることにより、シルバーとアイアンの混色で塗ったパーツ(半光沢仕上げ)と比較して、よりコントラストがつくようにしています。

最後はオマケです。メタリックマスターの効果のほどを軽く確認しています。比較に使用した塗料はEXシルバー、比較対象はクレオスのレベリングうすめ液、塗装対象は下地をアルティメットブラックで塗装したランナー(本当は球面が良いのですがなかったので;)、塗装方法はエアブラシを使用です。メタリックマスターの効果を最大限に引き出すためには、いつもより気持ち溶剤を多くして、一度に吹き付けないで、エアーブラシの圧を弱めにして吹くと効果がでやすいようなので(公式より抜粋)、使用方法による差が出ないように、両者共に同じ方法で希釈、吹きつけを行ってみました。
なおここでの検証は割愛しますが、メタリックマスターはエアーブラシを使うことが前提の溶剤ですけど、リターダーも含まれているので筆塗りにも対応しているとのことです。

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結果はご覧のような感じです。光の当たり方によっては、平面だったこともありほとんど差を感じられないのですけど、よーく見ると……たしかに粒子の粗さが軽減されているみたいです。レベリングうすめ液の方は、ランナー部分(一応球面?)はもちろんのこと、フラッグ部分をみても粗さが少しありますよね。ただ、拡大してこの状態なので、パッと見での判断や、平面でしかも塗装面積が小さい場合には、差は分かりづらいかも……というか寄って見なければ分からないと思います(^^;

結論としては、通常のメタリック塗料とメッキ塗料のような差を期待してはいけませんが、メタリックのギラギラ感を少しでも抑えたい場合には少なからず期待出来るかと。特に塗装面積が広く球面の場合にはより効果的ですので、費用対効果も考慮してケースバイケースで使い分けていくと良いと思いますです。

以上です。ようやくランナー紹介が終わりましたので、次回からはいよいよ製作にはいります。組み立ては、マラサイのときと同じく、フレームから組み立てていこうかと思ってます。どうせ取説の組み立て順序を無視するわけですから、たまには足元から作っていきますかね。
では、See you next time!     

            

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