まずは胸部外装から組み立てます。ここにはコックピットブロックと変形機構の一部が含まれるため、思った以上にパーツ数が多いです。注目すべきは、やはりコックピットのシート位置を回転させるギミックでしょうか。PG Zガンダムや、MG ガンダムVer.2.0でもあったギミックで、これによりMS形態、WR形態のどちらも、ハッチを開けたときにシートポジションが自然な状態となります。まさか1/144で再現されるとは……。
胸部の基本フレームを組みます。組み立てが少し特殊ですので、取説の手順をよく確認しつつ取り付けていきましょう。また、ここのアドバンスドMSジョイントも、そのままだと動きが固いので、グリスアップするほどではありませんが、少し慣らしておくと後々の変形が楽になりますよ。
続いて、コックピットブロックを組み立てていきます。シート位置は、MS状態で組むので取説通り写真の状態に。あとは、最初に組んだ基本フレームと合わせ、胸部ブロックを完成させます。基本フレームを胸部外装に取り付けるときは、I-5、I-6のピンだけでなく、F-31、F-32のピン(写真中段右の赤い○)についてもI-9にきちんと挿し込むようにしてださい。そうしないと、胸部が妙に浮いた状態になるので要注意です。
これで、胸部外装ブロックが完成しました。Zガンダムらしい部位でもあるので、ここが組み上がるとテンションあがりますねー。ハッチや外装のC面出しもしていますので、全体的にシャープさが増し増しです。
お次は、腕のアドバンスドMSジョイントの下準備をしていきます。ランナーから切り出した状態では、かなり各可動部が固いので様子を見ながら動かし、少しずつ動きを慣らしていきましょう。何度動かしてもキツ過ぎるという場合は、グリスを注しつつ動かしていきます。ただ、肩の付け根の部分(WR形態への変形時に腕を折り畳む箇所:写真下段赤い○)に関しては、白化しやすいとの情報があるので、ここはグリスアップをしてから可動を馴染ませてください。
両腕の可動の慣らしが終わったら、肘側面にシールを貼り、肩付け根の外装の一部を取り付けてやります。まぁシールはお好みなので、貼らなくてもいいですし、部分塗装で再現する手もありますねー。
あとは、背中のフレームに両腕を取り付け、今回組み立てた胸部外装ブロック、背中側の外装パーツ、前回組み立てた”上半身が中途半端な状態”と順に合わせていきます。前回組み立て分と組み合わせるときは、奥までしっかりと差し込んでやります。
胸部外装と両腕(骨格状態ですが;)が付くことで、だいぶZガンダムらしくなりましたねー。前回とは大違いです(^^; ぁ、この時点でもう頭部ブレードアンテナは開いて構わないのですけど、写真は開き忘れてますorz
以上です。少しずつですが形になってきたところで、本年の更新はここまでとなります。今年もたくさんの方に閲覧頂き、誠に感謝感謝です。まさみともども御礼申し上げます。そして、来年もまた「パンドラの匣」をどうぞご贔屓にーっ_(._.)_ 次回は、元旦から続きを公開してく予定ですので、お楽しみに!
では、See you next time! Tweet