同様のトラブルが出ているかを調べると、そういう問題が報告されてはいるものの、6.1.3を導入している全てのユーザーというわけではなく一部に限られるようで、なるならないの要因は分かっていない模様です。症状も多少の幅があり、うちでは何もしていなくても1時間に10〜15%ほどバッテリーがなくなるため、寝る前にフル充電しても起きると30%前後という状態でした。
また、フェッチの取得間隔は15分で大丈夫です。この回避方法では、メールのリアルタイム受信を一定間隔受信に変更します。ここで設定した時間間隔でメールの受信があるかをチェックしますので、もしそれほどEメールのチェックが頻繁でなくても大丈夫なら、30分、1時間など、各自設定してくださいませ。
これで設定完了です。リアルタイム受信である”プッシュ”を解除し、指定間隔受信の”フェッチ”に変更することで、うちを含め数件の環境でバッテリーの異常消費が直りました。そもそも過去に発生していたバッテリーの異常消費問題は、iOS内の”Microsoft Exchange(メールプログラム)”が主な原因と言われています。過剰なサーバーへのアクセスがバックグラウンドで行われることで、待機状態でも1時間に10%以上もバッテリーを消費してしまうわけです。
実は、自分が4S使用時(iOS5当時)にも同様の問題が起きていて、そのときはプロファイル自体をフェッチタイプに差し戻して対応(4Sの機能を順次開放していたauでは、一時期メール設定用プロファイルが複数あった)したりしてました。今回の対処は、そのときのことを思い出しての対応だったわけです。まーちょいと調べれば同様の対処法はすぐに出てくるようなので、今更な記事内容でしたけど……一応、ねw
以上です。念のため書いておきますが、今回の回避方法は要因の一例に対する処置の中の1つに過ぎません。この方法でダメな場合は別の原因の可能性もありますので、諦めずいろいろ試してみることをオススメします。またこの方法で直ったとしても、今後のiOSのアップデートで修正、改善されるかもしれません。iOSのバージョンアップが実施された場合は、アップデート内容を確認し、修正されている記述があるならフェッチをプッシュに直すのをお忘れなくー。〆としては、こんなとこでしょうか。
それでは、ステキなiPhoneライフを……See you next time!
