パッケージは標準的なウインドウボックス仕様で、窓の形以外は極々オーソドックスなタイプです。ただ、1/8サイズのフィギュアとしては箱がかなりコンパクトにまとめられていて、届いた箱の小ささに最初驚いたくらいです。
仕上がりの方は、思ってたよりは良いのではないでしょうか。さりげないポーズですけど女性らしさがよく出てることと、体のラインが強調される艦内服と相まってなかなかにセクシーです。ただ、デコマスとは少し雰囲気が変わったような……少しだけ違和感(目元かな?)があります。あと制服の色合いが、サンプルよりもゴールド色が強くメタリック的な光沢が増しています。この辺りは好みが分かれるところですけど、個人的にはそこまで気になりませんでした〜。
少し角度を変えてみたりバストアップな写真を撮ってみました。改めてじっくり見てみると、アイプリントの出来がデコマスとはちょっと異なっており、角度によってはそれが違和感に繋がっているみたいですね〜。
試しにデコマス風に少し修正した写真と並べてみました。左が製品版、右が少し修正を加えた写真です。アイプリントの違いは、デコマスでは切れ長な目元をうまく再現していましたけど、製品版ではその良さが失われています。あと瞳の形、それにアイラインも製品版の方が弱いですね。それ以外は、のっぺり感の元になっている鼻筋を少しシャープにし、口元もおちょぼ口なのを直しています。たったこれだけの違いで、顔立ちの印象が随分と変わってくるのが分かるでしょうか? ぁ、髪のもっさり感も気になるな……もう少しシャープだといいね; まぁ製品版も決して悪いというわけではないのですけど、メガハウスにしてはちょっとお粗末な感じがしますなぁ……。
あと腕を差し替えることでデータ端末を持たせることも可能です。一部パーツを交換するだけで、固定ポーズフィギュアのプレイバリューがグッと上がりますね。その効果があってか、最近ではこの手の差し替えギミックをどのメーカーでもよく見かけるようになりましたな。そういえば、このアングルだと目元の違和感はだいぶ薄れてる気がします。うーん、簡易評価的には「がんばりましょう。」かな(^^;
以上です。ちょっと残念な要素もありますが、コレクションケースのような一歩引いた位置で見るような状態だと、さほど気にならなくなるのでまぁぎりぎり及第点ですかね。もしくは、瞳の形は厳しいですけど、アイラインの変更、強調程度なら実際に修正可能ですから、手直ししてしまうのも手か; ただ、出来ればこの手のモノには手を加えたくない派なので、悩むところです(^^;
では、See you next time!
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