※ 一部文章が分かり難い箇所がありましたので、加筆修正(さらに辛辣になったかも…)しました。あとフォトギャラリーで撮ったりした写真と追記の簡易レビューも少しだけですが加えました。ちょっとだけプレイしてみた限り、楽しいですけど気になる点もひじょーに多いです;(14.01.21)
しかし……改めて思うのですが、まさかゲーム通貨を課金対象にしてるとは思いませんでした; そこまで墜ちたのかとorz ゲーム内通貨をリアルマネーで購入可能にするのは、本来悪手、禁手に類するものです。アイテム課金ですらバランスをとるのが非常に難しいのに、最初からゲーム内収入を極端に抑えて高レートの2次回収(1次回収対象がソフト本体)に走るとか、どんだけせっぱつってるんだよって感じですな。しかも発売から1ヶ月を待たずにレース賞金獲得額に関するバランス変更……。今回の課金が如何にソフト本体の販売本数に影響(初週で1位を獲得するもGT5の半分以下、GT4の1/3にあたる20万本止まり)したかが伺えます。
ゲームって、元々S属性な娯楽アイテムだと思いますが、S的なやり込み要素までをも課金対象にすると、ほんと萎えますね。そういったやり込み要素とは別に、時間がない人のために救済策として課金を用意するならまだしも、とにかく課金ありきなゲームバランスはさすがに守銭奴すぎます。まして定価にして7〜8000円ものゲームソフト本体の代金をユーザーに課している以上、課金前提の費用は本来ならゲームソフト代金に含まれる金額のはずです。これでは二重取り、ぼったくりバーと同じじゃないですか。
そもそも開発、販売しているメーカー側が、この内容で売り物になるかどうかとかある程度は分かりそうなものです。そう考えると……
「最初は数が売れなくても構わない。ゲーム内通貨を課金にして、コアユーザー(ヘビーユーザー)から巻き上げるだけ巻き上げようぜ」
「どの道開発費が嵩む前に発売してしまうんだし、販売本数は発売後のアップデートを小出しにしていく内にいくらでも稼げるって」
「そのアップデートもある程度繰り返せば、SPEC-IIとして焼直すことでまた売れるしな。」
「さらにSPEC-IIを出すタイミングでPS4にそのまま移して……適当にイロ付ければPS4版でもさらに儲けられる」
「そのためにも、現行のPS3ユーザーには有料βとしてがんばってもらおうや!」
といった試算モデル、展望、目論見しか思いつかないんですけど。
加えて、今回は購入特典としてのDLCカーだけでなんと21台(早期購入特典付きの限定版を買った場合)もあったりします。まさにDLCコードの叩き売り状態ですね。15周年記念のつもりなのかもしれませんが、ここまでくるとありがたみも薄れるというものです。せっかくの15周年を記念すべきGT6なのですから、作り手自らそれを貶めるようなことはしないで欲しいですね。
ゲームをはじめるどころかパッケージを開ける前から、こんな批判たらたらな文章を書くのもはじめてかもしれません。しかし、それだけ好きで思い入れのあるシリーズならばこその言葉ということで、ご容赦ください。ほんと、今後のアップデートに期待してますよ。まずは……中古車ディーラー、復活して欲しいなぁ……。
ここからが追記分となります。フォトギャラリーの写真となりますが、その分高解像度ですのでご容赦を; GT5と比べると同じ車でも結構違いがあるんですねー。ちなみに、どの写真もクリックすることで大きい状態をご覧いただけますよ。
っていうか! 久しぶりにPS3起動したらPSNのアップデート入って……益々重くなったような気がするんですけどw あの程度のGUIでなんであそこまで重いのよorz
まずはそのGT5とのフォトギャラリー写真での比較から。生贄は”フォード '71年型 マスタング マック1”(個人的にはマッハ1の呼び方の方が馴染みがあるのですが…)です。やっぱりオールドV8アメリカンはインチアップとかしちゃダメですな〜。この肉厚なタイヤがなんとも………じゃなかった; 上の写真がGT6のマック1、下がGT5のマック1となります。フォトギャラリーのロケーションは、GT6とGT5で違うため光の加減などまったく同じ写真とはいきませんでした。
それを踏まえて両者を比べると……色合いやボンネット黒い部分の艶、ボンネットピンの形状とワイヤーの有無あたりに違いが出ています。タイヤは、たしか種類そのものが違うため、比較対象からは外しています。まぁパッと見はその程度なのですが、よーーく見るとGT6だとボンネット先端のディティールがおかしくなっています。なんでこんなところのテクスチャーが崩れてるんだろ?? ぶつけた跡?? いや、買ってからコレ走ってないし……。
あとボディへの写り込み具合とか、光の反射具合あたりはGT5の方が自然に見えますね。GT6はいかにもCGという感じです。まぁ環境光とかのパラメーターも違うでしょうから、一概には比較できないところなのですけど、個人的好みで言えばGT5の方が好きかもしれません。
走ってる写真もちょろっと。同じ左曲がりの高速コーナーだったからか、気が付いたら似たようなアングルの写真になって申し訳ない; ”プジョーのRCZ '10”と”トヨタ 86 GT 15th Anniversary Edition”です。車の挙動はだいぶよくなった……というか少しオーバー気味なほどに前後左右にロールします。まだあまりプレイしてないので分かりませんが、これサスを固く車高を落とした場合はきちんと反映されるのかしら? 一応GTカーなんかだとほとんどロールしないのは確認していますので、きっとそうなる……ことでしょう。エンジン音は、相変わらずのグランツーリスモ・サウンドでしたorz
今回のGT6から、走行中の車体にオブジェクトの影がより精密に?反映されるようになったのですけど、落ちる影はギザギザのめちゃでかいドット状態ですw 影を増やすと当然フレームレートに影響してくるから、そのための措置なのかもしれませんが……ちょっとひどいな; その絡みで走行中のモデリングも若干解像度落としているような……。それを誤魔化すためか、全体的に滲むようなぼかしフィルターが(車載のインパネ周り)かかっています。あと遠景の影などもチラつきが激しくなりました。なんか一昔前のPCゲーみたいな感じです;
しかし、GT5でいうところのプレミアムカー(精密モデリング)とスタンダートカー(GT4流用モデリング)の割合があまり変わってないのはどういうこと? GT5から3年の期間があって、さらに15周年記念作品でもあるのに、ドライブシミュレーター…いや車ゲーの一番肝心なカーモデリングにほとんど進歩がないとか、さすがに手抜き過ぎでしょう。
しかも、このPカー、Sカーというのは、GT6では明確に区別されていないんですよね。「ここはあまり突っ込んで欲しくないから、目立たないようにしてしまえ」というのがありありと見えます。なんかPS4に移植しても、普通に二世代前のPS2で動いていたGT4のモデリングデータが流用されたままになってそうです。ほんとにそうなったら笑えますね。
あと地味に悲しかったのが、車の紹介のナレーションとデモランがなくなったこと。あれカーグラTVのようでちょっと好きだったんですよ〜。今回のGT6ではただのテキストにまとめられています。
なんか現状の仕様だと貶すところしかないように見えますが、もちろんいい点もあります。一番大きいのは全てのロード時間の短縮ですね。レース前のロードはもちろんのこと、メニュー内でのひとつひとつの移動も軽快になっています。そしてHDDの使用率もかなり減っているみたい。GT5はプレイするほどHDDの容量をバカ食いしてましたからなぁ;; それとプレゼントカーの色を自分で選べるようになったのも嬉しいところ。
そして、この写真のようにフォトギャラリーで2台撮りが可能になった点。ドライバーはまぁオマケですが、車体位置や角度も自在に変更出来ますので、よりお気に入りの一枚を撮れるようになりました。あとは…あとは……なんだろ? あーリアルサーキットが増えたのもgoodです。他は、今後のアップデートで増えていくと思います。
とりあえずは、中古車ディーラーの復活と……外装周りの選択肢、もう少し増やしてもらえないかなぁ。
うーん、記事を足したのはいいけど、内容は散々でしたね; でもプレイしてて楽しいことは楽しいですよ! ってことで追記分おわりですっ。ちなみに、次回の記事は久しぶりのプラモ関係に戻れそうです。お楽しみにー。
以上です。今回GT6を買おうか悩んでたときに、嫁に「遊ぶ時間は作るものだよー。かえ。」と言われ、購入を決めました。そうだよねー、時間は自分で作らないと……。実を言うと、真・ガンダム無双とGT6のどちらにするかでも悩んだのですが、あちらも評価が微妙すぎたので、アップデートにより改善される可能性のあるGT6にしました; でも今の自分は、遊ぶより何より寝て休養した方がいいのかもしれません……うん、少し寝ます;
では、See you next time!