「本日の届きモノ」は、”
Kenko KSL-90 LEDフレキシブルスタンドルーペ”です。いわゆる作業用ルーペですねー。先月買った”
ハンダごてスタンド”と似ていますが、こちらは手元を大きく明るく見せることに特化したモノとなりますから、結線用の持ち手とかハンダのスタンドなんかは付いていません。その代わりスタンドはよりフレキシブルに動きますし、簡易照明のLEDライトも付いてたりします。ハンダごてスタンドに付いているルーペで代用することも考えましたけど、本来ははんだ付け作業用ということで安定性が非常に高い反面、重い上に角度調整などの取り回しがよくないんですよね； その点こちらならささっと扱えますし、細かい切削加工時とか筆塗りにはより使いやすそうだったため買ってみました。では、実際の使用感も含めた簡易レビュー、いってみましょーっ！
パッケージは思いのほか大きかったです。Kenkoの商品は、一眼レフのレンズフィルターやプロテクター（もフィルターの一種か）を愛用させてもらってます。そういえばサンワダイレクトなどにも同じ商品があるっぽいんですけど、恐らくOEM品（元がどこかわかりませんが；）なのでしょう。
中はブリスターパックで梱包されており、テスト用の電池も付いています。あとレンズカバー用の布ケースも付いてたり。取説は極々簡易的なものですが、機能的に複雑なものでもないためこれで充分でしょう。
中身を出してみると……結構作りは悪くありません。本体の塗装ハゲやキズなどもありませんし、レンズの歪みもなく非常に綺麗です。ただ、レンズはプラスチックですから、キズなどには気をつけたほうがいいでしょう。台座の裏にはちゃんと滑り止めのパッドも付いてますし、値段の割には作りがしっかりしています。
ルーペ部分を裏返すと、ルーペを保持している根元にLEDが2つ埋め込まれていますが、取り付け位置を考慮してか多少角度が付いた形になっています。電源は単四乾電池を3本使用。LEDは砲弾型なので、照射角も多少広めになっています。ただ、明るさと影が出来ない構造（レンズの外周に沿ってLEDが14個配置されている）としては、”
WAVEのルーペスタンドが理想的ですなー。
スタンド部分は、クリップを利用して机などに挟んで使うことも出来ますし、スタンドアームを広げることで据え置き型として使うことも可能です。ちなみに、この本体部分の後側にある”銀色の楕円形のボタン”がLEDの点灯スイッチとなります。
使わないときは、付属のレンズカバーでキズが付かないよう保護しつつ、アーム類をたたんでコンパク…ト？な状態で収納できます。レンズカバーが付いていると思わなかったので、嬉しい誤算でしたー。
レンズの方は、作業の補助的な利用としては充分な大きさ（90mm）で、倍率も2.5倍と充分過ぎる性能です。写真の状態を見ていただければ分かると思いますが、2.5倍だとこれだけ大きく拡大（焦点距離で見え方は変わります）されます。また、レンズ右下にある部分は倍率の違うレンズになっており、こちらは5倍表示が可能です。ただ……個人的にはここはなくても良かったかなー。
LED照明の使用感（写真下段）は、若干青味がありますけど適度な明るさで機能的には充分だと思われます。しかしLEDはむき出し状態ですから、指向性の強い光がストレートに当たるため、若干光がかたい印象があります。長時間使っていて目が疲れる、なんとなく気になる、といった場合は、半透明のビニールなどで露出したLEDを覆えば、多少やわらかい光になりますよ。
あとは何か書いておくことあるかな……そうそうレンズ本体は、ガラスではなくプラスチック製なので、キズや塗料の付着などには充分注意する必要あるものの、軽く使ってみた限り有用性はとても高いと感じました。今後の細かい加工作業が捗りそうです♪
以上です。2〜3年前からナイフの刃先の辺りが見え難いなーとは思ってたんですけど、まさか大きく見えることがこんなに楽とは思いませんでしたｗ でも、本やスマホの文字（最小表示）を読んだりすることはまったく問題なく、手元の見える度合いは今のところ年相応みたいなんですよね。まー、細かい加工作業や塗装の場合はコンマ数ミリ単位の世界ですから、文字を読むこととは比較にならないか(^^; 何れにせよ、これで安心して作業に打ち込めます！
では、See you next time!
大型ルーペと固定クリップ付きハンダごてスタンド ＋ LED各種 入手
