「
RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム + 天空の翼 作成レポート その8」です。今回からは、五体の中で唯一残っている腕外装の作業に入ります。パーツ数的には標準的ですけど、フレームを一部露出させるためにパーツ分割が変わった形をしているのが特徴です。また、ショルダーアーマー(組み立ては次回になりますが)にもRG独自の展開ギミックが内臓された関係で、こちらも普通のMSとは一風変わった構造をしています。なので、思った以上に作っていて楽しい部位でした。パーツのサイズや武装を保持する観点から、ガンプラの腕部はギミック的にどうしても見劣りしやすい傾向が強い分、全身くまなく手を入れた感じのするキットは何気に嬉しいですな。では、右腕から作っていきますよーっ。
なお、腕外装の下処理、マスキングなどについては、
作成レポートの進捗 その7に簡単にですが記載しています。

右腕(肩を除く)に使う外装パーツ一覧です。パーツ数的には、冒頭でも書いたとおり特別多いという印象はないのですけど、交換用の手が豊富なことの方にびっくりしますw 今回の腕のパーツには、これといった改修はしていません。ただし、可動箇所のクリアランスの確保や、エッジ立てといった基本作業はしています。そこで、その辺りのことについて触れようと思っていたのですが……右腕パーツではその写真を撮り忘れてしまいましたorz ということで、次回左腕パーツのときに解説します;

組み立てていきまーす。まずは交換用のマニピュレーターから。片腕に付き3つずつ付属しており、内容は平手、握り拳、持ち手の3種となっています。パーツ的には、手そのものは持ち手を除けばパーツ構成で、そこに手の甲にあたる外装を取り付けるオーソドックスなタイプです。なので組み立てはサクっと終わります。手ももちろん塗装済みですから、メッキほどではないにしろ金の質感はそれなりに出ていますね。



続いて腕を一気にいきますよ。上腕から組んでいき(写真の通り正面側の小さいパーツを先に取り付けます)、下腕、手首、手の甲、最後に肩といった感じで組んでいます。下腕⇒手の甲の順番以外は、取り付け順序が前後しても問題なさそうです。

これで右腕のベースが完成です。一見するとこれで組み上がりー……なのですが、この後さらにビームシールド発生ユニットを作る必要があります。まぁそう難しい組立てでもないので、この勢いのままサクサクといきましょう。

ビームシールド発生ユニットは、色分けの観点から3パーツ構成になっています。組み立て自体にこれといった注意点はないのですけど、白いパーツ裏面の濃紺色パーツを固定するためのピン先端は(写真を撮り忘れてますが;)、黒やゴールドで塗っておくと組み上がり後も自然な仕上がりになりますよー。


最後の仕上げとして、ビームシールド発生器を取り付ければ、右腕の完成となります。ストフリの腕は意外とガッシリしていますから、外装を取り付けると独特のマッシブ感(ちょっと角っとした感じ)が出ますね。あと、本来は付属のリアルスティックデカールを肘内側に貼る指定になっていますけど、今回はフレームそのものを既にゴールドで塗装していますから、シールは使わないことにしました。同様の理由で膝裏も使っていません。
以上です。腕に外装がないとかなり締まりがない感じでしたが、ショルダーアーマーなし腕だけ外装の状態でも結構違うものですねー。さて、次回は左腕の外装だけでなく、両肩も一気に作ってMS本体を完成させますよー。お楽しみにっ!
では、See you next time!
<< 「作成レポート その7」へ
「作成レポート その9」へ >>