なお、武装、バックパックの基本的な下処理については、作成レポートの進捗 その8に簡単にですが記載しています。
以下は再編集前の冒頭テキストです。一応残しておきますね
「RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム + 天空の翼 作成レポートの進捗 その9」です。予定ではもう最後のコーティングあたりまで終わってるはずだったのですが……追加の下処理をした関係で、スケジュールがちょっと延び延びになっていますorz 何をしたかというと、前回の時点でどう処置するかを決めかねていた”ドラグーンのマズル周りの合わせ目”を処置しました。加工自体はものの1時間もあれば終わるものの、接着剤の乾燥で2日ほどとられたのでご覧の延び具合と相成ったわけです; ということで今回の進捗では、内容的には作成レポート的な感じなんですけど、そのドラグーンの合わせ目消しについてご紹介していきます。
・ 普通に間に挟むパーツも含めてドラグーンを組み立て、マズルの合わせ目を消し、色分け部位をマスキングする。
・ マズル周りにも段落ちモールドをぐるりと刻むことで、合わせ目を目立たなくする。
・ 予めマズル部分だけを切り落とし、そこだけ合わせ目を消して、最後にドラグーン本体とマズルを接着する。
・ 片面側のみマズル部位を切断して、反対側のパーツに切り落としたマズルを接着、合わせ目を消す。
・ 思い切って、合わせ目を気にしないようにする!(キリッ
とまーこんなところですかね。合わせ目の消し方とかなんかも考えると、手法としてはもっと多岐にわたりますが……それを書き出すとキリがないので端折ります;
マズルの切断は、元々パーツに成型されているモールドライン(写真上段の赤い線)に沿って切断します。そうすることにより、切断したことで新たに発生したパーツの合わせ目が、パーツを組み戻した後もモールドに隠れて目立たなくなるからです。工程こそ違いますが、結果的に見れば冒頭に紹介したレール砲基部の段落ち処理による合わせ目消しと同じということですね。
この手の加工(切り貼り)をする場合の注意点は、切断するときは出来ればエッチングソーを使うようにすること。普通のノコよりも刃の厚みが薄く(0.1〜0.15mmほど)、それだけ切断時のパーツの欠損を防ぐことが出来ます。刃が厚ければ厚いほど、その厚みの分だけパーツは削られてしまいますからね。パーツが薄ければデザインナイフで一刀両断することも可能ですけど、今回のようなパーツの場合は……切断面が酷い白化やえぐれをおこしかねませんので、ノコの方が無難です。切るときは、ゆっくり、力まず、少しずつ切りましょう。余計な力が入ると、切断面が歪んでしまったり、最悪刃が折れてしまいとても危険です。スジ彫りほどではありませんが、ちょっとずつ進めていくのが基本ですよ。
もしエッチングソーを持ってない場合は、タミヤの精密ノコギリや、同じくタミヤの精密ノコギリIII、ハセガワのモデリングソー、などが価格的にも入手しやすいかと思います。切断箇所に合わせていろいろな形状が同封されていますので、上手く使い分けて効率よく作業をすすめていきましょー。
以上です。ふー、あとは塗装に向けて残ったマスキングを片付けていくだけとなりましたー。ただ……うーん、仕事や雨などによる遅延も加わり、予定してたスケジュールよりも1週間ほど遅れそうな感じです; ってことは、今月中に手元では作り終えたとしても、作成レポートの公開はどうあがいても月にまたがってしまいそうですねorz 年度内に終えたかったですが、こればっかりは仕方ないか。気持ちを切り替えて、残りもがんばっていきますよーっ。
では、See you next time!
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