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日本製紙クレシア  キムワイプ S-200 入手

2014.04.14 |author: |開発計画 |緋影流プラモデル製作研究所
「昨日の届きモノ」は、”日本製紙クレシア キムワイプ S-200”です。キムワイプは、ティッシュのような薄さでありながら、けば立ちにくく紙粉も少ない、非水溶性の紙製のウエスです。一般的?には、フラスコとか試験管みたいな実験器具や、液体の拭取りなんかに使われることが多いらしく(たぶん理科室とかで見たことがある人が多いんじゃないかな)、主に化学関係でよく利用されています。他にも、製品の性質上いろいろな用途があるらしいのですが、専門的なことはわかりません; で、これを化学とは程遠い自分が何に使うかというと、塗装用具のクリーニングに使います。塗装関係での愛用者も以前から多いらしく、特にエアブラシを使う人にとってはティッシュだと細かい繊維の付着が非常に厄介なので、製品の特性的にキムワイプはもってこいというわけです。ということで、どんな代物か早速みてみましょー。

※ 2014.04.15  最後の方に少しだけ加筆しました。

日本製紙クレシア キムワイプ S-200

今回は、割安な6個入りの大人買い?です。それでも1個当たりの単価は188円なので、200枚入りのボックスティッシュ(安いので5個入り230円)と比べると4倍もの値段(紙自体の大きさを考えると実質7倍)になります。まぁ……実験器具のワイピングに使うモノと家庭用のティッシュを比較するのもおかしな話ですし、見なかったことにしましょう;

日本製紙クレシア キムワイプ S-200

日本製紙クレシア キムワイプ S-200

購入したのはSサイズなので、1個1個はこんな感じのちんまいお姿です。裏を見るとパルプ100%となっていますが、ガラス繊維が入っているようなのでカメラのレンズや眼鏡などへの使用は避けた方がよいでしょう。たとえレンズがガラス製であったとしても、表面に様々なコーティングが施されていますのでそれを傷つけることになります。後述のようなレンズ専用のクリーニングペーパーを使ってくださいね。

日本製紙クレシア キムワイプ S-200

肝心の紙質は、ごわごわして少し固い感じです。安いトイペをもう少し固くしたような感じ、といえば分かりやすいかなぁ。大きさは12cm×21cmなので、ティッシュペーパーの6割ほどしかありません。ただ、塗装用具の掃除などに使うだけなら、このサイズでも充分じゃないでしょうか。

KENKO ハイテククリーニングペーパー

日本製紙クレシア  キムワイプ S-200

ちなみに、いままでは手元に余剰分が結構あったレンズ用のクリーニングペーパーを使ってました……がっ、実はこれの方がキムワイプよりもはるかに単価が高く(キムワイプが1枚約1円に対し、レンズ用はなんと約10円Σ)、とても経済的ではありません;; 当初は、頂きモノで使い切れないほどあったのでよかったですが、ある程度はけてきたので今回のキムワイプ導入にいたったわけです。
そんな両者を拡大して見ると、紙質の違いが一目瞭然です。キムワイプの方は繊維の網目がバラバラで、ごわごわっとしてるのが見てるだけでも伝わってきます。一方レンズ用の方は、密度も高く一定方向に圧縮された目が出来ています。また紙そのものも両者は異なり、キムワイプはパルプ、レンズクリーナーはアクリル系となっています。ま、用途もまるで違う製品ですので、こんな違いがあるよー程度のオマケと思ってください。

テストピース(スピーカー)

さて、あとは実際に試してみるだけです。一般的なティッシュと比べてどれくらい違うのかテストしてました。対象は、なんか埃をものすごーーく集めるCREATIVEのスピーカー”INSPIRE T10”(一応防磁なんだけど静電気が凄いっぽ?)をチョイス。レンズ用クリーニングペーパーで綺麗に拭取り後、ティッシュとキムワイプでそれぞれ擦ってパルプ屑の付着具合を比較しています。

ティッシュ使用時

キムワイプ使用時

差は……一目瞭然でしたね; ティッシュで擦りつけると、案の定細かな紙粉がいっぱい付着しています。これがハンドピースのカップ内とかに付着していると、色がシルバーのため付着しているか分からず、そのまま使って塗料と混ざり……と考えると恐ろしいです; ただティッシュを使った場合でも、ブロアーで吹き飛ばしてたりするなどの対策を講じることで、こういった紙粉の残留を防ぐことは出来ますが、万全ではありませんからなぁ。
キムワイプで拭いた方は、ほとんど付着していません。ここまで付着しないとは思いませんでした。これは素晴らしい。ティッシュと比べるとかなり割高なアイテムですけど、レンズ用の代替品としては十分すぎる品質(あくまで塗装用品への利用に限定した場合)だと思います。

ただ、1点だけ注意点があります。キムワイプは紙質が少し固めですけど、普通に破けます。そしてキムワイプも破けると細かい繊維が出るのはティッシュなどと同じですので、塗装関係で使う場合は破かないように気をつけましょう。(2014.04.15 加筆分)

以上です。消耗品としてはランニングコストがそれなりに掛かる商品ではあるものの、それだけの価値はありそうですね。いきなり箱買いして微妙だったらどうしようとか……なんてことは考えてませんでしたよ? これから、しっかり活用させていただきまーす。
では、See you next time!

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