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HGBF 1/144 KUMA-03 ベアッガイIII 作成レポート その2 (塗装 part1)

2014.07.16 |author: |開発計画 |MASTER GRADE |ETCETERA
HGBF 1/144 KUMA-03 ベアッガイIII 作成レポート その2」です。前回の下処理以降、梅雨らしい天候と月末月始の多忙さが重なり、なかなか塗装する機会に恵まれなかったのですが、ようやく一部パーツの塗装がクリアー吹きまで終わったので、一旦まとめておきまーす。残りのパーツの塗装も終わった段階でもよかったのですが、万が一また間が空いてしまうと月一記事になりかねないので、小分けにさせていただきました; さて…今回の塗装は、方向性をどうするか悩んでいたメタリック系を先に仕上げています。塗装作業を進めつつも最後まで悩んでいたのですが、なんとか一応の決着に至りました。とりあえずだいたいイメージどおりの仕上がりとなりましたので、そのあたりも踏まえながらレポートしていきますよっ。

HGBF 1/144 KUMA-03 ベアッガイIII

HGBF 1/144 KUMA-03 ベアッガイIII HGBF 1/144 KUMA-03 ベアッガイIII

まずは、前回紹介し忘れていたことから。合わせ目消しのためにむにゅ付けしたパーツがそのままでしたので、整形後の状態を少しだけ。溶着する場合は、むにゅっとはみ出た部分を削り落とすことで合わせ目はほぼ消えてしまうのですけど、残ってしまった場合はパテや溶かしランナーで埋めてやることになります。今回はフィニッシャーズのラッカーパテ(緑なのでどこを埋めたか一目瞭然…)を使って埋めました。
リボン形状のパーツは、圧着するために挟んでいた箇所にキズが入ったため(予想以上にプラが柔らかい)、その補修でパテを使っています。

HGBF 1/144 KUMA-03 ベアッガイIII

塗装は、メタリック系の発色を良くするために、最初に下地として[ガイア] アルティメットブラック(100%)を塗っています。その上から上段のシャンパンゴールド系と、下段の普通のゴールド系の2色で塗り分けました。

HGBF 1/144 KUMA-03 ベアッガイIII

シャンパンゴールドのパーツは、マットに仕上げるか光沢ありのキラキラに仕上げるかを最後まで悩んでいたので一旦マットよりに塗り、その上でゴールドで塗ったパーツと並べたりしながら最終的に光沢ありに決定。
で……どうせ光沢ありにするならキラキラがいいだろうということで、調合したゴールドの上からさらにパール塗料でコート。写真だと微妙な差しか分かりづらいですが、実物はかなり差があります。

HGBF 1/144 KUMA-03 ベアッガイIII

パール塗装はそのままでも独特の輝きがあるのですが、その上から光沢のクリアーコートを重ねることでより一層輝きが増します。今回は特に研ぎ出しなどはしていませんけど、2回ほどクリアーコートするだけでもこれだけ差が出ます。

HGBF 1/144 KUMA-03 ベアッガイIII

さらにもう一回クリアーコートして仕上げたシャンパンゴールドのパーツと、通常のゴールド+クリアーのパーツを並べてみました。この2色は、同じゴールド系の配色でも自分の仕上がりのイメージとしては明確な差をつけたかったので、片方はパールコート、もう一方は通常のクリアーコートという形で差別化してあります。

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今回の塗装したパーツの一覧です。まずはシャンパンゴールドで塗装したパーツからいきましょうか。塗料は、[ガイア] スターブライトゴールド(40%)+[ガイア] EXシルバー(30%)+[ガイア] フラットホワイト(30%)の上に[GSIクレオス] ムーンストーンパールを吹き、さらに[GSIクレオス] スーパークリアーIIIを三層コートしてあります。パールコートする場合は、パールによりやや色が明るく(白っぽく)なりますので、下地の塗装はイメージより少し濃い目にした方が狙った色に仕上がりますよ。

HGBF 1/144 KUMA-03 ベアッガイIII

ゴールドのパーツは、[ガイア] アルティメットブラック(100%)で塗った後、[GSIクレオス] スーパークリアーIIIでコートしてあります。いつも塗ってるお馴染みのゴールドですね。GSIクレオスのスーパーメタリックのゴールドと悩んだのですが、他の配色とのバランスを考えて、少し色味の濃いガイアをチョイスしています。

HGBF 1/144 KUMA-03 ベアッガイIII

あとバックパックなどのダークグレーのパーツは、[ガイア] スターブライトアイアン(70%)+[ガイア] EXシルバー(30%)で塗装した上に、[GSIクレオス] スーパークリアーIIIでコートしてあります。ここはメタリック系にしなくてもいいかなと思ったのですが……黄色い外装パーツはマットにしたかったので、対比として(他の部位と合わせて)あえてメタリックにしてあります。

今回のベアッガイさんは、霧くまsっぽくしようかとか、ふもっふっぽくしようかとか、いろいろプランがあったわけですけど、はじめて作るBF系キットということもあって最終的には劇中に近い形で仕上げることに。その上で組み立てる方向性を2つ考えてたんです。
コウサカ・チナという女の子が作ったガンプラなので、劇中の設定(ぬいぐるみがモチーフ)に特化させて女の子らしさを前面に出すか、女の子っぽさよりもガンプラとしてのイメージを強調しつつ女子力を出すか……。前者ならぬいぐるみっぽさを出すためにマットな仕上がりの方が向いているだろうし、後者なら多少なりともメカっぽさも出した方がいいかなー……とか……。なんて考えているとキリがなくなってきたので、実際に塗りながらそのメタリック系のイメージを固めていった次第です。
ということで、今回は女の子っぽさよりも女子力?を強調することにしましたー。外装の一部も、つや消しではなくパールコートを施したメタリックにしましたし、他にもちょっとした改修を考えてますのでお楽しみにっ。

HGBF 1/144 KUMA-03 ベアッガイIII

メタリック系の塗装は一通り終了したわけですが、写真の3点のパーツだけは追加塗装を施します。リボン用のパーツは、ゴールドで塗装した箇所を再度マスキングした上で合わせ目消しを行い、リボン全体を塗装します。口のパーツは、内側の一部を赤系で別途塗装予定です。

以上です。もちっとサクっと仕上げようかとも思ってたのですが、方向性に悩んでる間にいろいろと手間をかけたくなってしまってますw 実現するかはわかりませんが、オプションパーツもプランとしては出来上がっているので、時間と余力があれば本体完成後に改めて作るかもしれません。ほんとに未定なので、あまり期待しないでくださいね;
では、See you next time!

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