格納庫とメイン推進エンジンが収まる当たりから組み立てます。パーツ的にはこんな感じなのですが、推進エンジンのディティール再現のためか思った以上にパーツ分割が細かったりしますね。あと艦船キットとして見た場合、他では見られない独特なパーツ分割が面白いですなー、やっぱり。
まずはエンジンから。ドラム状のパーツは、取り付け向きが決まってますので、ガイドに沿って組んでいってください。注意点は、基本的に目立たない部分ですけど変な場所にパーティングラインがあったりしますので、側面装甲を開放するのであれば忘れずに消しておきましょう。
推進エンジンが組み終わったら、あとは取り付け順序に気をつけつつ1つ1つパーツを組み込んでいくだけです。パーツ分割も変わっていますが、この状態を組み終えてもあまり船体部分っぽくないのがまた変です;
続いて船体後ろ側の艦底側の組み立てを。格納庫のハッチや補助推進エンジンも含まれます。とりあえず全体を把握するためにそのまま組んでいますが、補助エンジンにもライティングを仕込むので別途バラして開口作業が後々入ります。あと格納庫のハッチについても、設定とはまるで違う構造のため(キットは端折り過ぎ)少し手を加えるかも?
組み上がった各部と残りのパーツを合わせて、船体後ろ側を仕上げていきましょう。格納デッキを未組み立てですが、とりあえず側面装甲を取り付けちゃいます; ここまで組み立ててようやくヤマトの船体っぽくなりました。側面装甲の取り扱いに関しては、開閉選択式にするか塞いでしまうかでまだ悩んでます。
前回の前半分と合わせて、ヤマトの船体全体が見えてきましたね。パッケージサイズを考えると出来上がりは大きくないような錯覚を覚えますが、パーツ分割が細かく入っているため実際の組み上がりそれなりに大きい(33cm)です。といっても1/1000サイズなので、艦船模型としてはもっともポピュラーな”ウォーターラインシリーズ(1/700)”の戦艦クラスと大差ない大きさになってますな;
最後に、船体の基本製作の仕上げとして甲板周りを組み立てます。甲板の分割も変わってますな; 配線のために穴を開ける箇所や、塗装前に接着してもいいところを確認しつつ、仮組みしていきます。艦首周りのパーツは、分割の所為でスナップフィットだけだと装甲が面一になりにくいので、波動砲用のLEDを仕込み終わったらしっかり接着しないと……。
これでヤマトの船体の基本製作が終わりましたっ。綺麗な流線型ですなぁ(*´Д`) 一気にヤマトらしくなったわけですが、船体用の細かいパーツが結構あります。第三艦橋もありますしね。そのあたりは電飾用の加工が一通り終わった後で改めて取り付けます。現時点で組み込んでも、まだあちこち弄るため破損の危険もありますから;
ということで、次回は電飾関係の加工をあちこち加えていいきますよー。電池や配線のスペースを確保したり、LEDを仕込むための穴を開口したり、LEDを固定するためのベースを作ったりしていきます。お楽しみにっ。
以上です。船体の基本製作を終えた感想としては、あれ?意外と細い?でした。艦首のくびれから船体中央にかけてもう少し起伏があるイメージだったので、2199になってデザイン変更されてるのかなーと。あとパーツ構造的なこととして、左舷後部の装甲を取り外すためでしょうか?パネルラインの一部に妙な隙間ができているのも気になりました。開閉式にするにしてもここはもう少し埋めておきたいですね。その辺りについても次回紹介したいと思います。
では、See you next time!
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