「先日の頂きモノ」は、”
CATEYE CC-PA100W PADRONE”と、”
フィニッシュライン セラミックワックスルーブ 120ml”です。
先に記事にしている”エルゴン GS3 ブラック Lサイズ”と一緒に頂いたのですが、内容的に1つにまとめるには長すぎるだろうと思い分けさせていただきました。今回のキャットアイ製 CC-PA100W PADRONEは、サイクルコンピューター（以下サイコン）の一種で速度や走行距離、時間などを計測出来る機器です。もう一つのセラミックワックスルーブは、お馴染みフィニッシュラインのチェーン用潤滑油になります。ただ完全なドライ用なため、それなりの雨に降られるとかなり落ちやすいらしいですが； そんな2点をご紹介していきます。サイコンについては取り付け方法なんかもまとめておきますので、これから購入を検討している方は参考にしてください。
サイコンのPADRONEは、パッケージがほんとにちっちゃいですね。120mlサイズのフィニッシュラインのルーブボトルと大差ありません； セラミックワックスルーブの方はというと、お馴染みのボトルサイズなのですが、他と違いクリアボトルで中身が見えるようになっています。
まずは”
セラミックワックスルーブ 120ml”から。以前から少し気になってて、使用経験のある友人にそれとなく聞いたら「普通のルブとは使い方も違うから、自転車の利用状況とかで合う合わないが変わると思うよ。でもその辺りは実際に使ってみた方がわかりやすいかもね。」ということでなんか頂いちゃいました； 透明ボトルで中身が分かるのですが、水のようにめっちゃサラサラしてますΣ 今までの潤滑剤とは明らかに毛色が違いますな……。
とりあえず、すぐに試すことは出来ないため、注意点をまとめておきます。あくまで注意点であって、メリット・デメリットではないですよ。
・ 他のルブから変える場合は、一度きっちりチェーン周りを洗浄する。
・ 中の成分が分離しやすい。使用前の入念な撹拌、注油中のこまめな撹拌が必要。
・ 揮発して油膜を作るため、注油後の拭き取りはしない。
・ 揮発乾燥の時間が必要なので、注油後すぐに乗ることは出来ない。
・ 雨で効果が流れやすく、雨量が多い時期（梅雨や秋）には向かない。
・ 気温が下がってくると凝固してしまうため、冬場も使えない。
くらい……だったかな、言われたのは。なんか忘れてる気がするorz また聞いときます； とりあえずこのルブの一番の利点は汚れにくいことです。つまりそれだけチェーン洗浄の頻度が少なく済むわけで、普段は忙しくて乗れずウィークエンドの晴れたとき限定の人なんかにはうってつけのチェーンルブだと思います。逆に自分のような晴れでも雨でも関係なく通勤で利用する人間には、季節や空模様によっては扱いにくいというわけです。
しかし、これから梅雨が明けて9月いっぱいくらいまでは晴れ間も多く気温も高いでしょうから、試しに使ってみようかなと思います。実際の使用感などはそのときにまた改めてー。
話は変わってもう一つの頂きもの”
CC-PA100W PADRONE”です。冒頭でも書いた通り、速度や走行距離が表示可能なサイクルコンピューターです。有線と無線があるそうですが、こちらは無線タイプ（アナログ）になります。しかし、イメージ的にはもう少し大きいパッケージを想像していたので、実物は余計に小さく感じます。
中身を開けると、って新品だし； いつもありがとうございます_(._.)_ 友人はMTBとクロスに乗っていて、MTBにこのパドローネを（ベロワイヤレスからの交換）、後から買ったクロスにストラーダ スマートを載せるつもりで両方買ったそうです。しかし、結局センサー類を追加購入してストラーダ スマートをMTBでも利用しはじめたらしく、パドローネは行き場をなくしてたのだとか； なんか先日のGS3と似たような状態ですね……。友人的には無駄に買ってしまったモノなので、逆に使ってもらえて嬉しいらしいです。まぁそれはそうなんだけど……GS3といいいパドローネといい、安いものではないので恐縮です、ほんと； 代わりに、SWキットとかがんばって作ってあげますよーっ。
付属品は、大きく分けると本体用とセンサー用に分かれます。写真左が本体用（固定用のブラケット類を含む）、右がセンサー用（センサーの固定はナイロンバンド）ですね。意外と付属品多し！
本体をアップで。なんかスマホみたいな形状してますが、マス目の通り縦の長さは7cmもありません。厚みはスマホほどではないけど結構薄いかな？ 裏にはACボタン（リセット）、MENUボタン、MODEボタンがあります。本体は小さいですが、文字が大きく結構見やすいですよ。友人曰く、安価で入手しやすいベロワイヤレスと比べるとかなり見やすいらしいです。
速度と走行距離を検知するセンサーとマグネットです。これをフロントフォークとスポークに取り付けます。ただ、MTBの場合はフロントサスがあるため、クロスやロードなどの取り付け方とは少しだけ違うみたいです。
取説を確認すると、設置にあたっての注意点は3つ。
本体とセンサーまでの距離は70cm以内で本体の底面がセンサー方向を向いている、マグネットはセンサーゾーンを通過する必要がある、最も近づいたときのマグネットとセンサーの距離が5mm以内である、の3点です。とりあえずハードルが一番高いのは、最後の5mm以内ですな；
では早速取り付けです。まずはセンサーからですが、クロスバイクと違ってMTBのフロントフォークはほとんどの場合サスペンションタイプであり、スポークとアウターチューブの間はちょっと距離が開いています。なのでマグネットとセンサーを5mm以内に収めるためには、写真のような感じでセンサーをかなり内側に向けなければならず、設置できる位置も限られくるので注意が必要です。
しかし、有線タイプのようにケーブルの取り回しを考える必要がないので、取り付け自体は比較的楽な方だと思います。
本体の固定はステムに取り付ける方が多いようですが、カラコラムの場合は標準ステムがご覧の短さのため、ハンドルバーの方に取り付けました； 見やすさ的には
別売りの”アウトフロントブラケット”を使った方が、
視線を下に落とし過ぎずに済むので安全性が高くなるみたい。ちょっと様子を見て、必要そうなら自分もアウトフロントブラケットを導入するつもりです。
取り付け終わったあとのハンドル周りを。見事にごちゃっとしてまいりましたな； でもこれ以上何かが増えるということはないと思いますし、ハンドルバーが長くサイコンもスッキリしたデザインなので、意外とうるさい印象はありません。
とりあえず通勤などで80kmほど装着してから走ってみましたけど、速度や走行距離、時間の確認が手軽に出来て便利ですね。特に走行距離が分かることで、消耗品の交換やメンテナンスの目安になり助かります。積算の走行距離も変更可能なため、他のサイコンから引き継ぎも出来ますよ。本当は心拍やケイデンスもわかるとより捗るらしいのですが、残念ながらこのパドローネは未対応のようです。まぁ今のMTBの利用状況では、そこまで走行状態を管理する必要性は感じられないので、当面は今の状態で十分だと思われます。
以上です。サイコンもワックスルーブも気になるアイテムだったので嬉しい限りです。どちらもしっかり活用させていただきます_(._.)_ あと交換を予定しているパーツは、GS3の記事でも書いたサドルと……あとはペダルですかね。標準装備の樹脂製ペダルは、回転はスムーズなんですけどいささか滑りやすい（特に雨の時はもうもう；）ですから、そうならないモノがいいかな。かといってビンディングペダルだと靴を履き替える手間も増えるので、フラットペダルで良さ気なのを見繕うつもりです。
では、See you next time!
シティサイクル（ママチャリ）のタイヤ一式交換
SHIMANO PD-MX80 SAINT 入手
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