バックパックに使われている全パーツです。うは、予想を上回るパーツ数……さすがVer.2.0だ; バインダーを左右共通パーツで済ませるためのパーツ分割、バインダー基部、スラスターノズルの色分け、と組む上での見どころも意外とあったりしますから、楽しみながら組み立てたいところですね。
ではまずバックパック本体から仮組みしていきます。本体部分のパーツ数は極々標準的だと思うのですけど、ノズル部分が意外と細かいです。パーツも小さめなので紛失、破損には気をつけて作業してくださいませ。
ノズルは組立順序、差し込み方向に指定があるため、取説をよく確認して進めてください。なお、現時点ではノズル内側の赤い色分けパーツ(赤い□)に関しては、仮組みの段階で取り付けてしまうと外すのが困難になる恐れがあるため、取り付けない方向でいきます。
バックパック本体の組み立ては、さほど難しいところはないと思います。サクサクいきましょう。一つだけ気をつける点があるとすれば、天面パーツと動力パイプの取付向きくらいかな? 組み上がると、バックパック本体パーツに開いたスリットから中のフレームパーツが顔出すことで、細かなディテールアップが施されているのがわかりますよ。
続いてバインダーとバックパックを繋ぐジョイントです。形状はボールですが、3軸によるフレキシブル可動となっています。
いよいよバインダーの仮組みです。可動部にはポリキャップを仕込む形になっているので、テールの保持力は問題なさそうです。ただ、先ほど組み立てたジョイントとこのバインダーの接続が少々難ありで、そのままだと接続軸のあるパーツ(左A-20、右A-21)をガリガリ擦りながらジョイントを取り付ける形になってしまいます。当然塗装した場合は100%禿げますから、そうならないよう対処が必要です。
とりあえず、バインダー側のパーツ(A-20及びA-20)の一部(写真上から3枚目の赤い箇所)を少し削ることで、取り付け時、及び可動時の干渉が極力なくなるよう調整しました。あとは最終組み立て時にもう一工夫しながら取り付ければ、双方の塗膜が剥がれることはないと思われます。
バックパック本体、ジョイント、バインダーを合わせれば、バックパックの仮組み終了です。いままでの百式のバックパックって、どこか味気なさを感じるモノが多かったですけど、これはディテール、情報密度ともに素晴らしいですね。バインダーの多角形型のディテールに関しては賛否別れそうだなぁ(^^; 個人的には嫌いじゃないですね、これ。
仕上げにMS本体と合わせれば、百式 Ver.2.0の仮組み完了ですっ! うひゃー、たかが仮組みに時間かかりすぎだ; あとは武装のみなので、次回で仮組みを終わらせて……残るは塗装のみとなります。前にも書いた通り、メッキはこのまま残すため外装はゲート跡のリタッチのみ、それ以外は全て塗装します。ただ、フレーム関係の塗装をどうするかまだ決まってないので、武装の下処理をしながら考えるとしましょう。
以上です。百式に集中すれば、なんとか年内には終わりそう……かな? ただHGすーぱーふみなとか、月末の1/100バルバトスとか、来月のMGアメイジングエクシアとかMGV2とか、新たな誘惑がいっぱいありますから、それらに”出来るだけ”負けないよう努力します; もちろんプロトゼロも忘れてませんよ。一応盛るところは全身大体盛り済みですから、年明け以降に少しずつ削ったりディテールを足したりしていきますので、もう少しお待ちくださいm(_ _)m
では、See you next time!
<< 「作成レポート その7」へ 「作成レポート その9」へ >>