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MG 1/100 MSN-00100 百式 Ver.2.0 作成レポート その10」です。前回までで全ての仮組みが終わりましたので、今回からいよいよ塗装開始です。パーツの改修は基本行いませんから、外装のメッキパーツを除いて一気に塗装していきます。百式 Ver.2.0は、全体的にパーツ分割が普通のMGよりもさらに細かくなっており、なかなかに塗装のし甲斐がありました; フレームはいつものメタリック仕上げ、メッキ以外の外装パーツは黒立ち上げでほんのりとシャドーが残る程度で塗装しています。では、前置きはこの辺りにして、早速塗装の様子をレポートしていきまーす。

塗装を終えたパーツたちです。きっちり詰めればこんな感じでドライブース(食器乾燥機)の中に余裕で収まります。さらに手前側にも2段スペースを設定出来るため、もしメッキパーツの塗装を行ったとしても、全パーツを収められたんじゃないかなー。



では塗装したパーツと使用塗料を合わせて紹介していきます。胸部、バックパックなどの濃紺色のパーツは、ベースグレー(様々な色を混ぜて隠蔽力を高めた黒に近いグレー)を下地に吹いた後、
[GSIクレオス] インディブルー(40%)+[GSIクレオス] パープル(40%)+[GSIクレオス] コバルトブルー(10%)+[GSIクレオス] ブラック(10%)を重ね吹きしています。

続いて赤い外装パーツは、こちらも先ほどのベースグレーで下地を塗装した後、
[ガイア] ブライトレッド(85%)+[ガイア] ピュアブラック(15%)を吹いています。

ゴールドで塗装したパーツです。
[GSIクレオス] スーパーメタリック ゴールド(100%)の単色塗りです。今回は外装がゴールドなので、フレームのゴールドは少し控えめにしたのですけど……もう少しアクセントで配置してもよかったかな。

動力パイプは、
[GSIクレオス] スーパーメタリック スーパーファインシルバー(100%)を下地に吹いた後、
[GSIクレオス] GXディープクリアレッド(100%)を使い何度も重ね吹きし、最後に
[タミヤ] クロームシルバー(100%)で塗り分けています。
バックパックのスラスターノズルは、
[GSIクレオス] スーパーメタリック スーパーファインシルバー(100%)を吹いた後、
[GSIクレオス] クリアーレッド(100%)でキャンディコート。センサーパーツは、
[GSIクレオス] クリアーグリーン(100%)で塗装しました。

ここからはフレームパーツになります。写真の部位は、
[GSIクレオス] スーパーメタリック スーパーファインシルバー(100%)で塗装。

シルバーで塗装した以外のフレームパーツは、
[GSIクレオス] スーパーメタリック スーパーアイアン(100%)で塗装しています。こうして並べると結構まとまった数になりますなぁ;
ちなみに、フレームパーツなどは
[GSIクレオス] スーパークリアーIII(100%)で仕上げ、その他の外装パーツは、
[GSIクレオス] スーパークリアーつや消し(100%)でコーティングしてます。


再組み立てするとこんな感じにー。まぁ当サイトではお馴染みになりつつあるフレーム状態ですね; 次はもう少し趣向を変えてみようかなぁ……。装甲のゴールドとの対比を考慮しガンメタに近いダークアイアンに仕上げようかとも考えたのですが、作例的にはよくあるカラーバランスになるので敢えて通常のアイアン色にしてみました。
以上です。残りはメッキ処理された外装パーツですが、そちらはゲート跡のリタッチのみです。手元ではすでにそれも終えてますので、次回でこの百式の作成レポートも最終回かな。レビューは年明けになってしまいますけど、なんとか年内に完成することが出来ましたー。ということで、次回の外装編は今週中か遅くとも週明けにはなんとかする予定です。お楽しみに!
では、See you next time!
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