パッケージサイズ(少し薄めな厚みも含め)、ボックスアートデザイン(バトロイド、ファイター、パイロット)などは、マクロスFの1/72キットとほぼ同じなので、なんというか懐かしさも少し感じますね。マクロスFが……なんともう8年も前なんですよww いやー月日が経つのはほんと早いものです。
ちなみに中身の方はというと、パーツ数は可変キットであることを加味しても少なめな印象です。
取説も昔と同じ横長タイプ。ガンプラ系が基本縦ですから、バンダイキットの中では珍しい部類かも。表紙絵はボックスアートと共通となっています。
ランナーの方は、多色成型ランナーが1枚含まれるのですけど、青と白の成型色がちょっと……。青は設定色とは少し色味が違いますし、白は如何にもプラスチックという白で、部分塗装、素組み派にはちょっと残念ですなぁ。塗装剥げが避け難い可変キットだけに、成型色を活かしたい人もいると思いますが、ちょっと厳しそうです。
フレーム系ランナーは、ABS樹脂が含まれます。最近のガンプラはPS樹脂への代替が進んでいるため、流れとしては逆行していますけど……これだけ複雑な可変を伴う場合は、強度、保持の面から脱ABSとはなかなかいかないのかもしれません。
デカールの方は、テトロン、スライドどちらも付属する親切構成です。綺麗に仕上がるのはもちろん水転写ですが、このキットだと高確率で剥げますからね; 難しいところですー。
以上です。8年の進化がどれほどのものか非常に楽しみなキットですし、今後のラインナップにも期待したいシリーズです。ドラケンも予約開始していますから、残りのジークフリードも順次キット化されることでしょう。ただ、ベースとなる素の機体だと形状の差別化がほとんど見られないため、デルタ小隊5機を揃えるのはなかなか大変そうです;w;
では、See you next time!