バンダイ　RG 1/144 MSN-06S シナンジュ　入手

「先日の届きモノ」は、”RG 1/144 MSN-06S シナンジュ”です。ちょうど1週間か、発売から間が空いてしまいましたが、夏の目玉RGであるシナンジュが届きました！　従来のRGのよりもさらに力の入った仕上がりになっていて、ノズル周りのアレンジギミックだけでなく、赤い装甲はグロスインジェクション、エングレービングを成型で色分け＋金メッキと無塗装派の人でも簡単に設定通りに組み上がるようになっています。お盆休み中にサクッと組み上げられて（休みがあれば……ねorz）しかもカッコイイ、サイズも手頃といいこと尽くめなキットじゃないでしょうか。もちろんちょい塗りを加えるだけでもさらに完成度はあがりますので、部分塗装派な人にもオススメかと思いますっ。ただ、塗装派にとっては、メッキを落としたり、AMSJランナーの塗装、エングレービング周りのシャープ化、といった普通のキットにはない手間が増えてしまいますけどね；　ま、そういった一見面倒な工程の類も、模型の醍醐味の一つと言えなくもないのでｗ　では、軽く中身のご紹介していきまーす。

パッケージはいつものRG仕様（底箱も光沢黒）なのですが、これまでデザイン、大きさ全てが統一されてきたRG仕様において、とうとう厚みが1.5倍くらいに増量されてしまいました。MS自体が大型化が全盛の頃で、さらにこのパーツ分割の細かさ（つまりランナー枚数が増える）ですからね；　たぶん今後出るであろうRGユニコーンも同様の厚みになりそうですね(^^;　

取説はお馴染みフェイスアップ。精悍な顔つきと光沢加減がナイスですねー。これを見てるとついつい光沢仕上げに惹かれてしまうわけですが、つや消しと悩むところです……。まぁ曲面の多い機体ですから、光沢の方が見栄えがいいというか映えるのも確かです。

多色成型ランナーは、色的には彩度の低い地味な成型色ばかりですねｗ　ちょっと分かりにくいですけど、アドバンスドMSジョイントも同封されています。気になるナンバリングは5。つまりガンダムMk-II系と同一ということになります。この辺りは、アドバンスドMSジョイントランナーを流用することでコストをエングレービングの色分けなどに回している、って考えられそうですね。

エングレービング用のメッキランナーです。見事なキラッキラというか、ちょーベタな金メッキでしたｗｗ　ここはMG 百式 Ver.2.0のような少し光沢を抑えた上品なメッキの方が良かったような気もしますがいかがでしょう？；

赤いパーツは、冒頭で書いたとおりグロスインジェクション成型のため、そのままでも素晴らしい光沢具合となっています。こうして実物を見ていると、取説やボックスアートを見た時と同様に、艶ありと艶なしどちらにするか、ほんと悩みますなぁ(^^;

リアルスティックデカールは、今回はそこまで多くない印象です。見た目の印象的には金属箔のシールがちょっと増えましたかね？

以上です。1/144スケールでありながら、なかなか中身の濃いキットで作るのが楽しみです。RGキットもすっかり軌道に乗ったというか、一般化して何よりです。そして、少なくともこれでユニコーン、バンシィもRG化されることはほぼ間違いないわけで、今後の最新情報を要チェックですよ！　でも、主役機よりもライバル機の方が先にキット化ってかなり珍しいパターンですね。やはりユニコーンの1/144での変形は技術的に難しいのかも……。
では、See you next time!