1/72 VF-27γ ルシファー ブレラ・スターン機 [ LUCIFER BRERA STERNE'S CUSTOM TYPE ] 完成レビュー(ガウォークモード編)

2009.12.07 | author: | MACROSS | 開発計画
ここからは、ガウォーク形態の紹介をしていきます。ファイターでは非常にきっちり形態が決まっていましたが、ガウォークはどうでしょう。基本的な可変機構に関しては、お手数ですが「VF-25F メサイア アルト機:ガウォーク」を参照してください。VF-27特有の変形機構については、ここで紹介いたしますよ。また、ガウォークには腕あり、腕なしの状態もあるので、それもあわせて紹介しまーす。

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先ずは、腕なしガウォークです。VF-25とは異なり、脚部が胴体中央と主翼で挟むようにロックされていますから、それらを外してからでないと脚を下ろせません。

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また、VF-25系では膝下外側に配置されていた足首の伸縮ロックが、VF-27では内側に変更となっています。脚部内側のメカフレームは露出した形になっていますけど、ロックレバーがあるようには見えないようディティールが工夫されています。

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脚部を下ろしてる以外はファイターそのままです。ただ、この形態では股関節を外側に開くようなポーズは取れない点はVF-25から変わっていませんね。

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脚を後に伸ばすことで、ファイターに近いガウォーク形態も。そういえば、このブレラ機にはミサイルポッド類は固定武装として付いてないですね…。

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足裏のアップ。足は、つま先と踵2つの3本足ですが、それぞれの足裏にも細かいディティールが施されています。つま先、踵を開くことで、脚部のスラスターノズルが露になります。

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ガウォークで使用する手、ジョイントパーツです。ジョイントパーツは3点ありますが、一番右側がシールドのジョイント、残り2つがガウォークの股関節位置を調整するためのものになります。

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腕ありガウォークにする場合は、股関節と胴体の間に隙間を作るためのジョイントを挟み込みます。VF-25では、ガウォーク用のスタンドアタッチメントという形で提供されていましたが、ルシファーではスタンドへのジョイント部はファイターと共通でそのままとし、別途ガウォーク形状維持用のパーツを用いることになります。

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続いて肩の変形です。ルシファーでは、先ず伸ばした肩と上腕を右写真のように戻します。

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その上でショルダーアーマーを展開して元に戻します。肩まわりの構造はVF-25とは明らかに異なっていますね。

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あとは、シールドに腕へのジョイントパーツを固定すれば準備完了です。シールドのジョイントアタッチメントは、VF-25と比べずいぶん小型化されています。

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ルシファーの腕ありガウォーク形態。ベースが同じYF-24だからか、基本的な変形機構はメサイアと同じになっていますので、 VF-25を作ったことがある人にはお馴染みの可変機構と言えるでしょう。

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脚部の開脚率は、VF-25とさほど大きく変わらないかな? 太腿にロール軸があるともっと開くのですが…。ただ、足先の接地性はルシファーの方が高いですね〜。

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ガウォーク状態の機体背面裏側も似たような感じです。もちろん細かい部分のディティールは異なりますよ。塗り分けている所為もありますけど、こちらの方がディティール感はアップしていますね。

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個人的には、もう少しガウォーク形態での脚部の動きに自由度があるといいんですけど…。構造、強度的にプラモでは厳しいのでしょうか?

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ロングライフルは、設定通り射撃体勢へと変形が可能です。

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バレルを左右に展開しますが、展開基部のジョイントが並列で2つ使用する形になっているので、展開後も左右がきちんと平行になります。

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あとは、サイトセンサーを引き出してやれば完了です。サイトセンサーの構造は、VF-25Gのものとよく似ていますね。

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元々が非常に長いので、展開状態になるとボリュームもさらにあがります;

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このルシファーではショルダーアーマーがしっかりとあるため、ガウォークでも肩の動きが表現しやすいです。

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これだけの長い得物ですが、片手でもきちんと保持できるのはすごいです。手首、肘、肩ともに無調整ですよ〜。

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もちろんガウォーク形態でのライフル両手持ちも可能。これが出来るのも、肩、肘の可動範囲がかなり広いからと言えます。

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ライフルの長さの関係で、全体を1枚の写真に収めるのに一苦労; 右写真のような角度だと楽なんですけど(^^;

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ガウォーク状態も、脚周りの可動にVF-25と同様の問題(スタンドを使用すると脚を開いた状態での保持がしにくい)がありますが、プロポーションは良好ですね。

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以上、ガウォーク状態のレビューでしたっ。主翼が大きい分、ボリュームも結構あってカッコイイですよ。

ガウォーク形態のレビューはここまでです。引き続き「バトロイド形態」をご覧ください。
    

            

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