MG 1/100 OZ-13MS ガンダムエピオン EW [ GUNDAM EPYON ] 完成レビュー(MA形態編)

2011.08.12 | author: | MASTER GRADE | 開発計画
ここからは、「MA形態編」の紹介となります。構造的にはそこまで複雑ではありませんが、MAへの可変ギミックとあわせて、双頭の龍を思わせるMA形態をご堪能ください。MGならではの新解釈もございますので、じっくりレビューしてまいりましょー。

MG 1/100 OZ-13MS ガンダムエピオン EW

MA形態に変形するにあたり、取り外すパーツと加えるパーツがあります。取り外すパーツは両手、逆に加えるパーツはジョイントアタッチメントとなります。他は差し替えなしでの変形が可能ですよ。

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先ず写真左のように、手をはずし90度腕を曲げた状態にします。続いて、写真右のようにリアスカートを左右に開き、腰の変形に備えます。

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便宜上一旦バックパックを外しますが、腰関節を写真左のようにロックを外しながら後ろへ回転させていきます。そして、写真右のようにそのまま背中側へと回転させつづけ、白い○で括った箇所同士を合わせます。

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最後に両脚を180度跳ね上げてやれば、エピオンMA形態の大体の形が出来上がります。

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腕にあるクローも忘れずに引き出しておいてやりましょう。

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そのまま横に倒せば、ご覧の通りほぼ変形が完了した状態となります。あとは、シールドを取り付けたり、最後の調整をしていきます。

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MG 1/100 OZ-13MS ガンダムエピオン EW

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シールドはジョイントアームを展開して、裏側にビームソードをエネルギーサプライヤーごと取り付けてやります。そして、腰を変形させたあとに現れるジョイント用の穴にグサっと差込んでください。

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仕上げとして、ウイングの固定ポジションをスライドさせてやる(白い○で括ったピンと溝を合わせる)ことで、MA形態の完成となります。

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迫力のMA形態です。龍というかエイというか…独特な形状ですね。って、エイはハンブラビの方か(^^; ヒートロッドをまっすぐ伸ばしたものが後ろについているので、全長も結構ありますよ; ちなみに、どちらの写真もクリックすると大きくなりまする。

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変形的にはかなり簡素ですが、こうして正面や後ろから見る分には、かなりそれっぽく(ドラゴンぽく)見える姿になります。個人的には特に後姿がお気に入りですねー。あー、なんかに似ているなーと思ってたんですが、エスカフローネみたいだ。

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劇中にはない仕様ですが、MGエピオンのオリジナルギミックとして…MS形態の足裏部分が口のように開きます。これによりメカゴジラのような頭だとはっきりと分かる形状になるので、よりドラゴンを彷彿とさせる姿となります。

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おー…口の有無により、随分雰囲気が変わるものですね。正直、口が無い状態だと少々不恰好な感じが強いのですけど、口のおかげで”足先ではなく頭 ”と認識出来るので、より生物らしさが出てカッコイイですよ。

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脚じゃなくて首か、それっぽく角度をつけてやると、もっとそれらしく見えるかな? あとは、ウイングに前後方向の回転軸があると、羽ばたく感じがより伝わりやすくなるのですが…って無いものネダリばかりしても仕方ないか;

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そういえば今回のMA形態では、大きい写真をほとんど確保してなかったorz 前後の紹介写真以外では、この1枚くらいしか…(´・ω・`)

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オマケはコントラストの違う写真を3枚ほど。基本、コントラストを強くした方が、雰囲気はでますねー。その分正確性にはかけますが(^^; そういえば…このMA形態のジョイントアタッチメントは、重心がかなり前よりになるにもかかわらず、しっかりとMA形態を保持しています。MS形態用が酷かっただけに、この差はなんなのでしょうね;

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以上、”MG 1/100 OZ-13MS ガンダムエピオン ”のレビューでしたー。最後までご覧頂き感謝です_(._.)_

総評ですよー。個人的にはちょっと残念な仕上がり…ですかねぇ。MS形態のプロポーションは、バランス的にあまり好みではないんですけど、他のガンダムと比較した場合は、これくらいもありかもしれません。まぁ脚は太すぎる気はしますけどね(^^; ただ、MA形態のプロポーションは非常によいです。太すぎる脚が、こちらではしっかりとした首になり、いいアクセントになっています。なので減点は少なめにしておきました。可動性は、腰周り、足首周りと目に付く箇所が多かったですね…。斬撃主体のMSでありながら、腰の捻りがほとんど出来ないのはマイナスです; 色分けは、クロー部分のグレー、ショルダーアーマーの色分けが不十分だったことから、少しだけ減点しています。ギミックに関しては、可変機構、ヒートロッドといった、エピオンとしての基本部分をしっかり再現しつつ、口の開閉といったプラスアルファもあって、なかなか楽しめました。コックピットハッチだけはがっかりでしたが、他は概ね満足出来るレベルだと思います。オマケ要素は、機体の性質上ほとんど無いに等しいですけど、口の開閉ギミックとかはオマケにも当たりますので、そのあたりをプラスしておきました。
問題はユーザーへの配慮ですね…。ダブルオーに続きまたかという感じですが、スタンドアタッチメントくらいはしっかり安定性のあるものにしておいて欲しいものです; 正直、なんのために付いているのかわかりませんので…。がんばって組み上げた ⇒ スタンドで飾る ⇒ 直後に落ちて破損、じゃあ洒落にならないでしょう;; あと肩関節の保持力+構造的な問題、チューブの扱いにくさ(手間の多さ)もマイナス要素です。チューブに関しては、銅線ありなしの両方が入っているとよかったかなぁ…。
印象としては、MA形態の出来が、形態保持力、プロポーション、ギミックと非常にバランスよく仕上がっているので、MSでのマイナス面がより際立ってしまっているのかもしれません。ですがMS形態も、保持力などの癖をうまく解消してポージングをさせれば、エピオンらしい迫力を存分に再現できます。是非ご自身の手で、ビームソードとヒートロッドの織り成す迫力の斬撃ポージングが出来るエピオンに仕上げてください。
    

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